年末年始休暇(そろそろおしまい)


去年一昨年は喪中と言いながら初詣したのですが,今年は四十九日もまだだし,自分ちのことなので,初詣はなし。元日を家でひっそりと(焼いた鯛も煮た鰤もお雑煮も多少おせちっぽいものも食べたけれど通常よりはひっそり目に)過ごし,2日と3日は祖母のところに顔を出し,3日から京都。


ふだんは4日に京都で初詣をしてそのまま東京に戻るのですが,今年は仕事始めが7日なので1日長く在京しています。


4日は西本願寺に参拝。阿弥陀堂(本堂)が改修中(?)で閉鎖されていたのが残念だったけど,御影堂を参拝していたらちょうど定時のおつとめが始まったので便乗してきた。そのあと塩小路付近でコーヒーを飲んで,夜は,かなさんの知り合いの新年会@工学部某館某所にまぜてもらう。全員初対面だけど最年少参加者3歳というゆるい会で楽しかった。


今日は昼過ぎに起きて喫茶店で遅いブランチをしたあと,京都市中をぶらぶら散策&ウィンドゥショッピング。六角堂の祈願鳩(500円)がめちゃめちゃかわいかった。あと,六角通富小路柳馬場あたりにその名も「ROKKAKU」という箔押しのペーパーアイテムのお店があって,これがため息の出る素敵さ。どれも素敵過ぎて選べなくて結局なにも買えなかった(だめじゃん)。かづら清で椿油は買えた。


今晩帰宅,明日は春高をちら見してから夜は新年会の予定。この1週間毎日昼まで寝ているので,起きられるか心配。社会復帰できる気がしない。


この年末年始,珈琲店ばかり行っている気がする。夫の人は珈琲と蕎麦が好きだそうで(40代DINKS男性らしさ),都会だろうが地方都市だろうが片田舎だろうが,どこかしらで素敵珈琲店情報を仕入れている。喫茶店巡り,というほどの積極性ではなかったし,年末年始で休業のお店もあったわけだが。


瀬戸内市邑久のキノシタショウテン素敵でした。白い壁とウッディで明るい店内。カウンターの奥にカップがずらり。珈琲の種類がほんとに多くて,入れ方も選べた。そして,(食べなかったけど)食事のプレートが備前焼! 備前焼きらぶ。


岡山駅近くのリットシティビル(クラウンプラザホテルのあるビルの2階)にある THE COFFEE BAR も同じ系列。こちらはメニューは少し違っていた(し,皿も違う)けど,居心地の良いソファでゆったりできて良かった。


京都の塩小路あたりのお店は「くらす」という立ち飲みなこぢんまりした店舗。


コロンビアとかコロンビアとか飲んでました。

今年気になったバレーボール選手2018


2010201120122013201420152016


2017は書きかけのままお蔵入りしていたようです。のちほど。


もともと「俺6(俺が選ぶ今年のベスト6)」を選びきれないこういうタイトルにしたものだったけれど,経年に伴い誰が決めたわけでもないのに1回縛り(複数回選出はなし)になり,自分で窮屈になった。大学1回生か高校生くらいしかいない,でも高校生はたいてい春高で観るので,年末には思い出しづらい。


今年は,過去との重複を気にせずに書いてみるよ。


西田有志(ジェイテクトSTINGS)/OP
2000年生まれのニシダミレニアム号。男子では珍しい高卒内定選手の17歳でのVリーグデビューで即大活躍。2017/18のVプレミアリーグシーズンに鮮烈な輝きを放った。その後代表にも選出され,WNLではオチャノマに華々しいデビューを飾った。ジャンプ力と最高到達点の高さ,パワフルなスパイク,貪欲な姿勢,プロ意識。そして何よりも,若さ。観る者に四の五の言わせぬ力が彼にはある。彼を知って以降「将来有望」と言われる選手を見てもつい西田と比べてしまい「でも,西田はあの歳でその上を行っている」とぐうの音も出ない。でもそんな西田が居ることが嬉しい。17/18シーズンのリーグ最優秀新人賞と思い込んでいたが井上航だった。しかし,18/19はもはや新人ではないような。そんな選手。まだ10代。
三輪大将(高川学園高等学校明治大学)/MB
山口県にちょっと反応してしまう勢,たまたま春高で高川のベスト4進出が決まった試合を観た。そのとき目を引いたのがMBの三輪。機動力があるというのかプレーに華があるというのか。所謂爽やかで溌剌としたタイプではないのだが,癖になるプレーで魅せる選手だった。大会後に明治大への進学を知り,楽しみにしていた。春開幕スタメン。新人賞こそならなかったが,その後の活躍は言うに及ばず。2018年の明治大の好成績の立役者と言って過言ではないだろう。
水町泰杜(鎮西高等学校)/WS
春高当時2年生だったっけ,1年生だったっけ。外見なのか体型なのか,ほんの少し高松(卓矢/豊田合成)を彷彿とさせる。ちょっと小柄でむちむち。鍬田(憲伸→中央大)との対角がめちゃめちゃ強かった。黒鷲旗でも活躍。天皇杯ファイナルにはいなかったので,来年の春高で観られることを期待している。
劉力賓(JTサンダーズ)/WS
新リーグ新設の「アジア枠」で加入した中国代表,23歳(?)。197cm。サーブ良し,スパイク良し。フォームが綺麗。そして,さっぱりめの整った顔立ちと,朴訥そう(あくまで「そう」)な外見の雰囲気。アジア枠そのものには含むところあっても「りーびんかわいい」「でもりーびんはかわいい」に集約されてしまう。
三好佳介&西本圭吾(福山平成大学)/MB
あえての2回生MBセット販売で。2018年の大学バレーボール界隈を語るうえで,福山平成大学の全日本インカレ2位は外せない。夏に鹿児島Cherry Blossom の主将としてクラブカップも制した主将の迫田郭志はもちろんすごかったのだが,コートに立っていた2回生4人の力が大きい。とくに,MBの対角,ブロックから派手なガッツポーズを決める西本の動のイメージと,西本に比べて動きは大きくないが淡々とサーブでなぎ倒していく三好の静のイメージが対照的だった。
小松一哉(明治大学)/WS
平たく言えば外見が好みという選手は数多いるが,それをストレートに表明することにはどうもためらいがある。と言いながらここでストレートに書いている。2017年は出番のまずない白(リベロ)ユニ。その年の東北ブロック国体でアタッカーなのを知った。2018年の春から紫紺ユニのプレーをみることになった。試合に出続けることで伸びるのを実感した1年であり,1年の集大成の全日本インカレだった。プレー面でも精神面でも支える立場のようで,来季は主将として良いチームを作って4年間を全うしてほしい。余談だが,秋リーグの会場で会った知人の娘(1歳)に「あの紫の13番かっこいいよ」とひたすら吹き込んでみたが果たして彼女が覚えていてくれるかどうか。

