FIVBバレーボールネーションズリーグ男子東京大会

6/8,6/9 @武蔵野の森総合スポーツセンター


前身の「ワールドリーグ(WL)」時代を含めても,この男子大会の生観戦は今回が初めてでした。


女子は,8年ぐらい前に代々木第一体育館で当時のワールドグランプリ(WGP)を観た記憶がかすかにある。照明が明るくて視界が白くて眩しかった。そしてオランダのオレンジ色だった。そんなおぼろげすぎる記憶。8年ぐらい前というのは「ずいぶん前で覚えていない」程度の意味で,東日本大震災のその年だった,ということではない。けど,女子のWGPを観に行くってそういう,なにか,いつもと違うことがあった年じゃないかとも。


ともあれ。男子のネーションズリーグ(以下VNL)は2週目。1週目はテレビのダイジェストでちらっとだけ観ただけ,金曜日は仕事でぜんぜんだったので,なんの事前準備もなく予習もなく,飛田給に乗り込んだ。もたもたしていたので,ちょうど第1試合のアルゼンチン対イランのホイッスルが鳴ったころに,会場に到着した。第1試合は1510試合開始。


プレーが始まってもスタンドは暗く,コートだけが明るく照らされている。そして色とりどりの光線が時折行き交う。試合前の演出のようなそれが試合中も続く。1ラリー(ボールデッド)ごとに,新旧とりまぜた音楽が流れ,DJが時折煽る。音楽も光の演出もサーブのホイッスルが鳴っても止まない(ボールに触るころには止む)。


しばらく,4階の隅からのその光景に身体が慣れなかった。目がうるさい。耳もうるさい。まったく落ち着かなくて試合が頭に入ってこない。第1セットが終わったところで3階のスタンド指定席エリアに移動したところ(第1試合はアリーナ/スタンドのエリア内自由席だった)自席もそこそこの光量があるおかげか距離の近さゆえか,ようやく,ほんの少しだけ,息ができた。でも試合が終わるまでずっと上の空だった気がする。


国際大会だから場内アナウンスもMCも,英語→日本語の順。DJはオーストラリア人(たしか)と日本人のコンビ。第2試合の試合前のMC挨拶の様子では,場内演出も主催のFIVBによるもののようだった。たしかにVリーグともJVA主管の国内大会とも違っていたし,今まで観たことのある国際大会(つまり,オリンピック予選)とも趣が異なっていた。これはこれで,国や大陸をまたいだ,FIVBによる大きな興行なのだと感じた。(そうはいっても,場内の表示や掲示,物販等は日本独自のもののようだった。それに,手荷物検査もボディチェックもない)。


自分自身はこの大会との縁はたいへん薄い。ワールドカップをきっかけにバレーボールを観るようになったわりにすぐに興味の対象がVリーグにうつってしまい,代表戦への関心が持続しなかった。代表カレンダーでは6月からシーズンインだが,わたしにとっては黒鷲旗が終わると次の冬まで長いオフシーズン(プロ野球シーズンの本格化)である。今みたいにインターネットで公式にライブ配信される時代でもなく,情報を得たり観たりする手段も興味のある人に限られていた。WL終盤には公式チャンネルで動画が観られるようになり,ようやく,タイミングがあったときにリーグ終盤の上位国同士の対戦などをちょろちょろ観るというスタイルになっていた。


公式の動画配信はVNLになって有料化した。2000円ぐらいでライブで全試合観られるので状況は良くなってるんだろうけど,手続の一手間が障壁になって,今のところポチれていない。


だいたい日本の深夜に試合が行われるので,興味関心を持って大会を追うことが難しいのが正直なところ。それに如何せん日本が弱いので,「弱いって辛い」な話ばかり漏れ聞こえてくる。WL末期には来季は出られなさそうとか救済措置でやっぱり出られるようになったとか,他のチームが別の理由で落ちたために繰り上がって出られるようになったとか,参加チームが増えたかわりに2部(3部?)制にになって,日本はトップクラスのチームとは対戦機会が無いとか,毎年そんな感じだった。よくわかんないけど。


そして,日本のホームの試合も,たいていどこか遠い大きな体育館で開催され,1試合だけ(?)なのにチケット代は国際大会価格でべらぼうにお高い(らしい)という,自分にとっては身近に感じられないものだった。


というのが例年のならい。今年は場所が飛田給,日程も週末。俄に現実味を帯びてきたところに,参集するのはアルゼンチンにイランにブラジルとなかなか魅力的な顔ぶれ。それでもまだ自分ごととは思っていなかったのだけれど,大変ありがたいことに,一緒にどうでしょうとお誘いをいただいた。この上なくありがたいことである。


例年この週末はデートなので,お誘いをいただいた旨のうかがいを立てたところ,どうぞ行って楽しんでおいで,と快く送り出してくれた。


序盤に書いたようにしばらく慣れなくて落ちつかなかったし,帰宅直後は目と耳が疲れて(腰も疲れて)かなりぐったりしていたのだが,2日目(大会3日目)の日曜日には演出にも慣れて,大会を大いに楽しめた。


土曜日の日本戦ではメンバーを落としていた(という書き方が適当かわからないが,自分が名前を知っている選手が軒並みベンチでコート内は「若手」主体だった)ブラジルが,日曜のアルゼンチン戦では,わたしでさえ知ってる選手がもりもり出てきて楽しかったし,フルセットになったのもよろしかった。途中ブラジルがちょとだれてるのかな,という感じも受けたのだが,アルゼンチンはアルゼンチンでコンテ様がコンテ様だったし。


アルゼンチンはメンバーが大きく替わっている印象を受けた。たぶん単純に何年も観ていないだけだろうが。ブラジルもブルーノが登録外だったので,セッターが若い。若いし185cmと低いけれど,うまかった。それに比べると,「イランのセッターってマルーフしか知らないっていうぐらいずっとマルーフ」なマルーフがいたイランは「いつめん」感はあった。それでも日曜の日本戦ではOPにガフールではなくヤリを起用し,前日最後にちょと足をひねってたっぽかった(記憶違いかもしれない)ムーサビ(シャツネーム的にはセイエド)も出場せず。


日本を応援していないかというとそうでもないし,日本代表にも日本国内チーム所属でない選手がいるのでその選手を観られる貴重な機会でもあるのだけれども,でもまあ,ブラジル楽しかったね,うまかったね,というね……それを観に行ってるようなものなので,その点ではたいへん満足。スタンドの遠いところからだったけど,レアルもルカレッリもほんとにかっこよかった。日本戦で出てたOPもかっこよかった。イランも,ガエミたんはアップゾーンでフリーダムなやんちゃベテランになってたけど,サイドで出てた7番の選手(人の名前を覚えられなくなってしまった)がたいへん素敵だったので楽しい。


だれも利き手と逆の手で打ったりしないしダブルコンタクトが頻発したりもしない。とかいう冗談はさておき。単純に,スゴイ人たちのスゴイプレーを観てスゴイスゴイって言いながら楽しむ,という,スポーツ観戦のほんわりライトな,でも,ほんわりとコアな部分を改めて感じた2日間だった。近隣住民招待券のおかげなのかなんなのか客入りも上々で客層もいろいろで,ほどほどに演出にのってほどほどに騒いで。勝てるわけないと思ってるので気楽でもあり。そこは「オリンピック出場がかかった負けられない戦い」みたいなんと違う,VNLの良さかな,とは。いや,あんまり負けてると良くないのかもしれないのですがそのへんはわからん。


ブラジルにもイランにもストレート負けで,得点も同じぐらいだったのだけれど,内容はブラジル戦のほうが良かったかな。イラン戦はどうもぴりっとしなかった。ひとつひとつみればいいところもあったけれど,プレーもベンチワークも今ひとつ。ブロックがねー……マルーフがうまいのか,そうなのか。身長(だけ)じゃないよねー……


大昔(5年ぐらい前)に「石川が守備よりのサイドができるぐらいになったら強くなるかな」と言っていたんだけど,ポジション2で出てたのを観ても,どうもしっくりと来ている感じはなかったような。さて……

團菊祭五月大歌舞伎(幕見)

歌舞伎座


五月恒例の團菊祭。今年は,尾上丑之助の初舞台。そのほかも若い(幼い)役者が出演し,自分と同世代が活躍する。新元号新時代の息吹を感じるものだった。


目下いちばんの贔屓役者(?)である坂東亀三郎は昼の部,初舞台の丑之助は夜の部。この日に行くのは決めていたが,さて困ったどうしよう,なんて迷ってチケットを買いあぐねてもたもたしていたら,数日前の時点で昼の部が売り切れてしまっていた。この日にしか行けないのに。


たまたま出張で来ていた夫が昼前から仕事だったので,朝一緒に家を出ればさほど遅くない時間に東銀座に着ける。出たとこ勝負で幕見に賭けることにした。


10時15分ごろに着いたかな。けっこうな行列で,一幕目の対面と二幕目の勧進帳まではすでに立見。いちばんの目当ての三幕目「め組の喧嘩」はまだ席があった。混むだろう勧進帳だけパスする予定だったのだが,二幕目を飛ばして1と3を同時に買うことはできない(一幕目が終わったあとでいったん外に出て買い直さねばならない)と言われたので,昼の部三幕通しで買うことに。


歌舞伎座の幕見は熟練のスタッフさんたちが見事な腕前で裁いていく。独特の方式に最初は戸惑うものの,係員の指示に身を任せればスムーズにことが運ぶし,存外悪いものではない。金はないが並ぶ時間はある,全演目観る(時間/金銭/興味関心の)余裕はない,劇場の雰囲気は要らない(諦める)が芝居は観たい,という層にはうってつけである。あと,前売り買いそびれた勢にも。四階席の天井桟敷売店もない(1階売店の利用も不可)が,筋書(およびオペラグラス)の販売と,イヤホンガイドと字幕ガイドと飲み物の自販機とトイレはある。イヤホンガイドは500円で下より安い。一幕分と考えると安くないのだが,一台で昼/夜の間は通して使える。


チケットは基本的に一幕ずつ,各幕の30分ぐらい前から販売するのだが,続けて観る場合に限り,昼/夜の中であれば,自分が観る最初の幕のときにまとめて買うことができる。そして,続けて観る場合は幕間の退出不要(係員が場内でチケットチェックを行う)。ということで,「対面」のみで帰るお客さんの空席に収まることができた。上手の端っこではあったが立見とは比べるべくもない。席を確保しチケットチェックを終えたあとで地下のセブンイレブンまでダッシュ。朝から何も食べてなかった。そのため,せっかくイヤホンガイドを借りたのに,幕間の丑之助インタビューは聴けなかった。


もっとも「勧進帳」のあとで中央付近に移動したら,うっかり一列目に座ってしまってえらく観づらかったのだが。幕見の一列目は手すりが邪魔。二列目に座るべし。覚えた。


昼の部が終わって劇場を出たところでそのまま夜の部の幕見チケット待機列に並び,数時間前に会ったばかりの凄腕係員に「あ,こいつさっきもいたな」という顔をされつつ,夜の部二幕目の「絵本牛若丸」を観た。都合四幕。夜は新宿で夫と外食の予定を入れていたのでそこまで。


だって,初舞台は役者人生1度きりだもの。大きくなったときに「初舞台観た」って言いたいから頑張った。


結局舞台写真は買ってない(買うのはなかなかたいへん)が,筋書きに入ってたからいいや。

寿曽我対面


工藤祐経松緑 曽我十郎:梅枝 曽我五郎:萬太郎 大磯の虎:尾上右近 化粧坂少将:米吉 小林朝比奈:歌昇


観たことがあるのかないのかよくわからないのが「寿曽我対面」だけど,一昨年の團菊祭(坂東ご一家襲名&亀三郎初舞台)の劇中口上狂言なので観ていないはずがない。記憶にない(酷い)


