平成30年度第9回全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会男子東部決勝リーグ


JFE千葉体育館(蘇我


例の長い名前の大会。今年で9回目だそうだ。


本文ほぼなし。


今年の男子東部は参加チームが増えた。千葉ゼルバが新生V.LEAGUEに参加せずこちらに戻ってきたのが1つ,近頃ぐいぐい力を伸ばしているJUWAが(おそらく関東地域Lの結果を受けてのことと思うが)決勝リーグに参加しているのがもう1つ。Safilva北海道,JUWA,千葉ゼルバ,三菱UFJ銀行東京海上日動フォーバルボンズアイシン精機トヨタ車体の8チームで,いままで3週だった東部決勝リーグが4週開催となった。


千葉大会は3週目にあたる。


以下省略(おい

お引っ越し(したよ)のお知らせ

2003年からお世話になっていたはてなダイアリーが,今年度でサービス終了する。すでに記事の編集・更新は1月を以て停止された。2月いっぱいが,自力でのインポート/エクスポート可能期間。何もしなければ3月にはてなブログに自動移行され,我らの「はてなダイアリー」は完全に終了する。


昨秋の発表からスケジュールも把握せず長々と放置し続けていたが,今日いよいよ更新できなくなったことを知り,重すぎる腰を上げてはてなブログに移行した。このところ全然書けていないので,ダイアリーのサービス終了を機に本ダイアリーの看板を下ろすことも考えたが,放置する度胸はあっても辞めてしまう勇気は出なかった。他のサービスを探す気力もないので,結局継続。タイトルも(画素数が少なすぎる)ユーザアイコンも今のところはそのまま。ブログアイコンなるものは設定した。


微妙な変化が微妙なストレス。


記事検索をしづらくなった(「記事一覧」の画面がなくなった。PC版はサイドメニューに日付アーカイブがあるがスマートフォン画面だとどうなるのだろう)ので,カテゴリ設定をしておいたほうがよいのだろうか。「volleyball」以外のカテゴリでエントリされることはあるのだろうか。


さて,どうなりますことか。


引き続きよろしくお願いします。

全国高等学校バレーボール選手権・最終日(決勝戦)

書きかけのまま,下書きにも入れずに3週間経過したので,前口上だけで本題に入れていない状態ですが,アップしてしまう。でないと,2月にならない。


しようとしたところで,はてなダイアリーの記事更新機能が1/28で停止していたことを知る。枠だけつくって中身が空っぽだったはてなブログへそのまま移行。これがはてなブログに移行してからの初投稿となる。


慣れない……


以下本題(になりそこねた本題の前振り)


@武蔵野の森総合スポーツプラザ


前日の準決勝は10時試合開始で女子→女子→男子→男子の順だが,決勝戦は11時半試合開始の男子→女子の順。


準決勝が第4試合のチームは前日が遅く翌朝が早いのでつらい。ただ,今年の準決勝は第1試合がフルセットになったほかはストレートだった(たしか)のでそれほど遅い終了ではなかった。

男子決勝戦清風高等学校大阪府)0ー3洛南高等学校京都府


大阪市中央体育館でやればいいのでは対決。今年の男子は関東勢が2日目で全滅でしたのよ。


清風は,準決勝の鎮西戦ストレートで,1セットしか見られず,2日目もほとんど見ていなかったのでほぼ初見。前評判では1番のセンターエースが良い(194cm)というのと,徹底されたリードブロックが強みとのこと。


洛南は,昨年準優勝。そのときのメンバーが多く残っている。去年決勝戦を見ながら,来年こそ,と思ったことをうっすら覚えている。1番(アウトサイドのエースか)の大塚は,推薦で早稲田大学への進学が決まっている。前日の準決勝でも,えげつない角度のクロススパイクをインナーに叩き込んでいて,そうかと思えば脚の長いストレートでコートの奥を狙いと,技巧を存分に光らせていた。


どちらも伝統のある私立の中高一貫男子校で(洛南は今は共学),有数の進学校であり,スポーツも強い。ではあるが,春高4強常連校ではないので,春高勝戦の場でこのカードは新鮮にうつり,良い歳になった自分が今頃と少々趣深い。