おまけ:2017


さいごに,書類フォルダに残っていた書きかけの2017(=それまでの年に書いていそうで書いていなかった選手らしい)を載せておく。


お名前だけ。すきです。


*1:当時。今は横河電機だっけ。

*2:今は富士通明石か。

*3:きんでん内定

明けました2019


去年も一昨年も「喪中につき新年の挨拶を遠慮しておりました」の寒中見舞いを出しました。今年の年越しは,忌中につき,でございます。


はてなダイアリーもすっかり放置していた2018年の第4四半期,自分はそれなりに平穏な日々を過ごしていたのだけれど実家方面ではいろいろと変化があったらしく,12月の初めに祖父が亡くなった。


盆の帰省で会った折には「食欲が無い」と言って疲れた様子は見せていたものの普通に生活していたのだが,あとで聞いたところ秋口から体調を崩して短い入退院を繰り返しており,最期は自宅で,深夜おそらく眠っている間に息を引き取ったそうだ。


前回の年越しのエントリを読み返して,1年は短いようで長いと感じる。1年前は祖父が年越しの支度やら帰省した我々夫婦の世話やらを焼いてくれていたのだった。


その祖父は亡くなった。一昨年の暮れに倒れて病院で年越ししていた祖母も,左半身が不自由になり,退院後は特別養護老人ホームに入所した。逆に,去年は家出していた母が(これこそ一言では書き切れぬほどのすったもんだがあったわけだが)家に帰り,今年は,両親,夫,わたしの4人での年越しとなった。田舎ゆえのそれなりに広い家は老親の2人暮らしでがらんとしていて,とはいえ祖父母の荷物が片付いているわけでもなく,それなりに広い家の中で一番狭い部屋にしつらえた炬燵の四隅にそれぞれが足を突っ込んで銘々好きなことをしている。いつも自室に引きこもっていた父が,それでもおもてに出ている時間が長くなった。


こういうプライベートな記録に意味があるのかと思っていたが,こういうプライベートな記録こそに意味があるのだろう。


去年は,日本列島には災害が多く,実家方面も(自身はノータッチながらも)慌ただしかった。もちろん楽しいことは多く,自身は概ね健康で,経済的に困窮することもなく,素晴らしい夫にちやほやしてもらいながら日々脳天気に好き勝手に暮らせていたので文句のつけようはないのだけれど,こうして振り返ると精神的にしんどいことも多かった。


帰省して,親が年老いたり,祖母が施設で(素晴らしいスタッフさんたちに囲まれているとはいえ)心細そうにしているのを見ると,逃れようのない歳月を感じて憂鬱な気持ちになるけれど,それでも,今年は,去年よりも良い1年でありますように。


今年もよろしくお願いします。

2018年を振り返る


  • 2月:冬季五輪 直接関係ないけど忘れそうなので
  • 3月:Amazon Echo がやってくる。生活がリッチに,人間はさらに怠惰に
  • 6月:実家方面がわやわや(ノータッチ)
  • 8月-10月:しごとであふれる
  • 9月:インスタ始めました
  • 11月:手術。初めての全身麻酔
  • 12月:母方の祖父が亡くなる

今年の旅行2018


宿泊を伴うもののみ。

  • 01/01-04 岡山→京都(帰省)
  • 02/17-18 野沢温泉(スキー)
  • 04/29-05/06 大阪(宿泊は京都)(バレー観戦)
  • 06/10-11 上田温泉
  • 08/14-19 岡山(小学校のクラス会で帰省)→京都・大阪(クラブカップ
  • 10/05-07 京都(デート)
  • 11/16-17 岐阜(宿泊は大垣)(バレー観戦)
  • 12/08-09 岡山(葬式で帰省)


今年は少ない。中国リーグに行かなかったので観戦の遠征も少なかったし,毎年の夏の旅行も今年は帰省でうやむやになった。飛行機に乗ったのが12月の葬式のときだったぐらい。

今年買ったもの2018


記憶にない。今年は高額の買い物はしなかったようす。たぶん。サービス支出の多さに目をつむる。



財布がたぶん一番高額の買い物。今のが古くなってきていて,たまたま通りがかったときに衝動買いしたのだが,まだ交換していない。


レンズはちょいちょい認識しないのをだましだまし使っていたが,インカレの最終日にヨドバシに持ち込んで検査してもらったら壊れていた。修理見積代金がけっこうな額(キットレンズとしての値段と同じかそれ以上)だったので,諦めて,新しいものを買った。


購入時にフィルタを買う段で気づいたが,いつだったか落としてフィルタを粉々にしたことがあった。そういうのが積もり積もっての故障ではなかろうか。


そして,きょねん買った着物用箪笥の側面にひびが入って修理に出したのがまだ返ってきてません……。

今年のおデート2018


またの名を夫の出張履歴

  • 01/04 初詣@伏見稲荷
  • 01/12-13 Vリーグ観戦
  • 01/20 結婚12周年ディナー
  • 02/10 歌舞伎襲名披露興行など
  • 03/10-11
  • 04/21 プロ野球観戦,携帯電話機種変更,昼飲み
  • 05/01-06 黒鷲旗観戦,友人宅訪問
  • 05/12 練馬で演奏会など
  • 05/25-27 プロ野球観戦,日本ダービー
  • 06/09-11 温泉旅行&グランクラス豪遊
  • 06/16-17
  • 07/07
  • 07/21
  • 08/04 焼き鳥
  • 08/14-19 盆の帰省,五山送り火,クラブカップ
  • 09/07
  • 09/22-23 ベランダクリーニング,小田原
  • 10/05 珍しくわたしが移動した。壬生狂言
  • 11/03
  • 11/24
  • 12/08 葬儀
  • 12/28- 年末帰省