若い人メインのフレッシュな顔ぶれ。梅枝・萬太郎の兄弟で兄弟がメタ的な楽しみだけじゃなくて素敵だった。この兄弟コンビ,もっと増えるといいねえ。


そして,米吉さんはいつみても女の子にしか見えない。好き。

勧進帳


富樫:松緑 弁慶:海老蔵 義経菊之助


太刀持の音若の玉太郎が,若々しくて凜々しくて,とっても素敵だった。19歳だそうだ。


こうして配役を並べてみると,平成の三之助だったのだなあ。令和最初の公演に。丑之助は初舞台を踏み,左近ちゃんはまさに声変わりの最中。これで来年(?)には海老蔵の長男が新之助

め組の喧嘩


明治23年が初演だそうなので,だいぶ新しい。舞台はお江戸,文化2年というから19世紀初頭に(化政文化期ですわね)実際にあった鳶と力士の喧嘩が素材。だそうな。


音羽屋お得意の世話物。粋と鯔背と。


200年以上経った今となっては例によって「すまん,理解できん」という理屈で人々が動いているし,仮に同時代人だったとしてもやっぱりちょっと理解に苦しむというか別の世界で生きてるだろうなーなんて思ってしまうのですが。


そのあたりはあまり深く考えずともよく,大詰の派手な立廻りがこの作品の醍醐味だろう。大勢の鳶が屋根に梯子をかけて軽々と駆け上り(たまにしくじるとそれはそれでおもしろい),跳び下り,たっぷり肉襦袢の力士はなにやら振り回す。わーわーいいぞいいぞ。


辰五郎は菊五郎。よめさんのお仲は時蔵さん。劇団印の鉄板コンビ。若いいけめんがわちゃわちゃ出てきて,目の保養。


亀三郎は辰五郎の倅の又八役。彦三郎の文次に肩車してもらって,あれこれ言ってる様が実にかわいらしい。そのあと,辰五郎とお仲が長々とややこしい大人の話し合いをしている間,BGVのごとく人形で一人遊びをし,時折両親に絡む。


すっごい大変なお役じゃないか。台詞もぼちぼち多いし,台詞以外の芝居(平たく言うと遊んでるだけだが)時間がとにかく長い。居る間の話の流れや両親の台詞を全部覚えてないとならないし,おもちゃも多くないのでずっと遊んでるのも大変そうだ(無邪気に無心に遊んでいればいいのか,親に放置されてちょいと退屈そうなぐらいが正解なのかも難しい)。そしていわゆる子別れのシーンで頑是無い感じが涙を誘ったりせねばならぬ。お芝居をするようになったのだなあとしんみりする。


立廻りでは左近と片岡亀蔵のターンがとても素敵だった。左近ちゃんかっこいいかわいい。少年から青年にうつろうお年頃がたまらない。

(夜の部)絵本太平記


菊之助が丑之助を名乗って初舞台を踏んだときに書き下ろされたものらしい。内容は少し変えてるのかな,たぶん変えてるんだろう。両祖父がほんとに終始にやにやにこにこしっぱなし。中の人がはみ出してる。ほかの役者たちも,みなお祝いムード。劇中口上あり。


じゅふたんこと新丑之助がそりゃもうかわいくて,お行儀良くて立廻りも立派で(神の見えざる手により軽々と跳んで肩の上に乗ったりする),ああかわいかったね,と。


帰りに階段をおりていたら,近くを歩いていたやや年配の三人連れが「いいものを観たね」と言い合っていた。ほんとうに。


ここがスタート。それに立ち会ってその様子を観られる楽しさ。

2019年度春季関東大学男子1部リーグ・11日目(最終日)

浦安市総合体育館


浦安の体育館は3月のVリーグオールスター以来。最寄り駅は舞浜。ディズニーシー行きのバスが便利。近くにコンビニエンスストアがないのが難。アンバサダーホテルの中が最寄りか。ただ,5月の公園は近隣住民と思われる利用者でわりと賑わっていて,ロビーで軽食やお菓子(とコーヒー)が売られてはいた。


オールスターのときよりも照明が少なくてやや暗め。冷房がたいへん効いていた。


前週の広島で二面展開に惑わされず心して見ねばならないと気持ちを新たにしたはずなのに,結局この日もどっちつかずでぼーっと眺めていただけだった。ザッピングも楽しいんだけど試合の流れもプレーもわかりゃしない。

日本大1-3駒澤大


具体的に誰がどうということではなく,学芸を見てても思うし専修が4年生キャプテンじゃないのもそうなんだけど,この時期って就活時期なのよね。自分が大学バレーを見始めたころは就活が前倒しされてたからダイレクトに影響受けてなかったのかもしれないけど,近年はどんかぶりなんだろうか。自分が全くといっていいほど関わりがないのでわからないのだが。


日大のMBは貝原がベンチアウトで34番の2年生西岡。32,34,35,36と2年生ずらずら。31(水島)も途中から出た。関根が坊主頭になっている。


結果5勝8位の駒澤は,不安定ながらもけっこう勝った印象。第1セットだったか森田がただただサーブで狙われてローテを回せなかったときはどないなものかと思ったけれど,なんかしらんけど勝った。日大はもうちょっとどうにかしようがあったんじゃないかとも思ったが。セッターは谷越スタートで途中から三木。リーグ序盤は三木スタートだったが,真ん中あたりで逆になった様子。

慶應義塾1-3専修大


専修は,GWあけ1発目の駒澤に勝てれば7勝だったんだが。とはいえ,Aクラス入りの望みを大いに繋いだ。その後の試合で日体大が敗れたため専修が6位決着。


慶應は,華やかなりしころのOBに「今季ずっとこんな感じでした?」と訊かれて「こんな感じでした」と答えてしまいました。あんまり見てないのに。GWあけから樫村が出てるみたい。

明治大1-3東海大


第1セットを明治が取って,3-1で東海大勝利と予想したらその通りだった。第1セット・第2セット,びっくりするぐらい,ほんとにびっくりするぐらい新井が決まらなくて,本人の調子も上がらないぽくてサーブもさほど走らず。


で,セッターを真子にかえて正解だったのかな。だんだん新井の決定率が上がってきて,止められなくなった。こういう新井を見るのが気持ち良いしこういう新井を見たい。返す返すも,早稲田戦の新井不出場が残念でならない。楽しみは東日本インカレの決勝戦に取っておこうか。


樋内くんがうまくてはまってるし(星野っぽいよね,という話になった。),山崎の頼りがい増し増しなのもありがたい。MBのふたりもがんばってて,山本龍効果はもちろんなんだけど,今日みたいな展開で真子が出てきて勝てるっていいなあ。


早稲田がいろいろぶっちぎりなので霞んでしまうけれど,早稲田戦以外全勝の東海大はかなり盤石に強かったし,今年はもっと強くなれそう。例によってするっとセットを落としたりストレートで勝てない病にかかっていたりするので「ん?」ってなるけど,試合は落とさなかった。


一方の明治は,東海大から3勝差で3位。東海と明治の間には大きな差があるかなー。けしてまるで歯が立たないことはないのだけれど,もっと高精度に調子を維持しないと厳しいね,という点で差があった。新井の調子が上がったのに対して手を打とうとしていたようには見えたものの,如何せん自分らの攻撃が決まらずラリーを取り切れなかったのがしんどかった。


セッターに言いたいことはある。池田ちゃんが生きてこそだと思うの。ほんとに……もう少し早く交代してもよかったんじゃないのなんのための黒鷲旗だったの。ただ,人をかえて対応するのも方法だけど,そこは諦めないでがんばってほしい。


余談になるが,この日は順大のアナリスト氏が卒業研究のためのアンケートを行っていた。アンケート用紙を見たときには「最も応援している選手」を想定して回答する質問に対して「『最も』なんて決められないから答えられない」なんて言ってたんだが,この試合の終盤ごろに「『応援している』という意味では,今まさに,めちゃめちゃ特定個人を応援してるわ」という話になった。


ときに,明治のキャプテンがふわふわパーマで,さて。

順天堂3-1東京学芸


この試合はほとんど見ていない。学芸は,前半まったく出ていなかった4年生sが出ていた。内田スタメン瀬戸山もスタメン。リベロは濱中とスイッチで,前半リベロをしていた1年生の荒井がサイド。ちっさい。ちっさいサイド好きとしてはたいへん気になる。


濱田がレフトの対角。サイドは吉田,濱田,荒井,小松でぐるぐる回していた。小野がベンチにはいたけど出てなかったそういえば。


順大は,この成績は納得いかん……各チーム雑感は別途。

早稲田3-0日体大


昨季1位・2位の対戦とはいえ,申し訳ないが日体大には分が悪い。今日も西村(松葉杖は外れていた)は元気にエンド側スタンドで指令を飛ばしていた。タイムアウトで応援のリードしたときには気づくのが遅れて大変悔しかった。何をしてもかっこいい。どういうこと。


自分が見ていない小田原週はいろいろ試していた様子。今日はOP藤原で高橋仲本対角。MBに14番城野が途中出場。


早稲田お強い。


日体大は毎年春はあんまり好成績を残さない印象があるとは言っても,Bクラスは記憶にない。*1チームとしてはたいそう不本意な成績だろう。西村が途中で怪我したからと言っても外野はともかく当事者はそれを言い訳にはしない・できないじゃろうし。

筑波大1-3中央大


6勝同士の直接対決,負ければ5位,という状況で,これは手に汗握る展開。


なんだけども,見ている自分が冷房にあたって少々お疲れ。この2チームは今季良く分からない読めないツートップだった。


中大は日体大と同じく,春のいろいろやってみよう+主力離脱という状況。齋藤なり伊藤なり,OP中野を途中のセットからOP伊藤で中野富田対角にしてみたり,いろいろやってみて,出た選手は皆それぞれ自分らしくがんばってる。チームみんなでなんとか勝とうとしている様子は,大変良いかんじだった。


筑波が5敗で5位。このあたりは星の取り合いで団子だったが,開幕前の予想に反して苦戦した。自分の予想がいかにあてにならないものか。

成績発表

  1. 早稲田大学 11勝0敗 11.000
  2. 東海大学 10勝1敗 3.333
  3. 明治大学 7勝3敗 1.316
  4. 中央大学 7勝3敗 1.278
  5. 筑波大学 6勝5敗 1.158
  6. 専修大学 6勝5敗 0.864
  7. 日本体育大学 5勝6敗 0.870
  8. 駒澤大学 5勝6敗 0.818
  9. 順天堂大学 4勝7敗 0.833
  10. 日本大学 3勝8敗 0.704
  11. 東京学芸大学 1勝10敗 0.344
  12. 慶應義塾大学 1勝10敗 0.267


勝率とセット率が逆転しているところがちらほら。専修と駒澤は負けるときはすこんすこん負けていたが勝ち星で順位を上げた。専修は対筑波ストレート勝ちが印象深く,駒澤は初日の対明治フルセット勝ちが,なぜか全く記憶にないが,最後に効いた。おそらく東日本インカレ8シード。

個人賞

  • ベストスコアラー:順天堂19岡本捷吾238(次点:日体大11高橋良234)
  • スパイク賞:早稲田7村山豪65.5(次点:専修大3谷直也58.5)
  • ブロック賞:東海大28佐藤駿一郎0.95(次点:明治大15三輪大将0.82)
  • サーブ賞:早稲田8宮浦健人21.7*2(次点:明治大9池田颯太*3
  • サーブレシーブ賞:東海大9外崎航平72.3(次点:順天堂22高橋和幸71.3)
  • レシーブ賞:早稲田4村本涼平
  • セッター賞:早稲田10中村駿介
  • リベロ賞:早稲田1堀江友裕
  • 新人賞:早稲田18大塚達宜
  • 敢闘賞:東海大4山崎彰都
  • 最優秀選手賞:早稲田1堀江友裕
  • 会長特別賞:早稲田18大塚達宣
  • ベストオブサポート賞:東海大学筑波大学
  • 優勝監督賞:松井泰二(早稲田大学


早稲田勢独占。スタメンで唯一個人賞がないのが武藤。黒鷲旗(NEXT6でスタメン7人中1人だけ圏外)に続いてここでも。ここまで来ると不憫。

*1:リーグでは2015春9位秋8位以来。今の4年が1年のときなので記憶にないと言うほど昔のことでもなかったが,7季ぶり。

*2:と聞こえたけど11.3かな

*3:8.8?