こういう振り返りを書くとき,つい個人名を出してしまう。誰のプレーが良いとか誰の調子が良いとか良くないとか。フォームが好みとか顔が好みとか。


個人に注目する部分は当然あるのだけれど,バレーボールの試合を見ているときに自分が見ていることや面白いと感じていることは「人」だけじゃない。今日のような,個人への思い入れが強くない試合,4階席の上のほうから俯瞰して見る(顔がわからない)試合では特に,「それ以外」のほうがウェイトが大きいくらいかもしれないのが,そこは言葉にしづらい。


ということをあらかじめお断り。いつか,そうじゃないところを表現できるようになれると良いのう。

年末年始休暇(そろそろおしまい)


去年一昨年は喪中と言いながら初詣したのですが,今年は四十九日もまだだし,自分ちのことなので,初詣はなし。元日を家でひっそりと(焼いた鯛も煮た鰤もお雑煮も多少おせちっぽいものも食べたけれど通常よりはひっそり目に)過ごし,2日と3日は祖母のところに顔を出し,3日から京都。


ふだんは4日に京都で初詣をしてそのまま東京に戻るのですが,今年は仕事始めが7日なので1日長く在京しています。


4日は西本願寺に参拝。阿弥陀堂(本堂)が改修中(?)で閉鎖されていたのが残念だったけど,御影堂を参拝していたらちょうど定時のおつとめが始まったので便乗してきた。そのあと塩小路付近でコーヒーを飲んで,夜は,かなさんの知り合いの新年会@工学部某館某所にまぜてもらう。全員初対面だけど最年少参加者3歳というゆるい会で楽しかった。


今日は昼過ぎに起きて喫茶店で遅いブランチをしたあと,京都市中をぶらぶら散策&ウィンドゥショッピング。六角堂の祈願鳩(500円)がめちゃめちゃかわいかった。あと,六角通富小路柳馬場あたりにその名も「ROKKAKU」という箔押しのペーパーアイテムのお店があって,これがため息の出る素敵さ。どれも素敵過ぎて選べなくて結局なにも買えなかった(だめじゃん)。かづら清で椿油は買えた。


今晩帰宅,明日は春高をちら見してから夜は新年会の予定。この1週間毎日昼まで寝ているので,起きられるか心配。社会復帰できる気がしない。


この年末年始,珈琲店ばかり行っている気がする。夫の人は珈琲と蕎麦が好きだそうで(40代DINKS男性らしさ),都会だろうが地方都市だろうが片田舎だろうが,どこかしらで素敵珈琲店情報を仕入れている。喫茶店巡り,というほどの積極性ではなかったし,年末年始で休業のお店もあったわけだが。


瀬戸内市邑久のキノシタショウテン素敵でした。白い壁とウッディで明るい店内。カウンターの奥にカップがずらり。珈琲の種類がほんとに多くて,入れ方も選べた。そして,(食べなかったけど)食事のプレートが備前焼! 備前焼きらぶ。


岡山駅近くのリットシティビル(クラウンプラザホテルのあるビルの2階)にある THE COFFEE BAR も同じ系列。こちらはメニューは少し違っていた(し,皿も違う)けど,居心地の良いソファでゆったりできて良かった。


京都の塩小路あたりのお店は「くらす」という立ち飲みなこぢんまりした店舗。


コロンビアとかコロンビアとか飲んでました。

今年気になったバレーボール選手2018


2010201120122013201420152016


2017は書きかけのままお蔵入りしていたようです。のちほど。


もともと「俺6(俺が選ぶ今年のベスト6)」を選びきれないこういうタイトルにしたものだったけれど,経年に伴い誰が決めたわけでもないのに1回縛り(複数回選出はなし)になり,自分で窮屈になった。大学1回生か高校生くらいしかいない,でも高校生はたいてい春高で観るので,年末には思い出しづらい。