21回。回数としては少なくない。ほぼ出張。

今年観た物2018


本ブログ上の時間は,9月(秋リーグの途中)で止まっているわけで,毎年のことですが履歴をたどるのが大変。

バレーボール


てれびや配信の観戦を除いた現地観戦。練習試合は原則除外。


★は初めて行った体育館。観戦歴20年近くなるが,まだ初めて行った体育館があるので,この業界(?)奥が深い。



75日


春高ではじめ天皇杯決勝でおさめるのがここ数年のサイクルになっている。


大学バレーでは,去年までぽちぽち行っていた中国リーグに行かず,また,関東の2部にも春秋通して1度も行かなかったらしい。1年って早いな。そのかわり,というわけではないのだが,関東1部の秋リーグはなぜか全通してしまった。


9人制が少なめか。ただ,このへんは記録していない試合がありそうな気もする。東京の試合とか関東の試合とか。


ものすごく久しぶりにビーチバレーを観た。


2018/19シーズンの新生Vリーグ。新生になるも,自分自身はタイミングがあわないなどでまだほとんど観られていない。

観劇



こちらも国立劇場の新春歌舞伎で観戦初めをするのが恒例になっている。


前半は謎のハイペース。亀三郎がかわいいのがいけない。一方で,年の後半は全く行っていない。本業が忙しくて,調べたりチケットを買ったりする余裕がなかった。


2月の高麗屋の襲名披露では久しぶりに着物を着た。久しぶりすぎてぐちゃぐちゃだった。

野球


記憶にないので,ファンクラブの来場記録と購入履歴から。


東京ヤクルトスワローズセ・リーグ2位のおかげで,10月になって突如野球多め。

ライブ



B-Tのみ。ホールツアーは,アルバム発売前だったファンクラブの先行申し込み時に「春リーグの日程も出ていないし」ともたもたしていたらチケットの売れ行きがよすぎて首都圏はほぼ完売。追加公演のみとなった。


12/8のFTオンリーはこちらの事情でキャンセル。もったいないことであったがスタンディングなので,空席にはならないという。

その他


去年と比べてみると,今年は「新しいこと」「新しいもの」が少なかった印象。5月の吹奏楽公演は知り合いが出ていたので招待いただいた。久しぶりの吹奏楽で楽しかった。大人のアマチュア楽団の定期演奏会というのは,こう,……おもしろかったです。

*1:練習試合ですが。

*2:「体育館」ではない。

*3:観客数290

「ジャイアント」(とくに意味は無いエントリ)


意味のあるエントリなどないが。


天皇杯(と黒鷲旗)ファイナルラウンドの見所の一つは,地域BRを勝ち上がってきたチームが2回戦で(昨季までであれば)Vプレミアと対戦すること。そしてVプレミアチームの壁は高く厚い。


そこを攻略することが難しく,攻略するチームがなかなか現れないからこそ,楽しいわけで。


たとえば去年のまとめ。


http://d.hatena.ne.jp/cana/20171219#p1


これとは別に,黒鷲旗も調べたことがある。黒鷲旗のほうがリーグ戦方式で対戦数は多いし,6連戦で旧プレミア側もメンバー調整することが多いのが,天皇杯と比べて「ジャイキリ」は圧倒的に少ない。高校大学が春で(出場権を得たチームとは異なる)新チームになっていることも原因のひとつと見ている。


それはさておき,今大会は,1回戦で中央大学早稲田大学が,それぞれ,V1所属の大分三好とVC長野をいずれもストレートで下した。対V1というくくりでは「ジャイキリ」だが,地域BR突破チームが戦う1回戦という位置づけと言い,試合の雰囲気と言い,スコアと言い,ジャイアントをキリングした肌感覚にはならず,上記のまとめに加えるべきか大変悩ましい。べき論で言えば「加えるべき」9割9分でいるが,現時点では,どうも。


前説が長いのにはわけがある。1回戦は手堅かった中央大も早稲田も,2回戦の壁は越えられなかった。中央大は東レに1-3とセットは取ったし第4セットも追い上げたと聞いたがそこまで。早稲田は堺に完全に封じられストレート負け,


第1試合のパナソニック対筑波大がフルセットになったゆえに,あとに続く試合にも期待した。まして,東レにしろ堺にしろ,漏れ聞こえてくる話だと,故障者が多いなどでここまでの成績があまり良くなさそうでもあり。


でも壁は厚いんだよなー。パナ-筑波だって,もちろん結果が出てからだから言えることだけれど,フルセットにはなったものの,試合を見ていてパナが負けるとは考えにくかった。もちろんその場で転がり出したボールを止められないまま試合が決することも,なくはないけど,筑波側にそこまでの勢いがなかったこともあり,最終的にはパナが締めるだろうと。そしてその通りだった。


たとえば東福岡がイゴールを引っ張り出して盛り上がったように勝敗以外の楽しみはあるが,それさえも出させてもらえなかったかな,と。ジェイテクトと対戦した福山平成大も,サントリーと対戦した愛知学院大も,然り。


でも,「らしさ」さえも出させてもらえないのが普通で,だからこそセットを取れば盛り上がるしフルセットともなれば場内は下剋上の期待に湧き下位カテゴリの応援ムードになり,試合後は健闘をたたえる拍手が響くのだ。


前説が長いのは,つまり,三好と長野はがんばれよ,と。中央大にしろ早稲田にしろ,試合に入るときの身構え方が違うんじゃないか,と思ったんだよね。意識してないじゃろうけど。できばえの差には,もちろん初日と,前日の試合でデータを取れる2回戦との違いもあるし(それは中大早稲田側だって同じだが),単純に実力もあるのだろうけれど。実力ならばなおのこと,三好と長野はがんばれよ,だし。V1で1シーズン過ごした来年春にはV1らしい(「らしい」がどういうものかはよくわからないが)風格が出ているといいなあ。

2018天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド・2日目


@武蔵野の森総合スポーツプラザ


本日より,17/18シーズンVプレミアリーグ所属チームが登場。今季V1所属でいえば男子は8(女子は12?)なので,来年から天皇杯のシードはどうするんだろうという疑問。9位10位はBRからになるのかしら。それは待遇差が大きいような(各地の貴重な枠が1つ埋まる可能性が高くその点でも少々興醒めなような)。