第68回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/5(日)大会5日目・準決勝(仮)

朝潮橋


5日目.八幡屋公園でフリマやってた.例によって朝からはつらいので,女子準決勝2試合目途中で到着.日立の応援団のキレキレのオタ芸を久しぶりに堪能し,シーガルズ山口舞の年齢35歳に驚く.女子見ない度が年々上がっていく.(現V1しか見ていなかった頃は今よりもうちょっとだけ女子の無知さ加減は小さかった).岡山佐々木の後衛でのプレーがとても素敵だった.

パナ 3-0 JT


パナつええええ.前日のパナ-ジェイテクトは朝イチということもあって落ち着かないうちに始まり,自分があまり集中できていなかった.


前日は兒玉スタメンだったが今日は小宮(と白澤).白澤の渋いプレーに唸りながらも,小宮の活躍がめざましい.


試合後は劉力寶への惜別がやまなかった.

サントリー 3-1 東レ


東レのMBは鈴木をMBカウントしても3人です.富松はフル出場は無理なのかな.片方伏見固定で,セットスタート鈴木,まんなか富松,終盤鈴木,のコンビ遣いだった1から3セット目.第4セットは富松・鈴木で対角.


東レも監督退任,阿部引退,渡辺伏見退団と今大会が最後の人が多い.


試合進行の分が悪くて勝つために必死で気づく余裕もなかったんだろうが,第4セットだったかサントリーが米山弟をピンサでなく後衛で残していた間に,米山兄を入れなかった東レベンチ(心情的には小林監督)の無粋さは実に残念だった.そういうの,大事よ.所詮と言ってはダメだけど,連休中の娯楽なのよ,観客にとっては.


サントリーは本日も秦ががんばり,小野のサーブが効き.


試合の内容には言いたいことがたくさんあるが(星野が前日とは別人のようにスパイクが決まらなかったとか,星野に限らず東レの前衛陣のプレーが物足りなくて渡辺が奮闘していたとか),そんなこんなで試合後の阿部以降4選手の胴上げにサントリーの選手が参加したのは,前年の酒井引退時が思い出された.

第68回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/4(土)大会4日目・準々決勝(仮)

朝潮橋


3日で体力気力が尽きるのです.準々決勝からは帳票も出るし.(公式記録(第68回黒鷲旗)


あとでほかんするかもしれない.

JT 3-1 堺


どうにかここまで踏ん張った堺だったが,グループ戦では早稲田大に敗戦したあと,V2の富士通にも新人戦モードの豊田合成にもフルセットの辛勝.そこそこ戦力の整っているJT相手にはお話しにならない試合前半だった.


第2セットの25-11には,思わず,洛南高校以下……と呟いてしまう.洛南はトムもリービンもフルでは出てなかったけども.


第3セットを取れたのは良かった.竹元とか小池とか,希望はある.

パナ 3-0 ジェイテクト


アジア選手権から戻って数日.代表選手が抜けた状態での練習日数は多くないのだろう.立ち上がりにはかたさが見られた.


ゲームキャプテンは専田.セッターは新ひとり(公式練習では専田がトスを上げていたらしい).


ジェイテクトは,代表の人数のわりにチームに占める役割が重い選手が抜けている感はあったが,人数でいえば圧倒的にパナのほうが欠けている.ストレート決着には,「パナ強えな」と舌を巻くしかなかった.


セット間にスタンドのアナリスト席から派遣された伝令掛の小林が藤中に資料のプリントを渡してて,かわいかった.

東レ 3-1 早稲田


東レは,この役を自ら買って出た,と思っている.知らんけど.Vリーグチームを倒して勝ち上がってきた大学チームに力を見せつけるのが東レの役割なの.きっといつもそうなの.2006年の黒鷲旗東海大だって,2016年(だっけ?)の天皇杯東海大だって,東レが倒した.


第1セットは早稲田が取った.でも,そこまでだった.第2セットの序盤に大塚が立て続けにブロックされて,ああ,これは東レの対策が完了したんだな,と.


東レは,おそらく考えられるであろうフルフルのガチメンバー.前日のJT戦よりもここに照準を合わせていたかのような.そして試合中も一切油断せず,勝つための手段をきちんと取る.


それこそがチームへの最大の敬意であり,その東レと互角に(ふつうの試合のように)戦った早稲田の強さの証明だった.

サントリー 3-0 FC東京


結果はストレートなんだけど.33−31,31−29,25−22.1・2セット目は接戦も接戦だった.


サントリーのサイドは秦・藤中対角,第3セットは秦のところが喜入.


FC東京は楽しくて応援したくなるチーム.そういうチームカラーを追求するのか,でも,それだけじゃ手詰まりでは,と来季以降などを考えつつ.


専修大OBが多い両チーム,試合が終わるやOBあちこちで交流に花が咲き,6人で集合写真を撮っていた.(そして混ざれないたかはしたくや).

第68回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/3(金)大会3日目

朝潮橋


予選グループ戦の最終日.男子はほぼ毎年,トーナメント進出チームは確定していて順位決定のみとなるが,今年は,トーナメント進出がかかる試合が2試合あった.どちらもBコート.今日も長くなりそう.


3日目ともなると椅子に根を生やして座り続けているのが辛くなり,知人への挨拶と称した散歩に出がち.そのぶん試合観戦はおろそかになるが,全国各地からこの場に集まっている人と顔を合わせるのもまたお祭りの良さということでひとつ.


要するに今日はあまり試合を見ていない.

[A1] 福山平成大学 3-0 洛南高等学校(25-15 25-22 25-21)


洛南高:18金谷 3三浦 1宮坂(10中井) 5溝井 13酒井 12熊崎 L6内藤/7木村


福平大:37藤原 10福元 8三好 7西本 9山崎 19坂元 L20谷尻


〈メモらん〉


  • 第3セットの前半は洛南がリード.しかし13-13で平大が追いつき,逆転した.
  • この大会の平大は,(異論はあろうが)比較的戦力が整っているV1所属2チームと高校という組で,対戦相手が極端というか.なかなか難しいところに入ってしまった.

[B1] 富士通カワサキレッドスピリッツ 1-3 早稲田大学(22-25 21-25 25-22 15-22)


早稲田大:4村本 2武藤 8宮浦 18大塚 7村山 10中村 L1堀江


富士通:1中川 11浅野 10岡村 18長谷山 14岩井 7加藤 L12芳賀


〈メモらん〉


  • 富士通,試合としては昨日がマックスだったか.
  • でも,早稲田相手から1セット取った.第3セットの早稲田はスタートを半周回し大塚サーブで始めた.第4セットには戻したので,何かの実験(?)だったのかしら.→わせすぽの記事に掲載されている村本のインタビューによると,半周回しは村本と相手OPとのマッチアップ回数を減らすためだった由.
  • 第3セットは富士通が取ったが第4セットはスタートからもりもり早稲田.5-8のテクニカルタイムアウトのあと,6-10で富士通タイムアウトを取っているので,途中経過はひかえていないのだが,おそらく6-9となって武藤のサーブになった.はず.
  • サーブポイント3本(?)を含む7連続ブレイク.6-12で富士通がSR二枚替えで尾木・柳田を入れ前衛にアタッカー3枚揃えたもののなかなかサーブを切れない.13点目はノータッチエース,14点目は柳田が被ブロック,15点目は名手芳賀の手を弾いてのサーブポイント.ここで富士通2度目のタイムアウト.あけて村山が柳田をブロック.セカンドタイムアウト
  • タイムアウトあけに(2枚替え戻したんだったか)中川のバックアタックが決まってようやくサイドアウトとなった.
  • 左手から繰り出される外に曲がっていくボールがコートの端に落ちる.すごく取りづらそうなサーブだった.
  • その後富士通が連続得点することもあったが,最後のほうは,早稲田が岩本,重藤,中島,中濱と盛大にメンバーチェンジをし,黒鷲の大舞台で短い時間ながら実戦経験を積んだ.
  • 富士通は,3日間で登録選手全員出たのかな.前日まで出番のなかった尾木も今日出場.スタメンじゃなかった横田も途中から出た.
  • 山本監督の粋な計らいを感じる.引退する4人が全員コートに入っていて,他の選手たちはコートへの出入りの度にいちゃいちゃ絡みにいく.前日の試合が,V1相手にできる限り良い(内容の)試合をしよう,というスタンスだったとすれば,今日の試合はどちらかというと内向きの,結果としては最後を見に来たファンたちへの外向きにもなる,引退記念試合めいた体になっていた.
  • アップゾーンでは富士通の得点時の例のパフォーマンスを普段やらない尾木や横田に二人羽織でやらせようとしたり,Aコート第2試合待ちの(コート挟んで斜向かいにいる)明治大に手を振ってみたり.
  • 第4セットの終わり頃はすでに選手の目が赤く,もうあまり試合どころではなかったような.
  • 試合後は応援団側のコートに移動して胴上げを行った.そちら側に荷物を残したまま早稲田サイドの応援団に挨拶をしていた早稲田の面々は胴上げの間待機し,胴上げに拍手を贈った.
  • 試合後の出待ちでは,中川待ち列が2時間ほど続いていたと志波がTwitterで書いているらしい.ファンに愛されその愛にどこまでも応える選手だった.