今年は,過去との重複を気にせずに書いてみるよ。


西田有志(ジェイテクトSTINGS)/OP
2000年生まれのニシダミレニアム号。男子では珍しい高卒内定選手の17歳でのVリーグデビューで即大活躍。2017/18のVプレミアリーグシーズンに鮮烈な輝きを放った。その後代表にも選出され,WNLではオチャノマに華々しいデビューを飾った。ジャンプ力と最高到達点の高さ,パワフルなスパイク,貪欲な姿勢,プロ意識。そして何よりも,若さ。観る者に四の五の言わせぬ力が彼にはある。彼を知って以降「将来有望」と言われる選手を見てもつい西田と比べてしまい「でも,西田はあの歳でその上を行っている」とぐうの音も出ない。でもそんな西田が居ることが嬉しい。17/18シーズンのリーグ最優秀新人賞と思い込んでいたが井上航だった。しかし,18/19はもはや新人ではないような。そんな選手。まだ10代。
三輪大将(高川学園高等学校明治大学)/MB
山口県にちょっと反応してしまう勢,たまたま春高で高川のベスト4進出が決まった試合を観た。そのとき目を引いたのがMBの三輪。機動力があるというのかプレーに華があるというのか。所謂爽やかで溌剌としたタイプではないのだが,癖になるプレーで魅せる選手だった。大会後に明治大への進学を知り,楽しみにしていた。春開幕スタメン。新人賞こそならなかったが,その後の活躍は言うに及ばず。2018年の明治大の好成績の立役者と言って過言ではないだろう。
水町泰杜(鎮西高等学校)/WS
春高当時2年生だったっけ,1年生だったっけ。外見なのか体型なのか,ほんの少し高松(卓矢/豊田合成)を彷彿とさせる。ちょっと小柄でむちむち。鍬田(憲伸→中央大)との対角がめちゃめちゃ強かった。黒鷲旗でも活躍。天皇杯ファイナルにはいなかったので,来年の春高で観られることを期待している。
劉力賓(JTサンダーズ)/WS
新リーグ新設の「アジア枠」で加入した中国代表,23歳(?)。197cm。サーブ良し,スパイク良し。フォームが綺麗。そして,さっぱりめの整った顔立ちと,朴訥そう(あくまで「そう」)な外見の雰囲気。アジア枠そのものには含むところあっても「りーびんかわいい」「でもりーびんはかわいい」に集約されてしまう。
三好佳介&西本圭吾(福山平成大学)/MB
あえての2回生MBセット販売で。2018年の大学バレーボール界隈を語るうえで,福山平成大学の全日本インカレ2位は外せない。夏に鹿児島Cherry Blossom の主将としてクラブカップも制した主将の迫田郭志はもちろんすごかったのだが,コートに立っていた2回生4人の力が大きい。とくに,MBの対角,ブロックから派手なガッツポーズを決める西本の動のイメージと,西本に比べて動きは大きくないが淡々とサーブでなぎ倒していく三好の静のイメージが対照的だった。
小松一哉(明治大学)/WS
平たく言えば外見が好みという選手は数多いるが,それをストレートに表明することにはどうもためらいがある。と言いながらここでストレートに書いている。2017年は出番のまずない白(リベロ)ユニ。その年の東北ブロック国体でアタッカーなのを知った。2018年の春から紫紺ユニのプレーをみることになった。試合に出続けることで伸びるのを実感した1年であり,1年の集大成の全日本インカレだった。プレー面でも精神面でも支える立場のようで,来季は主将として良いチームを作って4年間を全うしてほしい。余談だが,秋リーグの会場で会った知人の娘(1歳)に「あの紫の13番かっこいいよ」とひたすら吹き込んでみたが果たして彼女が覚えていてくれるかどうか。