A1 パナソニックパンサーズ3-2筑波大学(25-19 24-26 25-18 20-25 15-12)


筑波大:11高橋瑞 13吉田 8小澤 1樋口 5酒井 14坂下 L9高橋結/12山口


パナ:13クビアク 6白澤 11池田(4大竹) 15福澤(7久原) 10山内(21兒玉) 2深津 L17永野


パナはいけまさOPで始まり,途中から大竹,MBは兒玉にかえて,第5セットは山内だったか。福澤のところも,途中久原で最後は福澤。


なんだかんだ言うても最後はパナが勝つんじゃろうな,と思いながら見ていた。少々筑波に運がなかった。取ると乗れる場面で取り切れない。それでこの結果なのだから凄いが,その「あとちょっと惜しい」がなければ勝てた試合と思えばすごく残念。ただ,実力とか地力って,いかにその,取れると乗れる場面を取れるか,そのものなのだろう。精度とか潮目の読み方とか。各々のラリーの結果だけみれば,スパイクアウトだったりするのだが,対戦競技なので,自滅したというよりはパナがじわじわと追い詰めていったんじゃないかと思うしらんけど。


とにかくクビアクの巧さに舌を巻く試合だった。ほんとうに,一つ一つの,ボールタッチが,位置取りが,相手コートへパスで返すときの返球先が,サーブの狙いが,凄まじく巧い。クビアクを見ていると,国際試合で「高さで負けた」なんてどの口が言えよう。


筑波大は良く戦った。見ていて「小澤,そういうところだぞ」とか「酒井,そこ」と言いたくなることしばしばあったが,それは,だめなんじゃなくて,人間ならばあって当たり前のレベル(頻度?)のことで,でももしそれがなければ勝てるだろうと期待させてしまうところで,つまり期待の裏返しのがっかり感であり失望である。美味しいところのスパイクでミスる小澤のそういう属性は好きだが,小澤にはそこをブレイクスルーしてほしいと思うの。


酒井は,まあ。トスガートスガーと言っていたら一瞬阿部くんに変わった。第3セットだったかな。次のセット開始時には酒井が戻った。


プロ野球のどんな優秀なバッターも打率10割はいかない。寧ろ10本に7本はヒットにならない。人間常時120%は出せない。そして,相手は,全員が120%出し続けられたら勝てるかもしれない。そういう相手。去年の堺戦がきっと全員が120%出してたんだろうなあ。


樋口と酒井はそれぞれV1で続けるし,あとは下級生だ。高橋ゆいとも吉田も坂下もボールを落とさない。そのあとの攻撃の精度をさらに上げられれば。早くも来年が楽しみ。

B1 FC東京3-0府立大塚高等学校(25-18 25-21 25-11)


大塚高:2三木 1荒井 12西山 11岩田 4中村 3江口 L7馬渕


FC東京:10デロッコ 18栗山 4山田 14長友 29井上 9手塚 L24野瀬


FC東京は,セットごとにメンバーが違うかんじで。平田も出たし小森も出た。富田も出た。佐藤も出た。リベロが野瀬だけだったけど,あとはベンチ入り全員出た,のかな。


大塚,1・2セット目は良い試合をしていただけに,第3セットでがたっと崩れてしまったのが,それもまたよくみる光景。

A2 ジェイテクトSTINGS3-0福山平成大学(25-20 25-21 25-20)


ジェイテクト:19浅野 2金丸 14西田 6ブラトエフ*1 4福山 16久保山 L12興梠


福平大:2小山 17三好 16山崎 1迫田 15西本 18福元 L40谷尻


ジェイテクトリベロ1人,興梠のみ,だったかな。


ストレートではあったが,西田を止める三好,というのが何回かあって,すごく盛り上がった。わたしが。西田はきらきらしてるなあ。


ジェイテクトは手を緩めることなく,3セットともスタータ上記。セット途中での交代もなかったかなあったかな。学生相手に効いてたサーブもきれいに返されるし,ブロックも分断されていた。逆にブロックによくかかっていた。


B1の大塚みたいにずるずる行くほどでもなく,じわじわと離される。しんどい展開だったが,できることはやっていた,かなあ。こういう試合だと足が動かないのを見ると,人って不思議だといつも思う。

B2 中央大学1-3東レアローズ(23-25 25-23 19-25 22-25)


中央大:9富田 18梅本 11牧山 17都築 12水野 6谷口 L21土岐/1柳田


東レ:15李 21藤井 10星野 1富松 4ルジエ 20アウントゥ L6渡辺


東レリベロ1人。Vリーグは今季からリベロ1人でもベンチ入り14人が可能になったそうだ。天皇杯も同様のルールの模様。怪我人が多いと聞いていたので,李やルジエが出ていることにまず安堵。


東レでのルジエは初めて見たが,ニコさんやデキさんとはキャラが違いそう。かな。


「今日の富田は良い富田」

A3 JTサンダーズ3-0ヴォレアス北海道(25-17 25-20 25-22)


ヴォレアス:13佐々木 7関根 4古田 5家近 3田城 17辰巳 L10白石


JT:1安永 17金子 16劉 2小野寺 6エドガー 18山本 L10井上航


東海大比率の高いコート。ただしJTは深津ベンチアウトでセッターは金子と合田2人がベンチ入り,金子がフル出場だった。


JT応援優先席の近くだったので,御母堂方の応援が聞こえてきて,おもしろいやらおかしいやら。そして試合そのものの記憶が無い。

B3 愛知学院大学0-3サントリーサンバーズ(18-25 18-25 17-25)


サントリー:9大宅 19栗山(5松林) 17星谷 13ムセルスキー(18小川) 10藤中 3小野 L1鶴田


愛学大:23赤星 16小玉 12竹下 19坂 10花園 15岡森 L17河野


久しぶりに小野のプレーを見た。楽しい。

A4 堺ブレイザーズ3-0早稲田大学(25-21 25-20 25-15)