[A2] 明治大学 3-2 大分三好ヴァイセアドラー(22-25 23-25 25-17 25-21 19-17)


大分三好:4勝(19辻口泰) 8川口 14ヤカン 15マーク 9林(16濱本) 22藤岡(5大西) L11辻口智


明治大:6鈴木 2鎌田 23安井(10島) 9池田 1小松 15三輪(19安孫子) L21鳴尾/14瀧田


〈メモらん〉


  • どちら寄りで見ても,良いところもあれば悪いところもたっぷりあった試合で,最後は紙一重の差.
  • 第1・第2セットはどちらも,セカンドテクニカルタイムアウトぐらいまで明治リードも,そのあたりの,勝が後衛に下がるところで辻口泰地が入って辻口サーブ(から後衛3ローテ辻口)というローテで,三好が大量連続得点で逆転しリードも取って,そのままセットを奪う,というパターンだった.
  • 第1セットは20-17ぐらいからで,明治S1レセプション.鎌田と池田が左右入れ替わらないとならないところで難しくはあるのだが,池田決まらない,時間差の小松のパイプも決まらない.20-21と三好が逆転して明治タイムアウトタイムアウトあけに池田のスパイクが決まって21-21となるも,22-23からヤカンのサーブが鎌田を弾いて22-24,小松スパイクミスで22-25.
  • 第2セットは17-15で辻口のサーブとなり,三好ブロック祭りで4連続ブレイク17-19.そのあとは双方サイドアウトが続き23-25.
  • 第1セットはともかく,第2セットは,無為無策にずるずる失点する明治にいらいらした.具体的には池田へのトスがあわずに手にあたらずに三好に17点目が入り,もう一本続けて池田にあげてシャットアウトされたときに,一瞬セッターかえてみてはどうだろうとか.
  • ところが第3・第4セットは辻口のサーブを1本で切れた明治が,逆にそのあと,とくに池田のサーブ(三好のS4レセプション)で大量連続得点を積んだ.池田のふんわり浅めのサーブを徹底してマークに取らせ,なんでかしらんけどワンチにかけてトランジションでなんでかしらんけど得点できるとか,なんでかしらんけどヤカンが止まるとか.びっくり.終盤の池田サーブローテでは,鈴木→上林でブロック強化.これも的中した.
  • 第3セット19-16で池田がサーブに下がるところ(つまりセッター前衛に上がるところ)で上林投入.池田ちゃんふわふわサービスエースで20-16.三好タイムアウト.タイムあけも池田が徹底してふわふわサーブを浅めに入れて,前衛ライト側なマークに拾わせ,三好の攻撃が池田に釣られてふんわりしてしまったりしなかったりを全部回収して,ラリーを取るトランジションアタックは三輪.三輪.三輪,全部三輪で23-16.マークスパイクディグからすったもんだの末のヤカンの踏み越しで24-16.マークのスパイク決定で24-17.このスコアはプロ野球33-4並みのネタ点差だが最後も三輪のスパイクで25-17.20点目以降どっちも15番しか得点していない.というか上林が三輪に頼りすぎ.
  • 第4セットはそこまでの大量連続得点ではなかったが,泰地が入った時点で18-14とそれなりの点差.ここは明治が1本で切ったが,三好も川口のピンサ濱本や次のヤカンがサーブで殴り,ブレイクし追い上げる.明治もレシーブ(圧倒的に鎌田が拾っている)は上がっているけれど,攻撃が通らない.21-19で明治タイムアウトタイムアウト明けは三輪が決めて22-19.ここで池田サーブ&前衛上林IN.
  • 池田ちゃんのふわふわサーブが前衛ライトにいるマーク以下同文で,三輪(たぶん)がヤカンブロック,林が決まらなくてトランジションのヤカンのスパイクがアウトになって24-19.ヤカンスパイク決定24-20,石橋サーブ,上林ダブコンで24-21,池田が決めて25-21.
  • 三好こそ,文字通り現在ワンセッターチームなのでセッターはかえられないけど,なんか,あるでしょう,ほかに.知らんけど.
  • 先に3セット取ったほうが勝ちなので.第5セットに切り替えて行こうと考えたのかもしれないけれど.
  • 第5セットはスタートからマークを外して,勝と泰地の対角.デスヨネー.
  • 明治サーブスタートで,ヤカンサーブの次が池田サーブになる,お互いの応援席が手に冷や汗をかく展開.池田はマークのところに入った辻口狙いのサーブ.ここ,前衛が三輪・小松・鈴木になる攻撃面ではしんどいローテーションではあるが序盤は三好がミスって明治がやや先行.7-6から三好が藤岡サーブローテで4連続得点で7-10.
  • この試合の明スポの記事に,鈴木が池田メインにサイド中心の組み立てで云々と書かれている.逆にいえば,S2のここはちょっと苦しんでいた.池田のバックアタックを使うのだがなかなか通らずトランジションの勝のスパイクがよく決まる.
  • 安井のスパイクをブロックしたがネットに触ってしまって8-10.続く鈴木のサーブで明治が追いつき10-10.
  • 以降しばらくは三好先行でサイドアウトの連続.11-12でピンサ石橋のサーブで崩し辻口が池田を止めて11-13.明治タイム.池田が決め手12-13.明治のピンサ松本がサーブで崩し,三輪がスパイク決めて13-14,松本サーブミスで13-14.マッチポイント.サーブはヤカン.否が応でも心拍数が上がる場面.
  • ここをさらっと鎌田が返し三輪が決めて14-14.今更だけどなんで三好ちゃんはサーブの照準を主に鎌田に合わせててあまり鳴尾に取らせなかったんだろうねえ.いや,カットが乱れないまでも体勢を崩せれば鎌田が使えなくなるしし,カットも乱せればばMBも使えなくて池田か小松に絞れるのを狙っていると思うのですが.
  • 14-14で回って来た池田のサーブはヤカンが1本で切るが,15-15から上林のブロックで16-15と明治が前に出る.さいごは後衛に下がるところで戻った鈴木のサーブで,勝のスパイクミスを誘ってゲームセット.まさに紙一重
  • 明治ちゃんはこの経験が今後に生きることを願う.

[B2] 尼崎市立尼崎高等学校 0-3 近畿大学(21-25 23-25 21-25)


〈メモらん〉


[A3] 東レアローズ 1-3 JTサンダーズ(25-19 26-28 19-25 18-25)


〈メモらん〉


  • 最初の方は全く見ていない.第3セット以降の東レは前日みたいなメンツになっていた.
  • 勝てば堺-合成の勝者と,負ければ早稲田との対戦.そこを意識してもしかたないので,そういうことではないと思う.
  • 連戦の中日の,いろいろやろうぜだった東レ.一方,最後まで固定気味(さいしょのうちを見ていないのでなんとも言えないが,少なくともエドガーと劉はずっと出ていた)だったJT
  • タイトルまで視野に入れたとき,連戦の疲労を措けば,セッター金子と合田で実戦を戦う時間が長いほうが良いという判断もあろう。

[B3] 堺ブレイザーズ 3-2 豊田合成トレフェルサ(19-25 25-23 32-30 27-29 15-13)


〈メモらん〉


  • いちばん沸いた試合.ブレイザーズファンが多い.大阪だから特に.会場のあちこちで黄色いレプリカが見られ,得点のたびに黄色いハリセンが上がっていた.
  • 豊田合成は新人4人スタメン.
  • 敗戦=岡本引退.こちらも試合後に胴上げ.
  • 途中から岡本が出ていたのはけして引退試合にするためではなく,勝ちに行くためだったろう.第3セットはぎりぎりで堺が取り,第4セットぎりぎりで合成が取った.まさに意地と意地.デュースの長いラリーで強打スパイクを上げて繋がるたびに客席がどよめいた.
  • ただ,堺の意地が上回った.合成も明日の試合を戦いたい気持ちは大変強かっただろうが,この大会の戦略的位置づけは,やはり今日のスタメンに現れているのかな,と.
  • 試合出場機会の少ない選手の試合経験であったり,新人は今後のための見極めであったり。
  • 贔屓目にはなるが,小川がそこそこ小川らしく動けていたのは嬉しかった.天皇杯以降の帯同では借りてきた猫になっていた.コートを仕切って輝くタイプだと思っている.監督風味にベンチに座っていた古賀の隣が下がった選手の席で,小川が下がっているときのそこの並びに感じ入っていた.ほんとにほんとに,これからの選手だと思っている.
  • 高梨は3日間レフトで出場.前日の対早稲田戦では徹底的にサーブで狙われていた.そりゃそうだ.出身大学が同じということもあって山田と印象が重なる部分もある.勝岡と同期でバランスは取れているけれどもちろんそういう話でもなくてこれからがんばれ.
  • そして永露さん.ネット越えそうな高いボールを片手で捌くのはやはりとてもかっこよく,サーブも悪くなく.しかし.さて.

[A4] ジェイテクトSTINGS 0-3 サントリーサンバーズ(27-29 22-25 16-25)


〈メモらん〉


  • 1位通過をかけた熱い戦い,パナとあたるかVC長野・FC東京の勝者とあたるか.
  • 途中から出た喜入がほんとに縦横無尽で,気づけばそこにいるし,気づけばそこから打っている.躍動.ただ躍動.
  • 初めての藤中兄弟対決だとか,早稲田4人同時にコートイン(時間差で小林もコートイン)だとか,都の西北方面へのサービスが過剰気味の試合でもあった.
  • そんなわけで小林はジェイテクトで公式戦初出場になるのかな.「いちねんせい」に戻ってかわいさが天井知らず.

[B4] FC東京 3-0 VC長野トライデンツ(20-25 22-25 20-25)



〈メモらん〉


  • 勝った方がトーナメント進出
  • 第1セット中盤まで長野がリードしていて,近くにいた東京ファンと思われる観客がきりきりしていた.
  • 逆転で第1セットを取ったあとは,FC東京が良い形で進められていたんじゃないかね.
  • 長野のセッター今日はほぼ椿.永露にしても椿にしても,観る者はいささかならず複雑な心境である.

第68回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/2(木)大会2日目

朝潮橋


10時開始.本日もBコートの進行長め.ほかのコートの試合間にBコートだけ試合が続いていることがあり,場内の注目を浴びがちだった.


「中川さんはそういう(注目を浴びる)の,好きそう」


男子ABが隙間なく試合が行われ,どかんと休む暇がない.そのかわり試合中の集中力はしばしば切れる.

[A1]洛南高等学校 0-3 東レアローズ(9-25 13-25 14-25)


東レ:19梅野(14酒井) 11戸嵜 1富松 4ルジェ 10星野 3伏見 L6渡辺


洛南:18金谷 3三浦 1宮坂(1s途中-10中井) 5溝井 13酒井(14中屋) 12熊崎(8岸本) L6内藤/7木村


〈メモらん〉


  • 開始早々,ルジェのスパイクをブロックして洛南がブレイクポイントを取る.
  • ただしその後はご覧の通りの点数.ルジェは1セット目は丸々出てたかな.途中かわりそうな(落合がアップする)気配もあったが,最後まで.
  • 東レが容赦ない感じで,メンバーはぼちぼち代わりながらも手を抜く感じは一切なく,良い雰囲気だった.
  • 洛南のOPの溝井がよく打つ.決まると楽しい.
  • 東レすためん.
    • 2s:14酒井 7峯村(8瀬戸口) 1富松(18鈴木) 16落合 10星野(5米山) 3伏見 L6渡辺
    • 3s:9阿部(10星野) 8瀬戸口 18鈴木(7峯村) 16落合(14酒井) 5米山 3伏見 L6渡辺
  • 東レ,今日はリベロ1人登録.
  • 第3セット,一瞬SRの2スイッチバック2枚替えで星野がOPで入り,隣コートの熱戦を見つつ横目でAコートを見つつとしばらくあたふたしていた.トス上がったのかな.