おまけ:2017


さいごに,書類フォルダに残っていた書きかけの2017(=それまでの年に書いていそうで書いていなかった選手らしい)を載せておく。


お名前だけ。すきです。


*1:当時。今は横河電機だっけ。

*2:今は富士通明石か。

*3:きんでん内定

明けました2019


去年も一昨年も「喪中につき新年の挨拶を遠慮しておりました」の寒中見舞いを出しました。今年の年越しは,忌中につき,でございます。


はてなダイアリーもすっかり放置していた2018年の第4四半期,自分はそれなりに平穏な日々を過ごしていたのだけれど実家方面ではいろいろと変化があったらしく,12月の初めに祖父が亡くなった。


盆の帰省で会った折には「食欲が無い」と言って疲れた様子は見せていたものの普通に生活していたのだが,あとで聞いたところ秋口から体調を崩して短い入退院を繰り返しており,最期は自宅で,深夜おそらく眠っている間に息を引き取ったそうだ。


前回の年越しのエントリを読み返して,1年は短いようで長いと感じる。1年前は祖父が年越しの支度やら帰省した我々夫婦の世話やらを焼いてくれていたのだった。


その祖父は亡くなった。一昨年の暮れに倒れて病院で年越ししていた祖母も,左半身が不自由になり,退院後は特別養護老人ホームに入所した。逆に,去年は家出していた母が(これこそ一言では書き切れぬほどのすったもんだがあったわけだが)家に帰り,今年は,両親,夫,わたしの4人での年越しとなった。田舎ゆえのそれなりに広い家は老親の2人暮らしでがらんとしていて,とはいえ祖父母の荷物が片付いているわけでもなく,それなりに広い家の中で一番狭い部屋にしつらえた炬燵の四隅にそれぞれが足を突っ込んで銘々好きなことをしている。いつも自室に引きこもっていた父が,それでもおもてに出ている時間が長くなった。


こういうプライベートな記録に意味があるのかと思っていたが,こういうプライベートな記録こそに意味があるのだろう。


去年は,日本列島には災害が多く,実家方面も(自身はノータッチながらも)慌ただしかった。もちろん楽しいことは多く,自身は概ね健康で,経済的に困窮することもなく,素晴らしい夫にちやほやしてもらいながら日々脳天気に好き勝手に暮らせていたので文句のつけようはないのだけれど,こうして振り返ると精神的にしんどいことも多かった。


帰省して,親が年老いたり,祖母が施設で(素晴らしいスタッフさんたちに囲まれているとはいえ)心細そうにしているのを見ると,逃れようのない歳月を感じて憂鬱な気持ちになるけれど,それでも,今年は,去年よりも良い1年でありますように。


今年もよろしくお願いします。

2018年を振り返る


  • 2月:冬季五輪 直接関係ないけど忘れそうなので
  • 3月:Amazon Echo がやってくる。生活がリッチに,人間はさらに怠惰に
  • 6月:実家方面がわやわや(ノータッチ)
  • 8月-10月:しごとであふれる
  • 9月:インスタ始めました
  • 11月:手術。初めての全身麻酔
  • 12月:母方の祖父が亡くなる

今年の旅行2018


宿泊を伴うもののみ。

  • 01/01-04 岡山→京都(帰省)
  • 02/17-18 野沢温泉(スキー)
  • 04/29-05/06 大阪(宿泊は京都)(バレー観戦)
  • 06/10-11 上田温泉
  • 08/14-19 岡山(小学校のクラス会で帰省)→京都・大阪(クラブカップ
  • 10/05-07 京都(デート)
  • 11/16-17 岐阜(宿泊は大垣)(バレー観戦)
  • 12/08-09 岡山(葬式で帰省)


今年は少ない。中国リーグに行かなかったので観戦の遠征も少なかったし,毎年の夏の旅行も今年は帰省でうやむやになった。飛行機に乗ったのが12月の葬式のときだったぐらい。

今年買ったもの2018


記憶にない。今年は高額の買い物はしなかったようす。たぶん。サービス支出の多さに目をつむる。



財布がたぶん一番高額の買い物。今のが古くなってきていて,たまたま通りがかったときに衝動買いしたのだが,まだ交換していない。


レンズはちょいちょい認識しないのをだましだまし使っていたが,インカレの最終日にヨドバシに持ち込んで検査してもらったら壊れていた。修理見積代金がけっこうな額(キットレンズとしての値段と同じかそれ以上)だったので,諦めて,新しいものを買った。