堺:21竹元 11関田(3宮原) 4高野 7出耒田 18ジョルジェフ 12小池 L20山本


早稲田大:1藤中 8武藤 15宮浦 3鵜野 14村山 2小林 L11村本


鵜野に手荒いお迎え。とわーずが拾いまくる。第3セットはどうしたらそんなにブロックにかかれるのか不思議になるほど,被ブロック祭りになっていた。これほど機能しなくなる宮浦も珍しいし,小林もいささか焦っていたように見えた。

B4 東福岡高等学校0-3豊田合成トレフェルサ(18−25 18-25 17-25)


東福岡高:7廣田(13本部) 4内藤 3伴 12松岡(6松田) 9柳北 2松永 L10内本/11井上


豊田合成:12高松 6近 14椿山(15イゴール) 16黒澤 2山近 5前田(4内山) L10古賀


東福岡のSR2枚替え楽しい。あと,リベロの井上,名前の雰囲気から推測される通り,東海大の井上の弟だそうだ。専修にいた井上の弟とも言う。顔というか雰囲気が兄たちにそっくり。


tgもリベロは古賀1人。そう古賀1人。小川のリベロユニを期待していたが。ベンチ入りはしていたが出場機会はなかった。高松の後衛レシーバーは専ら岡本。


OP椿山でスタート。東福岡リードの展開。13-11でイゴールが出てきた。合成ベンチの決断は早かった。のりのりにのる前に叩きのめす。

準々決勝の対戦カード


V1(旧プレミア)8チームが勝ち上がり。


パナソニック-FC東京


ジェイテクト東レ


JT-サントリー


堺-豊田合成


いちにちじゅう硬い椅子に座って腰が悲鳴を上げている。睡眠時間も短い。しかし,さっぱりV1をみる機会に恵まれず遠出をする気力体力が足りないこんにち,天皇杯は貴重な機会である。男女各1コートになるので,この2日間ちらみのちらみ程度しか見られなかった女子も,少しは見られそう。


今日明らかになったのは,自分がまったく今年のチームも対戦成績も暫定順位も出場選手も把握していないことだった。


新生V.LEAGUEになってかわったことかわらないこと,いろいろあるのだろうが,どうも自分の気持ちのうえでは,ますますV1に足が(興味が)向きにくくなった。たまたま年内の機会を逃したこともあり,ムーブメントに乗り損ねてしまったし,公式サイトがかわって,まだ慣れないせいもある。DAZNはみられるが,時間をつくるのが難しい。


できない言い訳はいくらでも出てくる。バレー観戦が休日の余暇にある程度組み込まれている人間でもそうなのだ。まして,そうでない人が体育館に足を運ぶには,けっこうなエネルギーが必要なのだ。


何があるのか,何がおおしろいのか,どう楽しめるのか。観客がしているのは修行でもお布施でもない。対価を払って,「休日を楽しく過ごすこと」を買っている。新生だろうが旧式だろうが,そんなことは本質ではない。

*1:ブラトエフヴァレンティン。バレンティンと聞くと反射的にウラジミールが想起されるので頑なにブラトエフと呼ぶ。

2018天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド・1日目


@武蔵野の森総合スポーツプラザ


今年のはじめ,来年(つまり来月)の春高の会場がここらしいと噂で聞いた。ピンと来なかったが,東京スタジアム味の素スタジアム)の隣に新しくオープンした施設とのこと。思い返せば去年の7月にラグビーのイベントで西競技場に行ったときに,見慣れぬ大きな建造物があった。


飛田給駅からのアクセスも道路一本,道路を横断する階段を上がったところでペデストリアンデッキが味スタと体育館とに分岐。2階(?)が観客入り口となっているのでわかりやすい。外のデッキにキッチンカーが数台来ていた。でも風が強かった。ちょうど風が抜ける構造かしら。館内の導線は,慣れるまでは少々わかりづらかった。入り口入った右手に軽食の売店。ホットコーヒー350円。物販は階段を降りたところ。


第1試合の前に行われた調布市長の挨拶では,昨年11月に開業(?)とか。挨拶のあと始球式。調布市民招待もあったらしい。


フロアは4面取れるので小田原とか群馬ぐらいの面積か。東京体育館よりは狭いが,そのかわりエンド側(短辺)にも中3階的な位置に客席あり。明るい。椅子は背もたれはあるがプラのやつ。客席前方は近頃はやりの透明なパネル。横断幕掲出禁止が告知されていた。ゆえに3階からの眺めは高所恐怖症の人には辛そうと3階に上がった人から聞いた。明日は自分も上かもしれぬ。


試合開始11時。

A1 筑波大学3-0大同特殊鋼レッドスター(25-19 25-16 26-24)


筑波大:11高橋瑞 13吉田 8小澤 1樋口 5酒井 14坂下 L9高橋結/12山口


大同特殊鋼:9長谷川 1伊澤(10二五田) 16川口(5平野) 20木村(18寺尾) 3久保田 4田中 L11島田


筑波大インカレ優勝の年のFR1回戦がこのカードで,そのときは(多くの人の予想に反して)大同が勝った。しかし今日は序盤から筑波ペース。大同は第1セットの途中で平野と寺尾を入れ,第3セットの途中に二五田を入れ。


あまり調子が良くなさそうで,気にはなったものの概ね隣のコートを観ていた。


筑波大,明日はパナソニックと。強敵だ。相手に不足なし。去年は2回戦で堺に勝っている。

B1 大塚高等学校3-2仙台大学(25-23 25-20 23-25 23-25 15-9)


大塚高:2三木 1荒井 12西山 11岩田 4中村 3江口 L7馬渕


仙台大:1堀籠 12阪口(3小針) 2後藤 5前田 6高橋 11十文字 L10飯田


仙台大,インカレでも結局観られなかった。OPの5番の雰囲気(特にライトからのアタックの雰囲気)が好き。チーム全体として,ていねいなプレーをしているように見えるのだけれど,要所で詰めの甘さがあり,大事な得点を落とす印象。チームの雰囲気は楽しそうでアップゾーンも賑やかで楽しかったのだが,いろいろもったいない。


第3セットあたりから仙台大が巻き返す。第3セットの最後は堀籠のブロックでセットを取り,たいへん盛り上がる。フルセットになったが第5セットはスタートから大塚が走った,かな。8-6でコートチェンジしたあと,仙台大のスパイクミスも続いて一気に。