[B1]富士通カワサキレッドスピリッツ 2-3 堺ブレイザーズ(10-25 20-25 25-17 25-23 8-15)


堺:14山口 12小池 21竹元 18ジョルジェフ 10千々木(3宮原) 5内藤 L16今富


富士通:18長谷山 16米澤 5横田(20志波) 4柳田(1中川) 11浅野 10岡村(17角) L12芳賀


〈メモらん〉


  • 昨日合成相手にしょっぱい試合をした富士通.一夜明けた今日は尻尾ふさふさ.本当に面白かった.
  • 途中から入った中川がたいへんな活躍を見せる.おもしろいしおもしろいだけじゃないし.本当に引退するのか.もったいない.ほんとにもったいない.
  • 岩井さんは攻守に大活躍だし,芳賀さんのレセプションの安定感もすごい.V1の(代表選手が多数抜けているとはいえそれでもけっこうな面々が残る)ガチスパイクを,大崩れすることなくあげ続けた.ニコでも千々木でも.溜息しか出ない.
  • 今後の人生(生活)もあるし,フルセットフルスロットルで戦い抜く(×リーグ中ずっと)体力維持も難しくなっていくのだろうし,チームはチームで新しい選手も入れてかなきゃいけないし.わかってるけど,もったいない.横田もね.
  • 富士通と堺.過去の対戦機会はけして多くないと思う.富士通黒鷲旗は常連だけど天皇杯ファイナルは出たり出なかったり.なので,千々木・内藤対岡村のネット越しの対戦にじわりと来るものがあった.
  • もう一つ,直接のマッチアップは少なかったし,在籍も重なっていないと思うけれど横田と竹元の学芸OB対決もあった.今でこそV1のいろんなチームに学芸OBがいるけれど,横田が富士通に入ったときにはまだVリーガー自体が珍しかった.そういう意味で,カテゴリは1つ下ではあるけれど,横田が学芸からVリーガーの先駆者のひとりと思っている.なので.
  • 試合展開は,良い意味で,そんなしんみりした由縁を感じている場合ではなくなった.富士通視点ではもちろん勝ちたかったけれど,堺は後がなかった.
  • 率直に正直に申し上げて,いくら代表5人(以下略)でも,富士通相手にフルってしまうって,やっぱりしんどいなあ,という感想ではあったが,どうにか勝ちきって,自力での決勝トーナメント進出の道を残した.
  • 堺すためん.
    • 2s:5内藤 14山口 12小池 21竹元 18ジョルジェフ(13松岡) 10千々木 L16今富
    • 3s:12小池 21竹元(1松本) 13松岡(18ジョルジェフ) 10千々木 5内藤 14山口 L16今富
    • 4s:5内藤 14山口(3宮原) 12小池 21竹元(1松本) 18ジョルジェフ 10千々木
    • 5s:12小池 1松本 18ジョルジェフ 10千々木 5内藤 14山口 L16今富
  • 富士通すためん.
    • 2s:1中川 11浅野(3田中) 10岡村(17角) 18長谷山 14岩井 5横田(7加藤) L12芳賀
    • 3s:7加藤 1中川 11浅野 10岡村(20志波) 18長谷山 14岩井 L12芳賀
    • 4s:1中川 11浅野 10岡村(20志波) 18長谷山 14岩井(3田中) 7加藤 L12芳賀
    • 5s:1中川 11浅野 10岡村 18長谷山 14岩井 7加藤(20志波) L12芳賀

[A2]明治大学 1-3 ジェイテクトSTINGS(19-25 25-22 20-25 20-25)


明治大:13上林 2鎌田 23安井(10島) 9池田 1小松 15三輪(17松本) L21鳴尾/14瀧田


ジェイテクト:15中根 6ブラトエフ 2金丸(10松原) 11袴谷 8郡(1藤中) 21廣瀬 L12興梠


〈メモらん〉


  • 明スポ(現地入り素敵!)の記事を先に読んでしまったのですが,まあまあ手厳しい内容で.選手たちも結果を厳しく受け止めているようです.同じ1-3負けでも内容が違ってて良くなかった,と.
  • あましちゃんと見てないので内容にはなんとも言えないけれど,あんなものでは.V1をなんだと思ってたんだ.そりゃ,全力でいちばん良い状態でぶつかれればいいけど,まずその状態に自分たちでコントロールできないのが相手が強いってことだと思うよー.
  • 第3セットの最後に島がサイドで入って,セッターも鈴木にかわった.なんならもう少し早くに交代しても良かったんじゃないかなってちょっと思った.はるばる大阪まで来ているのだし.こーでぃーの公式戦出場久々に見たわよ.三輪と島でダブルクイック.
  • 明日は勝つとか息巻いていそうだけど,むやみに力を入れず,せっかくの大会を楽しんでくださいな(昨日似たようなことを富士通に対して書いたら今日良い試合になったので願掛け)
  • だって,ブラトエフ下がらなかったし久保山が出てきたし,ジェイテクトは,いる選手のいる限りのガチだったと思うのよね.ビハインドの第2セットの途中でオポを清野にかえたのと,その2セット目を落としたあとあまり決まってなかった廣瀬を下げて秦を入れた.のが効いていた.清野の打ち方は同じ左打でも池田と違うところから出てくるし,秦はとにかく高いし.
  • 郡さんがすごく良かった.最初ちょっとサーブで狙われたりしてて不安定になりそうになったんだけど堪えてて,終盤はほんとに高くて止められなくて,明治のブロックがったがたで.
  • ジェイテクトはマッチ握ってからのサーブにピンサで松原.最後の一点は絶対に松原に取らせる,という強い意志を感じた.サービスエース取れたらかっこいいなと思ったけどそれは無理で,そしたらそのままコートに残り,バックアタック2本.1本目は拾われて切り替えされたけれど2本目で決めた.
  • 松原は,わたしをチャレンジリーグ沼に落としてくれた選手です.
  • てくとすためん.
    • 2s:15中根(16久保山) 6ブラトエフ 2金丸 11袴谷(5清野) 8郡(1藤中) 21廣瀬 L12興梠
    • 3s:6ブラトエフ 2金丸(10松原) 5清野 8郡(1藤中) 18秦 16久保山
    • 4s:6ブラトエフ 2金丸(4福山) 5清野 8郡(10松原) 18秦 16久保山

[B2]尼崎市立尼崎高等学校 0-3 VC長野トライデンツ(21-25 20-25 18-25)


市尼崎高:7山本(9堀田) 3橘 5佃*1 4坂本(15白井) 2高辻 1栗川 L12中川/13村上


VC長野:13椿 5笠利 16森崎(2s- 3田上) 2須貝 7栗木(2s) 14矢貫 L12山本


〈メモらん〉


  • 長野すためん.
    • 2s:13椿(24長田) 5笠利(9池田) 3田上 2須貝 17松村 14矢貫 L12山本
    • 3s:24長田 17松村 3田上 21高澤 9池田 16森崎 L12山本
  • あまり見てないのだが,昨日に引き続いて長田が入ってからのほうが良さそうに見えてしまうのは,逆の意味での色眼鏡なんだろう.良くない.
  • この時期の高校チームに黒鷲旗はなかなか厳しくて,今年3チーム出場している女子も,どこも得点結果を見るにしんどそう.1時間くらいで終わるし.
  • そんな中でストレート負けながらどのセットも20点前後までもってきた市尼は,容赦ない大人に容赦なくボコられる構図とは全く違っていた.例えば同一カテゴリの実力差の大きいチームが試合をしたときのような.大型連続失点があるとか歯が立たないとかじゃないのに,地力の差でじわじわ少しずつ点差を広げられていくような.
  • もうちょいじっくり観たいのだがここはAコートを見がちでござる.

[A3]JTサンダーズ 3-0 福山平成大学(25-17 25-19 25-14)


JT:17金子 16劉 4中島 6エドガー 18山本(9吉岡) 1安永 L10井上


福平大:10福元 8三好 7西本 9山崎 19坂元 37藤原(35山口) L20谷尻


〈メモらん〉


  • JTすためん.
    • 2s:1安永 17金子(12合田) 16劉(8武智) 4中島(21ロジャーズ) 6エドガー(7八子) 9吉岡 L10井上
    • 3s:12合田 8武智 21ロジャーズ 7八子 9吉岡 1安永(4中島) L15唐川
  • JTは前日からベンチ入りメンバーがかわって,八子と吉岡が入った.
  • このグループは東レJTが勝ち上がり.リーグでの力も伯仲,今大会どちらも代表選手を欠くが,だいたい同程度.そしてどちらかが早稲田と対戦することになる.明日のグループ1位決定戦が楽しみである.早稲田とやりたいのかやりたくないのか,わたしならやりたくない.アウェイムードになるのがわかってるし勝手もわからないから.
  • 深津不在の今こそ金子と合田はアピールしどき.
  • 広島と福山の対戦,実はそんなにご近所さんじゃないけどご近所対決みたいな.
  • 平大は今週末の楽しみに.

[B3]早稲田大学 3-1 豊田合成トレフェルサ(24-26 25-21 28-26 25-23)


早稲田大:4村本 2武藤 8宮浦 18大塚 7村山 10中村 L1堀江


豊田合成:5前田 22高梨(13岡本) 2山近(21永露) 14椿山 23勝岡 9高橋(8神谷) L24小川


〈メモらん〉


  • TGすためん.
    • 2s: 22高梨(13岡本) 2山近(16黒澤) 14椿山(21永露) 23勝岡 9高橋 5前田(1山田) L24小川
    • 3s:22高梨(13岡本) 2山近(21永露) 14椿山(1山田) 23勝岡 8神谷 5前田 L24小川
    • 4s: 5前田(21永露) 22高梨(13岡本) 2山近 1山田 23勝岡 8神谷(14椿山) L24小川
  • 早稲田が決勝トーナメント進出一番乗りだったそうだ*2.大学チームの決勝トーナメント進出は2010年(東海大)以来とのこと.快挙である.
  • 以下次号

[A4]サントリーサンバーズ 3-0 大分三好ヴァイセアドラー(25-16 25-21 28-26)


サントリー:9大宅 10藤中 14加藤 13ムセルスキー 11秦(15喜入) 12塩田(17星谷) L1鶴田


大分三好:15マーク 8川口 14ヤカン 24米田 9林 22藤岡(5大西) L7松尾→11辻口智


〈メモらん〉


  • 17:15終了
  • 以下次号

[B4]近畿大学 2-3 FC東京(25-22 30-32 19-25 25-20 14-16)


FC東京:10デロッコ 12小田嶋 23小森 9手塚 18栗山 4山田 L3橘


近畿大*3:11中野 19五味 2庄司 9江崎 5東野 15江口 L6森


〈メモらん〉


  • 東京すためん.
    • 2s:12小田嶋 23小森 9手塚 18栗山 4山田 10デロッコ(11迫田) L3橘
    • 3s:11迫田 12小田嶋 23小森(16手原) 9手塚 18栗山 4山田(14長友) L3橘
    • 4s:9手塚 18栗山 4山田(14長友) 11迫田 12小田嶋 23小森(16手原) L3橘
    • 5s:29井上(2玉宅) 14長友 11迫田 18栗山(12小田嶋) 16手原 9手塚 L3橘
  • 面白かった.
  • 近大はV1相手に2試合連続フルセット負け.今日こそ勝ってほしかったけど,でも! おもしろかったです.2セット連取から3セット連続で落として逆転負けした前日と違って,1-2から第4セットを取ってのフルセットだったので.
  • 第4セット,18-18から江崎のピンサで入った16番ちゃんサーブで6連続得点.21-18でFC東京が2枚替えを戻そうとしたけれど遅くて認められず,かつこの試合2度目の遅延でレッドカード,近大に22点目が入った.このセットの大勢はここで決したと思う.
  • そして東野が小田嶋を止めて23-18.まだセッター前衛になるローテーションだったが山田と小森を戻す.コートに戻った小森がバックアタックを決めて東京がサイドアウトを取った.
  • 最終セットも近大ややリードで8-7でコートチェンジ.栗山の打数少ないって言ってたら打ってアウトになったり迫田がパスで返したボールがアウトになるアチャーな事故もあったりと11-8でFC東京が2度目のタイムアウト
  • 完全に近大の流れだったところで近大のタッチネット.11-9,まだ2点差.でもこれが流れをかえた.タッチネットNGと言いたいのではない.責めるつもりもないし.ただ,ここで潮目が変わった.
  • このセットスターターだった長友が通過点の低い速いサーブで近大のレセプションを崩し,トランジションアタックを迫田が叩き込んで2連続ブレイク.なんだかインカレ思い出す頼もしさ.1年生の秋のおぼろげな記憶(古すぎる)で守備寄りサイドだと思ってたらめちゃめちゃえぐいエースで,騙された気になったインカレ準決勝……
  • 閑話休題.近大アドバンテージのサイドアウトのあと13-13から,これまたこのセットスターターだった井上が庄司のスパイクをブロックして13-14と前に出て,先にマッチポイントに手をかける.入れてて良かった井上仁.
  • 最後は長友が決めて,FC東京2勝目.このグループは1チームしか抜けられないので,明日2勝同士のVC長野とトーナメント進出をかけた直接対決となる.
  • 第4セットに中断があった件.説明はないが,近大のサーブ順の確認(おそらくは近大がミスっていた)と思われる.近大中野サーブ・栗山スパイク決定で15-16となり2ndテクニカルタイムアウト.TO明け,FC東京手塚のサーブ順だったが,交代で宮原がIN.宮原サーブ・江口スパイク決定で16-16.近大が江口にリリーフサーバー谷口in.
  • 谷口サーブ・迫田スパイク決定16-17→(たしかここで谷口→江口)→栗山サーブ・江崎スパイク決定17-17→で,近大の次のサーバー,となったところで,近大側が「あれ?」となった.江口の次なら江崎のはず,だけど,五味がサーブを打ってないので,江崎と五味で「ん?」.
  • 中断の末,得点はそのままで,本来のそこでのサーバである江口のサーブでリスタートした.つまり,五味のサーブが江口(谷口)に取って代わられ飛ばされた格好.と思う.もし自分の見間違いで,谷口が五味にかわって入っていたのなら何ら問題はなくホントに確認だけなんだけど,近大に詳しくないから選手とか背格好とかわからないけど,それまでの交代ルーティンから考えても,19(五味)じゃなくて15(江口)と3(谷口)が交代してたと思うの.
  • サーブ順の誤りは,相手チームから指摘があった場合は間違えていた時点まで減点されると記憶しているが,自チームから申し出た場合は得点そのままなのかね.栗山サーブのラリーで近大が全体的にポジショナルフォルトになっていた可能性も高そうだけど,誰も気づいてなくて遡及確認のしようがないから不問なのかな.
  • ややこしくなった原因は,近大がMBの庄司/江口の前後をこのセットから入れ替えていたこと.中野のサーブの直前にFC東京が(OP小森のサーブ後)SRの二枚替えをしていたこと,中野サーブ直後に手塚→宮原の交代をしていたこと.
  • 自チームローテがそれ以前のセットと微妙に違っていた上に,相手チームが大量の選手交代をしたものだから,サーブ順がわかりにくかったんだと思う.
  • MBのサーブにリリーフサーバーを入れるのは定石中の定石と言える起用法であり,そして,前のめりでMBのサーブ順より早いタイミングで交代しようとする(してしまう)のも,稀に見かける.交代しようとして寸前に気づいてパドルを握ったままアップゾーンに戻ったり.今年に入ってからでも,いつかのどこかの試合で(具体的には覚えていないが大学春リーグかな),MBがまだ前衛にいるのにレシーバーの選手と交代してしまったのを見た.
  • それくらい,やりがちなミスであれば,まして相手チームの交代が続けば,まあ,仕方ないかも.近大としてはFC東京に指摘されずに済んでほっとした,というところだろう.このセットを取ってフルセットになったから.

*1:開始時はちがう選手が入っていて1-3でin

*2:C組でってことかね

*3:リリーフサーバなど細かい交代はあるのですがややこしいので略

第68回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/1(水)大会1日目

丸善インテックアリーナ(大阪市中央体育館


始まりました,令和最初の大会.例によって試合開始ぎりぎりに到着したによって,先着○名に配付の新元号記念クッキーはもらえませんでした.9:15開会式,11:00第1試合開始.連休だからか初日にかかわらず客入り上々.明日からは10時開始.


Vリーグ勢にとっては,新生V.LEAGUE初年度最後の大会となる.男子はV1が10チームになったので,V1:10,V2:1という配分.V2は優勝チームしか出られなくなった.大学4(全日本インカレ上位3+大阪府協会推薦枠1),高校1(春高優勝チーム)は変わらず.


ただし,パナソニックパンサーズが直前までアジアクラブ選手権に参加していたため決勝トーナメントからの出場.その枠には市立尼崎高校が予選グループ戦のみの特例参加となっている.このグループはグループ戦1位のみ(市尼高が1位になった場合は2位のチーム)が決勝トーナメントに進出するしくみ.*1春高準優勝かつ在阪チームの清風ではなく市尼なのを不思議に思っていたけれど,市尼が2018年度インターハイ優勝というのはあったのかも.春高もベスト4.


また,今大会は,代表合宿の日程と重なった.プログラム上は出場選手登録されている選手も多いが実際には不参加.この件の事前の告知有無と告知手段はチームによりまちまち.代表合宿日程と重なっていることはそんなに簡単には気づかないので,いないならいないとえらい筋からまとめて言っておいてほしいです.出場選手と観戦実行がリンクしないタイプの人間が言っても説得力はないのですが.


以下,いつものテンプレ。


  • チーム名の左右は電光掲示板準拠。
  • スタメンは,原則第1セット開始時の目玉。いわゆる1の位置から反時計回り。ただし,試合開始に間に合っていない場合は第2セットから推量していたりとけっこう適当。
  • 第1セットサービススタートチームが上。
  • リベロは,原則(ベンチ入りではなく)コートに立ったのを見た選手。ただし適当。
  • 交代選手は気づいた範囲,書きたい範囲のみ。
  • 大前提として,書き手の見た範囲で自分が興味を持っていることしか書いていません。
  • 誤りがあればコメント等でご指摘いただければ幸いです。

[A1]東レアローズ3-0福山平成大学(25-11 25-20 25-17)


福平大:37藤原 10福元 8三好 7西本 9山崎 19坂元 L20谷尻


東レ:19梅野 20アウントゥ 1富松(18鈴木) 4ルジェ(16落合) 11戸嵜 3伏見 L6渡辺


〈メモらん〉


  • 東レのすためん.
    • 2s:9阿部(21藤井) 20アウントゥ(10星野) 18鈴木 16落合 11戸嵜 3伏見 L6渡辺
    • 3s:21藤井 7峯村 18鈴木 16落合 11戸嵜 3伏見 L6渡辺
  • 全日本インカレ以来の平大.新チーム.MBの藤原くんが初見.ほかは,まあまあぼちぼち,少なくとも名前は見たことがある顔ぶれだった.
  • 中国リーグ方面から7番8番が並んで写ってる写真を見てどちらかのサーブの時かしらと思っていたのだけれど,そうじゃなくて,三好がサイドだった.
  • 三好くん,アウントゥからサービスエース取ってた.やっぱりサーブがめちゃめちゃ素敵.レセプションは谷尻に気を配られつつだったけど,バックアタックもあって,楽しい.
  • 第2セットは平大リードで進んでいた.のに,13-16でテクニカルタイムアウトの次,おそらく14-16から峯村ピンサ(たぶん)で9連続ぐらい得点して,21-16と東レが一気に逆転.あああ.もったいない,なのか,それこそがおにーさんたちの底力,なのか.第3セットはスタートから東レがガンガン飛ばす.山崎がそこそこブロックされまくっていた。しょんもり.
  • 退団発表者のコート内比率の高い東レ.そうなるよね,初日はね.代表選手不在ということもあり.セカンドリベロは瀬戸口.
  • 怪我をしてた藤井(は合宿ではなくこちらに)が第2セットの途中,ビハインドだった10-13の場面で出場したときは,「出られたんだ」と周りから聞こえる声.出られるところまで回復してきたならまずは良かった.
  • 鈴木悠二がMBでの出場.昨季のはじめにMBに入っていた戸嵜はサイド.ややこしい.第二セットの最後はとざきがレフトから決め,第三セットは鈴木のクイックだった.
  • とくに第2セットの伏見のピンサで峯村が入ったときの顔ぶれは,サイド4人にしか見えなかった.

[B1]早稲田大学3-2堺ブレイザーズ(28-26 17-25 23-25 25-23 22-20)


早稲田大:4村本 2武藤 8宮浦 18大塚 7村山 10中村 L1堀江


堺:1松本 14山口 9堤 21竹元 18ジョルジェフ 12小池 L16今富


〈メモらん〉


  • 立ち上がりは堺リード.テクニカルはどちらも堺リードで迎えた.そこから早稲田が逆転22-20から堺再び追いつき22-22.小池が村山をブロックして23-24と堺が先行.
  • ハードモードなデュースだったが,堀江の二段トスを宮浦が決めた27点目が素敵で,次の村本のサーブでディグでつないで最後は大塚.
  • 第1セットをデュースの末取ったあとの早稲田,力が入ったのか抜けたのか分からないけれど,「ん?」というプレーが増える.イージーなサーブミスとかタッチネットとか.
  • 第1セットを奪われた堺側が引き締めてきた,というのももちろんあったと考えられますが.山口がブロック決めたときはたいへん盛り上がった.
  • しかし堺も3セット連取には至らず,第4セットになると逆に早稲田が持ち直す.一進一退.
  • 堺が松本のサーブのローテで2連続ブレイクして6-8.セカンドテクニカルも,直前の松本サーブローテで逆転して15-16と堺が取った.
  • そこから早稲田が武藤サーブで3連続ブレイクしーのと2点差リード,21-19でニコの目の覚めるようなノータッチエースもあったが,早稲田が逃げ切った.
  • 迎えた第5セットは22-20なのでほんとうに激戦.
  • 大塚は大学生相手に比べると決定率は下がっただろうが,それでもよく決めていた.中村がうまくブロック外してたかな.
  • あとは,村山のセンスというか運(?も実力のうち)のようなものを感じることもしばしば.
  • ところで,堺は,ベンチ入りしていた山崎を出さないのが,天皇杯(?ベンチ入りしていた山口を出さなかった)に引き続いて相変わらずのイケズ.せっかくの後輩相手の試合なんだからさあ.
  • ↑書きながら思いだしたけれど,昨年12月の天皇杯で対戦してましたね(してないかな).てことは早稲田にとってはリベンジマッチだったのか.
  • 堺視点での大反省会やC組の混戦オブ混戦の今後の予想については酒の肴.
  • 今日の結果は初日だから,というのもありそうで,明日以降(データも取られただろうし注目もされるだろうし)正念場.

[A2]大分三好ヴァイセアドラー2-3ジェイテクトSTINGS(25-19 20-25 25-19 18-25 8-15)


ジェイテクト:6ブラトエフ 2金丸 11袴谷 8郡 21廣瀬 15中根 L12興梠


大分三好:4勝 9林 14ヤカン 15マーク 23藤田 22藤岡 L11辻口智


〈メモらん〉


  • 第1試合途中かなり点差がついていて,これで同一カテゴリか,と隣にいた人が呆れ気味に話していた.そのくらいジェイテクトがもごもごだった.
  • 結局はその時点で大量ビハインドだったジェイテクトが勝ったんだけど.なんでそうなったのかはよくわからない.
  • ジェイテクトリベロは興梠ひとり.藤中はサイドで,郡にかわって交代出場していた.おもに後衛だったようだが,第1セットでは前衛にもいたような.