大塚のセッター,よく打つ。


明日は,FC東京と。

A2 洛南高等学校2-3福山平成大学(25-19 25-21 23-25 26-28 10-15)


洛南高:6宮野 1大塚 2中島 5山本 4垂水 9溝井 L7内藤/14木村


福平大:2小山(32坂元) 17三好 16山崎(1迫田) 1迫田(2小山) 15西本 18福元 L40谷尻


洛南は去年(今年)の春高準優勝だったか。そのとき2年生中心だったのできっと今年も強いのだろうと思っている。インハイは知らん。たしか1番の大塚は推薦で早稲田大に合格が決まっていた,はず。193cmのサイドアタッカー


関東1部を蹴破り続けて中国学連初のインカレ準優勝に輝いた平大だけど,どうしてか(どうしても)素直に「強いチーム」と認められない。いろいろあるのよ(思い込みが)。第1セットの展開も相まって,洛南のストレート勝ちじゃないの,なんて悲観論を展開していた。


高校のトップってガチでトップなのでそれでもいいのだけれど,そして洛南とV1との対戦も観たかったけれど,平大は今年のすべての大学で2番目に強かったチームなので初戦敗退はつらい。


2セット連続で「惜しくもない」感じで落とした第3セット,サイドの3枚をいじってきた。迫田をOPにいれ,小山がポジション5,ポジション2に坂元。この試合だけ注視していたわけではないのだけれど,言われて見れば山崎の影が薄かったかもしれない。この布陣でチームが安定したようには見えた。知らんけど,たぶん,迫田か小山(か両方)のレセプションの負荷が減った。それに,1番2番が並んでいるのが,なんか,良い。


平大は,やはり2回生両MBの活躍が目立つ。とくに試合後半,西本が大塚を1枚で止めるシーンが目立った。数は多くないのだけれど,キルブロックが決まると盛り上がる。本人の喜び方も派手なので,ほんとに盛り上がる。コミットだったのかマンツーマンだったのかわからないんだけど。後がなくなった第3セットの後半2本が効いた。第4セットの最後も大塚を止めた。


第5セットはファーストサーバの福元のサーブと,次の三好のサーブでずいぶんと得点を重ね,3-8とかなり優位にコートチェンジ。最後も迫田のスパイク。


迫田,面白い。今日の福元はちょいちょい荒れてるように見えたけれど,その荒れ球のしのぎ方もうまい。インカレ観ててしみじみ感じていたのだけれど,大人しくて地味目な(そのぶん堅実な)パスヒッターに見えた1年のころの迫田が4年生になってこんな頼もしい背中を見せる巧さとパワーを兼ね備えた「エース」らしい主将像を見せるとは,自分の見る目がよほどないのだな,と。


迫田はいなくなるけれど,来年また中国リーグ行かないとならないかねえ,なんて思ってしまうので,試合観ると良くないね。


明日はジェイテクトと。

B2 大分三好ヴァイセアドラー0-3中央大学(19-25 20-25 21-25)


中央大:9富田 18梅本 11牧山 17都築 12水野 6谷口 L21土岐/1柳田


大分三好:4勝 18高山 14ヤカン 15マーク 9林(23藤田) 22藤岡 L7松尾


前の試合がフルセットだったので,13:40試合開始。しかし,A2がフルセットになったので,終わりはほぼ同時。B2のほうが少し早かった。


三好,今季初見。昨季(チャレンジリーグ1)もさほど観ていないがV1に上がってますます観る機会が減っている。


中大はインカレでは全くみられなくて,秋以来の感覚。カテゴリが違うカードの力加減は対戦してみないとわからないとはいえ,試合結果だけうっすら漏れ聞こえてくる今季の三好の様子からすると,事前の無責任な予想ラインから外れなかった。インカレで燃え尽きれなかったチームが天皇杯で活躍するのもよくあることでもあり。谷口の躍動が容赦ない。


15番の選手はアジア枠なのだろうけど,どこなんだろう。スパイクはともかく,途中,都築や鍬田にえらくサーブで狙われていて,むむむ,と唸る。V1よねえ。初勝利が最後になったが年内に勝った(ジェイテクト東レ)ので,断トツ弱いということでもなさそうなんだけど。うーむ。


中央大,明日は東レと。東レも今季(怪我人も多く)不調なようなので,これは楽しみ。

A3 順天堂大学1-3ヴォレアス北海道(25-22 14-25 20-25 19-25)


ヴォレアス:13佐々木 7関根 4古田 5家近 3田城 17辰巳 L10白石


順天堂大:29松下 21タナカ 28岡本 22鳥原(20福池) 9中村 19森垣 L31高橋


結果的に,関東代表で唯一勝ち残れなかったのが順大。淋しくはあるが,いや,もう,第1セットの終盤からあと,しばらくが酷すぎた。なんだったの。25-22が,かなり追い上げられてぎりぎりで逃げ切った感じだった。それまで大差をつけていたのに。


中村の背番号9が一番若く,中村がキャプテンマーク(白いテープで)。4年生全員登録外。潔いというか,順大,こういう試合で思い切ってくるよね。セッターはおそらく森垣通し。小野は登録されてはいたけれど出場してないと思う。


北海道は,去年の天皇杯以来か。1度ぐらいちゃ2で観たか(いや,観ていない)。ユニフォームの柄が派手になっていて,かっこいいのはかっこいいんだけど,おそろしく背番号が見づらい。とくに黒ユニ(に水色の数字,人名は赤)は判別不能レベル。怒りを覚えるレベル。


髪型や髪の色や髭に惑わされずに顔をよくよくみれば選手はひととおり知ってる選手(去年いた選手もいなかった選手も)なので,慣れてくると親しみや好感もわいてきたが,試合開始直後は,「誰だよムキー(怒)」に意識が埋め尽くされ,そのせいで,第3試合はどちらのコートもうまく試合に入れないまま終わってしまったのではないかと言いがかりをつけたくもなる。


辰巳は相変わらず別嬪だった。チームには思うところ(背番号が見づらいユニフォームとか)少なくないが,辰巳にはがんばってほしい。ほんとに。あと,ビジュアルがずいぶんかわってた白石とか,別人ぐらいビジュアルがかわってた(記憶から何年分も年齢を加算する必要のある)佐々木とか。去年は怪我だったかで試合に出てなかった古田もお元気そうで何より。