[B2]VC長野トライデンツ3-2近畿大学(22-25 22-25 28-26 25-21 15-11)


近畿大:11中野 19五味 2庄司 9江崎 5東野 15江口(1中川) L6森


VC長野:13椿(24長田) 7栗木(5笠利) 16森崎 2須貝 9池田 14矢貫 L12山本


〈メモらん〉


  • 「近大勝てよ(怒)」という気持ちになったことは否定しない.2セット連取して第3セットもデュースでさあ.
  • 第1試合がフルセットだったBコートの進行が最も遅かった.Bコートが第4セットをVC長野リードで(つまりフルセットのかおり濃厚で)戦っているとき,A,C,Dの3コートはいずれもフルセットになっていた.Dコートは青学がデンソーに勝った.結局第ニ試合は4コートともフルセット.黒鷲旗初日.AとC(PFU対日立)はV1同士だったというのを差し引いても,初日にこんなにどこのコートでも進行が押すのは珍しい.
  • その近大,ユニフォームがかわっていた.ずーっとあの近大ブルー一色だったのに.青みはさほど変化はないが(近大であると認識できるくらい)が,細い白の横ストライプが広めの間隔で入っている.おされでかわいい.
  • バレーボールではあまり見ない柄で,はてASICSかミズノか,なわけないよね,と拡大鏡を通してみたら,ある意味推測通りの,アンダーアーマーでした.ゆったり風味.増えたなあ,アンダーアーマー
  • スタメン,江口と五味が1回生.MBの江口は途中から中川.リベロの森,うまいよねえ.
  • VC長野の逆転のきっかけは,長田(と笠利)が入ったあたりだった.選手交代が奏功した形.
  • 須貝がVC長野にいるのにびっくりした.入ったの忘れてた.池田幸太もスタメンで,こちらもフレッシュなかんじ.

[A3]洛南高等学校0-3JTサンダーズ(15-25 17-25 14-25)


洛南:18金谷 3三浦 1宮坂 5溝井 13酒井 12熊崎 L6内藤


JT:4中島 17金子 16劉(8武智) 20筧本 6エドガー(14熊倉) 18山本 L10井上


〈メモらん〉


  • JTのすためん.
    • 2s:17金子 8武智 20筧本(21ロジャーズ) 14熊倉 11久原 4中島 L10井上(15唐川)
    • 3s:4中島 12合田 8武智 21ロジャーズ 14熊倉 5井上 L15唐川
  • 洛南カルテット解散後の新チーム.キャプテンの溝井は去年も出ていた.ぐらいしかわからん……
  • 第2試合が長かったこともあって,この試合はふぬけになっており,あまり観られていない.明日は観られるといいなあ.
  • JTは金子がスタメンセッター.深津がいないからね.エドガーと劉は第1セットの途中まで.りーびんはモッパーとかリベロず肩車でのスクワットとかかわいいことをしていたようなのだが見逃したー.

[B3]豊田合成トレフェルサ3-0富士通カワサキレッドスピリッツ(25-20 25-17 25-15)


豊田合成:5前田 22高*2梨(16黒澤) 2山近 14椿山 23勝岡 9高橋 L24小川


富士通:18長谷山 14岩井(3田中) 7加藤(9手塚) 4柳田 11浅野 10岡村 L12芳賀


〈メモらん〉


  • 合成のすためん.
    • 2s:22高梨 2山近 14椿山(1山田) 23勝岡(13岡本) 9高橋 5前田 L24小川
    • 3s:5前田 22高梨 2山近 14椿山 23勝岡 9高橋(17渡邊) L24小川
  • 富士通のすためん.
    • 2s:18長谷山 14岩井(3田中) 7加藤(9手塚) 4柳田 11浅野 10岡村 L12芳賀
    • 3s:5横田 1中川(4柳田) 3田中(11浅野) 10岡村 18長谷山 16米澤 L12芳賀
  • 代表選手がいない(不在という意味ではなく選出されている選手がいない)合成だけど,主力のいない感はすごい.イゴール退団(去年は別の外国人選手が黒鷲旗のみ出場していたが今年はそれもない),高松も傳田もいない.今日は近も(たぶん白岩も)ベンチアウトだった.
  • コートの半分が1年生.第3セットだったかには,新人4人全員揃った.
  • その合成に対してこういう試合になっちゃう富士通ちゃん.明日の堺戦は相手がそうとう気合い入れてくると思うので,どうかそういうあれこれを超越した次元で,良い意味での「自分たちのバレー」を実現すべく,がんばってもらいたい.です.

[A4]サントリーサンバーズ3-1明治大学(25-23 25-20 23-25 25-17)


明治大:2鎌田 23安井 9池田 1小松 15三輪 13上林 L14瀧田/21鳴尾


サントリー:5松林(15喜入) 3小野 13ムセルスキー(18小川) 10藤中(20米山) 12塩田 9大宅 L1鶴田


〈メモらん〉


  • 1セット取ったわよ.
  • 鎌田がすげえかっこよかっためちゃくちゃかっこよかったほんとにかっこよかった.
  • 現場からは以上です.推し変の疑いがかかる今日この頃.

[B4]尼崎市立尼崎高等学校0-3FC東京(13-25 14-25 19-25)


FC東京:18栗山 16手原 10デロッコ 29井上 14長友 11迫田 L24野瀬


市尼崎高:1栗川 7山本 3橘 5佃 4坂本 2高辻 L12中川/13村上


〈メモらん〉


  • FC東京のすためん.
    • 2s:23小森 19佐藤 18栗山 22宮原 2玉宅 21平田 L24野瀬
    • 3s:21平田 17冨田 26黒田 29井上 2玉宅 11迫田 L24野瀬*3
  • 市尼は登録選手のほとんどは2・3年生のようだが,去年のスタメンは3年生が多かったのかな.見覚えがあまりない気がするような気がする名前が並ぶ(5番の佃はなんとなく).
  • FC東京ベンチ入り選手全員出場(?)で,快勝.迫田の11が新鮮.

*1:女子はクラブ選手権が会期と重なっているため,久光製薬黒鷲旗不出場.

*2:ほんとははしごだか

*3:たしか

第68回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会前夜祭

黒鷲旗に向けて,関東大学リーグから出場する2チームの紹介ができたらいいな,と思っていた.が,改元のお祭りムードでなんだか落ち着かない.このせわしない雰囲気と大型連休の混雑の中で明日朝早くから大阪まで出かけるのかと思うと,気鬱ですらある.楽しみなはずなのに.


以下,主観と偏見と独断によるものなので,悪しからず.また,身長等のデータは2019年春リーグパンフレット準拠.

明治大学(B組) 4年ぶり4回目


予想スタメン*2:S13上林(3東亜学園),OH2鎌田(4東亜学園),MB23安井(1市尼崎),OP9池田(3創造学園),OH1小松(4雄物川),MB15三輪(2高川学園) / rL21鳴尾(2習志野),dL14瀧田(3洛南)


前回出場は2015年.その前の2012年出場時にJTにフルセットで勝ったのは記憶に新しい.2015年出場時にはその再現を期待したが,JTには赤子の手をひねられるストレート負け,FC東京相手にはフルセット負け,当時OBの多かった富士通にもストレート負けで,全敗でグループ戦4位に終わった.無念.当然その頃のメンバーは大学側には残っていないし,今回のグループ分けにはあまり強い縁故はなさそうな点は残念.


出場権を得た昨年のインカレ時と大きなメンバー変更はないが,ほとんど監督だった小川が抜けたのが最小で最大の変化,MBもここまで主に1年の安井が出ている.リーグ戦でぼちぼち上位にはいるものの,すごい強いかというとそうでもなく,このあとの上位同士との直接対決でどこまで勝ち星を詰めるか,というところ.とはいえ黒鷲旗にどういう布陣で臨むのかさっぱり予想できんのですが.


チームの調子の鍵を握るのはセッターの上林(183cm/335).大好きなんですけど,大好きなんですけど!!!!!!!!! ブロック良いよ,サーブ(フローター)もわりとブレイク取るよ.たまに打つよ.ただただ,トスが安定しないよ.とほほ.


knbys先生をプレー面で回収しまくってるのが高校から先輩の隣のポジション鎌田.東亜学園が大勢輩出している,オールマイティで器用でジェネラリストなサイドアタッカー.圧倒的レセプション受数ながらサーブレシーブ成功率はリーグ6日目終了時点でそこそこ受けてる選手中の2位(たぶん)で,つまり明治のときに4枚になる攻撃の起点である.スパイクサーブでもスパイク面でも要所で貢献している.こういうタイプの選手がVリーグ相手にどの程度通用するのかわからんのだけど,こういう選手が支えているのが明治だよねってなんとなく思っている.具体的にOBの名前を思いつくわけではないんだけども.


鎌田の対角が主将の小松.ポジション5だけど,小松のほうが攻撃寄り,ということでもないようなあるような.公称179cmのU180.パイプのステルス感がたまらない.昨日も書いたけどここのところどうも不調っぽいので,この大会を楽しんで復調のきっかけを掴んでくれたらと願っている.


MBがおおむね三輪と安井.おもいきりざっくり分けるとふたりともブロッカーよりはアタッカー.めーじのブロックは組織力です.たぶん.去年スタメンだった3年の8松田(愛工大名電)も出るかなー,出てほしいなー.松田は名電印から受ける印象だけかもしれんけど,彼が入るとブロックが締まる感じがする.安井は今リーグ開幕からスタメン.もともとサイドなのかな.攻撃の横幅が広く,コートの端に近いところからも打っている.今はどうかわからないけどリーグ折り返し時点での打数はOPの池田に次いで2番目に多かった.誰か一人にボールが集まらないのがうまくまわっているときの明治で,1打目がきれいに返らなくてもラリーの途中でもがんがんMBが打ってくる.悪球打ちスキル必須の明治に入部早々対応してるのはすごい.そしてこの打数.笑えるやら笑えないやら.


とはいえ,黒鷲旗で大きな大人相手に好きに打たせてもらえるかどうか,というのが見所というか気がかりというか.三輪が193cm/343で安井が189cm/346と,ふたりともけして高くはない.


リベロはレセプションが鳴尾でディグが瀧田.明治のチームとしてのサーブレシーブ成功率は6日目終了時点で2位と高いが,まあ,だいたい鎌田が受けている.この二人はまだよくわからん.見た目はとてもかわいい.そうじゃない.


そして,かわいいといえばOPの池田.色白小顔.池田が好調だと華やかで見応えのあるチームになる.上林も池田の調子をはかってる(あわせている,あげようとしている)雰囲気は感じられるので,そこは黒鷲旗でもがんばっていただきたい.


リリーフサーバでよく出てくるのは,10島(3年皇學館)や17松本(2年埼玉栄).そして,ベンチアウトの選手がどのくらい大阪に帯同しているかわからないけれど,もしあれば,良くも悪くも男子学生な応援もお楽しみください.

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池田颯太


早稲田大学(C組)4年連続10回目


予想スタメン*5:S10中村(3大塚),OH4村本(4洛南),MB2武藤(4東亜学園),OP8宮浦(3鎮西),OH18大塚(1洛南),MB7村山(3駿台学園) / L1堀江(4開智)


2017秋以来,関東大学リーグ戦と東日本大学選手権,全日本大学選手権を全て制覇,のみならず,大学カテゴリでは敗戦すら数えるほどしかない,目下大学王者の名を恣にしている早稲田.ゆえにV1の若手OBも多い.黒鷲旗も2013年以降2015年を除いて連続出場中.


大学カテゴリではとても強いチームなのに,黒鷲旗天皇杯ファイナルでVプレミア(当時)と戦うとなかなか良さを発揮できないまま終わることが多く,それをじれったく感じていた.しかし去年のこの大会でのジェイテクトとの一戦は全くそんなことはなく,実に早稲田らしい(学生らしいフレッシュさだとか勢いだとかではない互角の)戦いを繰り広げた.勝てるいや勝たねばならんと思ったがゆえに,フルセット負けをしたときはじれったいとか歯がゆいとかではなくただ悔しくて,健闘をたたえる拍手をできなかった.そのくらい対等な試合だった.昨年末の天皇杯ファイナルラウンド1回戦では,インカレを制して完成したチームそのままで乗り込み,VC長野にストレート勝ち.「これ,ジャイキリとは言えないよね」と,自分のジャイキリリストの更新を放棄せしめた.


そんな去年の早稲田から,メンバーはまあまあ変わっている.昨年はスタメン7人中3人が4年生だったので.3人とも現V1ですね.すごいな.


主将のリベロ堀江は開智高時代はアタッカーだったと聞く.大学時代サイドアタッカーVリーグに進んだ後リベロになっているOBがめちゃめちゃ多い早稲田だが,堀江は大学に入ったところからリベロ.1年次から出ている.飛ばされないリベロ.プレーも主将感も信頼感も熱さもある素敵なリベロである.


アウトサイド(ぽじしょん2)の村本は,昨年リベロでインカレのベストリベロ賞を取っている.もともとサイドアタッカーだそうだが,昨年堀江が怪我と手術で離脱してあいた穴を現3年の15北川とともにがっつり埋めた.身長181cm(最高到達点315)と小柄だが,要するに藤中のポジションに入ったと思っていただければ.というタイプ.


去年鵜野がつとめていたぽじしょん5には,1年生の大塚が入っている.6日目終了時点でのアタック決定率が,60.9%と,規定(なんの?)選手中3位.アウトサイドの選手ではぶっちぎりの首位である.上級生がのびのびプレーできる状況をつくってあげているというのもあるが,それでもこの活躍は感嘆する.バックアタックが楽しいのだけれど,見られるかなあ.サーブで崩されてしまわなければ.


MBは去年から引き続いて武藤と村山.主将の堀江がリベロなので,ゲームキャプテンは武藤がつとめている*6.武藤はサレジオ中→東亜学園,村山は駿台中→駿台高といずれも東京都エリートコースなのでわたしがどうこう言う必要はなかろう.


OP宮浦(鎮西中→鎮西高)も然り.宮浦のサーブはブランクの度にフォームがかわっててどんどん進化しているので見てやってね.チームの中ではサーブ効果率トップ.


セッターは今年からスタメンの3年生中村.このタイミングでかわるのは小林のときもそうだった.まだあまり(ほとんど)見ていないんだけど,良い意味で目立っていない.今まで早稲田は山口→小林と170cm台のセッターが続いていたので,身長186cmの中村になって,前衛に回っても高いブロックが揃うようになったのは強みのひとつでもある.


あと,出るかどうかわからないけど,1年生のアウトサイド20重藤(荏田高)がぱわふる系でなかなか楽しい.


大学リーグではとくに下位チーム相手の序盤は点差が開くこともままあり,セット終盤に下級生が入ることも多かったのだけれど,ルーティンでのリリーフサーバやレシーバは,そういえばないかも.


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大塚達宣

*1:他,91生新貴裕@パナソニック,88生芳賀広大@富士通

*2:もちろん根拠も保証もない

*3:今大会登録外

*4:他,93生福山@ジェイテクト,92生専田@パナソニック,91生本間@ジェイテクト

*5:もちろん根拠も保証もない

*6:武藤後衛時に怒られるコートキャプテンは村本

2019年度春季関東大学男子1部リーグ・8日目

キッコーマンアリーナ(流山市総合体育館)


都営新宿線森下→大江戸線新御徒町→TXのルートで乗り換えると比較的楽なことがわかったのが今回の収穫.秋葉原の乗り換えは高低差が大きすぎる.遠いしTXは高いけど,駅から比較的近いし,空が広くて沿道のツツジが鮮やかで運動公園の新緑が目に楽しい.体育館も明るくて見やすいので,わりと好きです.流山は都心からの距離もまあまあで緑が豊かで,住宅地としてすごく人気があるのはよくわかる.

順天堂3-1駒澤大(31-29 25-21 22-25 25-21)


駒澤大:9森田 12山田 28江藤 1谷平 5尾形 3齋藤 L11山根


順天堂:15小野 20松下 13タナカ 19岡本 24亀山 2中村 L22高橋


第1セットに象徴されるような,順大粘り勝ちの試合だった.駒澤先行でデュースに入ってからショーンのサーブでブレイクして順大が前に出たのが28-27.第1セット最後は松下のブロック.


順大がよく足が動いてよく拾えていた.ボールを落とさず粘って粘って.駒澤も堪えてはいたけれど,どうしてもトランジションアタックの(二段トスとの)タイミングが合わなくて,パスで返したり,逆に無理に打ちに行ってネットにかけたり,という場面が目に付く.むかしから.


順大の中村は,今年は去年までに比べると目立った活躍がないかね,という話をしていたのだけれど,この試合は良かった.


この結果2勝同士で並ぶ.

日本大0-3専修大(19-25 21-25 25-27)


専修:9東 3谷 10久保 19藤中 1柏田 14久保下 L20大林


日大:19谷越 2高 36下田 35関根 7貝原 32高橋 L5新山


専修がストレート勝ちで4勝目.入れ替え戦回避確定,上位進出も現実味を帯びてきた.この好調を1週あいて維持できれば,の但書付きではある.遠目に見ていたが久保が良かった.とくにバックアタック.ブロックがワンタッチにかけてトランジションをサイド3人のどこかで取る理想的な展開のようだった.


日大は先週までセッター三木だったけど谷越出てるのね.あと,途中からOP(たぶん)水島.

明治大3-1中央大(25-22 18-25 25-19 25-18)


明治:2鎌田 23安井 9池田 1小松 15三輪 13上林 L14瀧田/21鳴尾


中央:2富田 10梅本 17山岸 15鍬田 4水野 11中野 L13土岐/18柴


明治が中央に勝ったのを見た記憶がない,去年の全カレ準々決勝は見ていないし,と途中(つまり第2セット)でぶつぶつ言っていたのですが,結局3-1で明治が勝った.明治は前日の対筑波戦の二の舞を回避.第3セットだったか,小松前衛ローテをはよ回れと祈る気持ちで,去年からその傾向はあったけれど,今年は主将のお仕事が上乗せされたからか,純粋にプレーだけ取り出すとあまり調子がよくなさそう.でも替えようが難しい(第1週に島くんが入ったことがあったね).そしてこの日の上林先生はものすごく不調だったのですが,三輪と安井がめちゃめちゃがんばった.


中野池田の創造同級生対決だったのだけれどポジション同じなので直接のマッチアップは少なめ.OP対決としては中野に軍配が上がったように見えたんだけど(帳票を見たい).


中大は,これ,どうなのかねえ.初日を思えば上々かもしれないけれど,いいんだか悪いんだかこんなものなのかもっといけるのか,よくわからない.残りが日体大東海大,筑波大.天皇杯BR直行コースの5位以上のためにも,5勝3敗同士の日体大との直接対決が一つの山場か.もっとも,今季いちばんよくわからんのは筑波なんですが.

早稲田3-0東海大(25-22 25-20 25-21)


早稲田:4村本 2武藤 8宮浦 18大塚 7村山 10中村 L1堀江


東海大:4山崎 28佐藤 12春藤 30樋内 18安部 31山本 L9外崎/15井上


新井出る出る詐欺.試合前のアップで球出し要員になっていたので出ないんじゃろうと思ったら出ませんでしたのことよ.


全勝同士の対戦だったけれど,もうぐうの音も出ないほどに早稲田だった.息をするように簡単に得点する早稲田.対する東海大はサイドアウトひとつでも全力.


新井が出ていたらとか言っても仕方ないし,こんだけ強い早稲田に対して何がどうなろうといういささかやさぐれた心境.強いんだから当たり前なんだけど,スパイクの決定率が高いだけでなく,ミスも少ないしブロックタッチもブロックリバウンドもうまい.今季の東海大はブロック得点がすごく多いチームで,この試合でも何本かキルブロックが出てはいたけれど,3枚ブロックで下に落としたと見えて誰かが拾っている,そのへんが早稲田強い.試合が進むにつれてブロックがつきづらくもなっていた,らしいよ.あと,ワンタッチで弾いたボールを後衛のレフトが回収するのが大好物なんですが,去年リベロで大学日本一になってる村本が上手くないわけがないじゃないですか.惚れ惚れ.


このストレート勝ちと,このあとの試合で筑波が負けたこともあって,9日目に優勝が決まる可能性も小さくなくなってきた.早稲田ちゃんのことはけっこう好きなので喜ばしくはあり,けして憎々しくは思わないものの,メンバーがいれかわっても,超有名選手揃いじゃなくても,これだけ長きにわたって大学王者で居続けられる早稲田に対して,他のチームももっとがんばれよ,という気持ちにもなる.


尤も,今の早稲田の連覇(?○冠?)は2017秋から始まっていて,つまり,宮浦と村山がスタメンで出るようになったリーグから続いている.二人は揃って高校時代にじゅうぶんな実績のあるタレント選手で,今年のスタメン1年生の大塚も春高優勝チームのエース.つまり,実際は毎年コンスタントに超有名選手が推薦で入ってきているチームであり,いい加減自分の認識をアップデートする必要がある.


ただ,彼らが活躍していることそのものにチームの強さを感じている.関東1部在籍チームは多かれ少なかれ,高校時代に全国大会で活躍したような強豪チームの主力選手が入っている.選手層に多少の差はあれど,「良い選手がいるから」だけじゃ理由にならんじゃん.そこを理由にしたらだいがくばれーかてごりの存在意義ってなんなんって話にもなるし.

日体大3-2筑波大(25-23 18-25 25-19 20-25 16-14)


筑波大:14坂下 11高橋 13吉田 8小澤 32エバデダン 20阿部 L12山口


日体大:6道井 1仲本 19山本 9藤原 11高橋 28川口 L12小川/16市川


前日負傷退場した西村の患部完全固定松葉杖姿を発見したときの話,します? ショック大きすぎるわ.


で.今季OPで出ている高橋をレフトに回して,OPに藤原.藤原は1年生のときはアウトサイドで出ていたのでサイドもできるのは知っているけれど,先週MBで出ましたよね.その流れと関係あるのかないのかわからないけれどMBの片方は山本,のち西.西くんもかなり痛々しい様子なので,フル出場は無理で様子見ながらの出場なのかもね,と話していた.


藤原くん,攻撃力あるし雰囲気も良いし.仲本が守備寄りでがんばっていた.これで日体大が勝ったら采配勝ちだね,なんて言っていたら,フルセットの末に日体大


西村は応援団ゾーンではなくエンド側のスタンドでイヤホン+マイク装備.それが直接的に試合結果を左右したものではないだろうけれど,賞賛.

東京学芸0-3慶應義塾(18-25 21-25 25-27)


慶應:23小出 9降 21富澤 5宮川 12清水 1吉田 L7永田/17加藤


学芸:18森本 11吉田 23荒木田 16小松 19小野 17村岡 L28荒井


日体大筑波大を手に汗していたのでほとんど見ていない.これで全敗チームがなくなり,1勝で3チーム並ぶ.入れ替え戦回避争いも混迷.