試合内容は,まあ,ええと,まあ。順大gdgdだった。関本や浅田が出ていたらどうとかセッターが小野ならこうとかの仮定は意味がないのでしないけど,春がいちばん成績が良かったことになるのだろうか。しょっぱい。序盤はヴォレアス側も良いとは言えずほんとにgdgd……


明日はJTと。おおお。

B3 愛知学院大学3-0高知高等学校(25-18 25-20 25-17)


高知高:1大崎 6八木 3別役 4中澤 7小松 9岡林 L2松田


愛学大:23赤星 15岡森 16小玉 12竹下 19坂 10花園(7植木) L17河野


鎮西→愛学ライン鉄板なのかしらん,鎮西OBの多いこと。


四国代表1枠,高知高。初めてだろうなあ。あそこでもそこでもそこでもなく,というのが,四国事情はわからんのでなんとも言えんのですが。愛媛方面の元気さがないのは,どことなく「国体の後」という感じも。


第3試合はこちらの気持ちが切れていたので,よくわからん。相手も相手だし。


明日はサントリーと。

A4 VC長野トライデンツ0-3早稲田大学(17-25 24-26 17-25)


VC長野:17松村 16森崎(8田中) 23キセレフ(4小林) 7栗木 14矢貫 13椿 L12山本


早稲田大:1藤中 8武藤 15宮浦 3鵜野 14村山 2小林 L11村本


現状のV1の成績はわからないけれども,今のチームを見てる・見てないで予想を立てるとして,立てにくかったのが三好よりも長野。メンバーもちゃわんのころと比べると異動がある。(三好もあるけど)


第2セットVC長野がリードしてる雰囲気のところで会場をあとにしたが,ストレートだった,と。


椿だしなあ,なんて色眼鏡で見てはいかんのだが,そもそも椿がへんなところからへんな体勢でボールを上げている場面がちらちら目に焼き付いていて,それってつまりパスが返ってないんじゃないの。


早稲田は序盤は鵜野(笑うとかわいい),中盤以降は宮浦が良い意味で目立っていた。


明日は堺と。鵜野の就職先である。去年の筑波-堺(ふぃーちゃりんぐ小池)再来なるか。

B4 天理大学2-3東福岡高等学校(25-20 31-29 18-25 21-25 8-15)


東福岡高:7廣田 4内藤 3伴 12松岡(1伊藤) 9柳北 2松永 L10内本/11井上


天理大:2前田 15田中 6吉識 3松本 4難波 1天野 L7山根/16森藤


天理,奈良の大学なのに(なのにというのもおかしいが)姫路とか岡山とか出身の選手が多い。甲南とか甲南とか東商とか姫工とか。


去年のインカレで東亜とフルって東亜応援勢としてはしんどさしかなかったので天理のことが何一つ記憶にござりませんな感じだったんだけど,改めて見てみると顔ぶれは瀬戸内の香りだし,チームも楽しい。


難波は,世代別の選抜合宿でよく名前を見る。198cm。横にも比較的大きく,力強く,バリエーション多めで不器用ではなさそう,という感触。


東福岡は,近頃の春高福岡代表は専ら東福岡,ではあるものの,ちょっと前が大変強かったのに比べて,ちかごろの全国での位置づけはどの程度なのかわからんわけで,さてどうなんだろう,と。9番の1年生が,これまた大きかった。洛南の大塚とは違うタイプで。たぶん。


1・2セットを天理が連取し,東がいまいちなのか天理が良いのかどうだろうと思ったが,そこから東が3つ取って勝ち上がった模様。その後いろいろあって個人的にはもう少し天理を見たかったので残念。


東福岡,明日は豊田合成と。


豊田合成といえば,11月にリーグに登録され先週試合出場も果たした小川(明治大在学中)が今大会にも登録されている。明治が春6位(ブロックラウンド直行との境目)で都予選にエントリしなかったのがここで効いてくる。先週のリーグではレシーバーだったようすで,さて。出るといいなあ,リベロで。見たいなあ。


夜は別件(忘年会シーズンなので)があったため,第4試合の途中で離脱。都心からのアクセスという点ではやはり劣る。個人的なアクセスの良さとは別の話である。


今年V1が10チームになったが,今年からV1に上がった大分三好とVC長野はブロックラウンドからだった。V1の2チームとV2から唯一だった大同特殊鋼が敗れ,V3のヴォレアス北海道だけがVリーグ勢で2回戦に駒を進めることになった。少々淋しい。そもそもファイナルラウンド出場チームの数も淋しいところ。


今年は高校の出場が多い。4チーム。昨年は1チーム(鎮西)だけだった。春高の会場らしいというわたしの思い込みが勘違いでなければ,ここで練習や試合ができるのは貴重な機会だろうから,がんばって出た甲斐もあろうというもの。そして4チーム中2チームが大学を破って2回戦進出。

今年も全日本インカレ


いよいよ,明日が最終日。6年ぶりの男女共催,男子準決勝第2試合の終了は午後6時を回っていた,ような,気がする。


国学連2位の福山平成大が,関東学連5位の東海大を破り決勝戦進出。チームとしてはもちろん,中学学連男女あわせても初の決勝進出の由。また,インカレ史においても,関東学連同士でない決勝戦は,平成13年(2001)年の筑波大-大阪商業大まで遡る。とうぜん,自分が見始めてからは初めてのことだ。そもそも,関東学連以外からの準決勝進出が,2014年の名城大以来だったわけで。


準決勝の平大は強かった。すごく強かった。ダークホースなのか台風の目なのか。平成最後の年だから福山平成大に優勝してほしいなんてTweetを大会の初めの方に見かけたけれど,強豪犇めく山に入った平大がほんとうに決勝戦まで駒を進めるとは。本気で予想していた人が果たしてどれぐらいいただろう。オッズだったらどれぐらいつくだろう。64頭出馬のレースで,馬連早稲田-平大,早稲田が1番人気だから,まだ万馬券までは行かない,かな,いや,行くかもな。福平だけに伏兵なんて駄洒落は言わないよ。


第4セット,いよいよこれはほんとに平大が行きそうだな,となってきたあたりから,複雑な思いが去来していた。詳細は省く。ふだん関東1部を好んで観ている身として。去年までぽちぽち中国リーグを観ていた(逆に言えば今年1度も観に行かなかった)身として。でも,中国リーグなら強いて言えば東亜大派かな,とか,札幌校舎,とか,そういうあれやこれやあれやこれや。そもそも対戦相手が東海大だったので,それも小さくない。


項を改めて,平大ぽえむはしたためたい。


おもしろい,なのか,たのしい,なのか,くやしい,なのか,うれしい,なのか,さびしい,なのか。


どれもしっくりこないような,ゆえに,その,どれでもあるような。


ともあれ,明日の男子決勝戦が,素晴らしい試合になりますように。そして,せっかくだから,ネタでもなんでも,多くの人に注目される試合になるといいなあ。客席少々さびしいもの。

2018年度関東大学秋季リーグ男子1部・2部入れ替え戦


駒澤大学玉川校舎


※例によって2019年1月に書いた物


年に2度入れ替え戦で訪れる二子玉。

国士舘大学(1部11位)2-3専修大学(2部2位)(21-25 25-27 30-28 26-24 13-15)


国士舘:15熊切 18金子 9川島 1笠利 36黒川 20松川 L17柳/2野島


専修:20久保下 1酒井 9谷 16久保 25藤中 7柏田 L26大林


第1セットは専修が好調。21-24で迎える笠利サーブの前にタイムアウトを取る余裕もあった。


専修MBの谷がパワフル。パンフによるともともとサイドの選手なのかな。ただし,MBは谷も柏田も打数は少なめ。


第2セットは国士舘リードの23-22から,専修が追いついてデュース。最後は笠利のパイプを専修の3枚ブロックが仕留めた。


2セット目から4セット目まですべてデュースになり,最終セットまですべて2点差の接戦になった。コクシのミス(ダブコンとか)がちょいちょい目立つのはいつものコクシ。


しかし専修も,久しぶり(サマーキャンプで少し見たのを除けば去年の秋以来)に見たが相変わらずの専修。ある意味で似たもの同士の対戦。フルセットになりそうな予感が的中する。「久保がめっちゃ久保」とか「アドバンテージのチャンスをふかす」とかTweetしているので,まあ,そういう試合だったんだろう。第3セット最後は熊切。


第4セットも専修が中盤4点差ぐらいつけていたが,コクシが追いつき,最後は松川のノータッチエースが決まり,フルセット。予感が的中する。


第5セットは一進一退が続くが,9-11となった点差を専修が守り切って,最後は国士舘のサーブミス。ピンサ入れてワンブロも入れてサーブミスという切ない終わり方だったが,勝負に出ねばならない場面だったので,あれは仕方なかろう。


専修大学が1年ぶりの1部昇格。試合後東が酒井を引っ張ってきて,酒井を胴上げ。4年生のベンチアウト組が多く(ベンチ入り4年生は酒井だけだったのかな),なんかしらいろいろあったんじゃろうと思うなどした。でも試合後の集合写真はわちゃわちゃと楽しそうで,来年1部でまた楽しい試合をみせてほしい。


藤中末弟も1部にやってくる。結局兄弟対決はこの代でも叶わなかった。*1


国士舘は2部降格。試合に出ていたのは笠利と野島ぐらいで,力もあるので,また上がってくるかなー,と。

慶應義塾大学(1部12位)3-2青山学院大学(2部1位)(25-20 25-14 24-26 18-25 17-15)


慶應:23小出 19樫村 8富澤 12マルキ 17清水 18吉田 L3岩本


青学:2田島(3s-8望月) 16中道 11中西 12薬師寺(2s-13小田島) 14安田 6萱野(2s-12薬師寺) L5山口/7長田


それぞれ残留。


慶應のOBが多数参集していた。そして秋リーグ故障離脱(?)していたマルキがスタメン。


青学は2部優勝の回数は多く,何度も入れ替え戦で見ている。春も見た。自分が入れ替え戦を見ないときでも青学が出たことは多い。でも,いつも,惜しいところまで行っても勝ちきれない。今年の春の入れ替え戦は「本当に優勝したのか?」と思う内容だったが,果たして。


1セット目は点差つけて慶應。最後は清水のブロックか。2セット目に青学は小田島を入れて薬師寺をMBに回す。薬師寺は後衛でもリベロと交代せず,小田島が下がるパターン。


2セット目も慶應が大差で取る。


ここからが,青学らしい。第3セットも慶應リードの展開だったが,23-21から3連続得点でセットポイント。4セット目も取り,フルセットに持ち込む。第3試合(男子の1試合目)から見ているとはいえ,6時半を回った。


青学リードの7-8でコートチェンジ,ブロック決まって7-9。8-10で吉田が足つったっぽい様子を見せる。が,続行。サイドアウトの取り合いで12−14と青学がさきにマッチポイントに手をかける。サイドアウトで13-14。


このあとわたしは試合後まで延々青学のベンチに文句を言うことになる。しょせん結果論でしかないのだが,ほんとうに,あと少しのところまで来て,あと1点が取れない。何かできることはあったんじゃないか。もう少し早くタイムアウトを取れたんじゃないか。


13-14でサーバーはマルキ。思い切り崩して吉田のブロックで14-14のデュース。次のサーブは前に落とし,マルキのトランジションアタックだったかな,で15-14と慶應があっという間に逆王手。


それでもベンチは動かない。青学はS1レセプションローテ,相手サーバは強い。タイム一つ取れんのかとイライラした。


安田のスパイクが決まって15-15。吉田のアタックで16-15。清水のサーブ,最後は富澤が決めて,17-15で試合終了。慶應が首の皮一枚で1部に踏みとどまった。


ええねん,いつも応援してるチームなわけじゃないし,自分が熱くなっても仕方ないし。そもそも第3セットも途中までビハインドだったわけで,フルまで持ち込む粘り強さはさすが青学って思ったし。けして,慶應に落ちてほしいわけでもないし。


でもなあ。2部の門番をしていたいわけじゃないでしょうに,と,少々後味悪く二子玉を後にした。また来年,かなあ。うーむ。

*1:長兄と次男とは同一リーグに所属していたが世代別代表に選出されて不在だったりなんだり。