購入時にフィルタを買う段で気づいたが,いつだったか落としてフィルタを粉々にしたことがあった。そういうのが積もり積もっての故障ではなかろうか。


そして,きょねん買った着物用箪笥の側面にひびが入って修理に出したのがまだ返ってきてません……。

今年のおデート2018


またの名を夫の出張履歴

  • 01/04 初詣@伏見稲荷
  • 01/12-13 Vリーグ観戦
  • 01/20 結婚12周年ディナー
  • 02/10 歌舞伎襲名披露興行など
  • 03/10-11
  • 04/21 プロ野球観戦,携帯電話機種変更,昼飲み
  • 05/01-06 黒鷲旗観戦,友人宅訪問
  • 05/12 練馬で演奏会など
  • 05/25-27 プロ野球観戦,日本ダービー
  • 06/09-11 温泉旅行&グランクラス豪遊
  • 06/16-17
  • 07/07
  • 07/21
  • 08/04 焼き鳥
  • 08/14-19 盆の帰省,五山送り火,クラブカップ
  • 09/07
  • 09/22-23 ベランダクリーニング,小田原
  • 10/05 珍しくわたしが移動した。壬生狂言
  • 11/03
  • 11/24
  • 12/08 葬儀
  • 12/28- 年末帰省


21回。回数としては少なくない。ほぼ出張。

今年観た物2018


本ブログ上の時間は,9月(秋リーグの途中)で止まっているわけで,毎年のことですが履歴をたどるのが大変。

バレーボール


てれびや配信の観戦を除いた現地観戦。練習試合は原則除外。


★は初めて行った体育館。観戦歴20年近くなるが,まだ初めて行った体育館があるので,この業界(?)奥が深い。



75日


春高ではじめ天皇杯決勝でおさめるのがここ数年のサイクルになっている。


大学バレーでは,去年までぽちぽち行っていた中国リーグに行かず,また,関東の2部にも春秋通して1度も行かなかったらしい。1年って早いな。そのかわり,というわけではないのだが,関東1部の秋リーグはなぜか全通してしまった。


9人制が少なめか。ただ,このへんは記録していない試合がありそうな気もする。東京の試合とか関東の試合とか。


ものすごく久しぶりにビーチバレーを観た。


2018/19シーズンの新生Vリーグ。新生になるも,自分自身はタイミングがあわないなどでまだほとんど観られていない。

観劇



こちらも国立劇場の新春歌舞伎で観戦初めをするのが恒例になっている。


前半は謎のハイペース。亀三郎がかわいいのがいけない。一方で,年の後半は全く行っていない。本業が忙しくて,調べたりチケットを買ったりする余裕がなかった。


2月の高麗屋の襲名披露では久しぶりに着物を着た。久しぶりすぎてぐちゃぐちゃだった。

野球


記憶にないので,ファンクラブの来場記録と購入履歴から。


東京ヤクルトスワローズセ・リーグ2位のおかげで,10月になって突如野球多め。

ライブ



B-Tのみ。ホールツアーは,アルバム発売前だったファンクラブの先行申し込み時に「春リーグの日程も出ていないし」ともたもたしていたらチケットの売れ行きがよすぎて首都圏はほぼ完売。追加公演のみとなった。


12/8のFTオンリーはこちらの事情でキャンセル。もったいないことであったがスタンディングなので,空席にはならないという。

その他


去年と比べてみると,今年は「新しいこと」「新しいもの」が少なかった印象。5月の吹奏楽公演は知り合いが出ていたので招待いただいた。久しぶりの吹奏楽で楽しかった。大人のアマチュア楽団の定期演奏会というのは,こう,……おもしろかったです。

*1:練習試合ですが。

*2:「体育館」ではない。

*3:観客数290

「ジャイアント」(とくに意味は無いエントリ)


意味のあるエントリなどないが。


天皇杯(と黒鷲旗)ファイナルラウンドの見所の一つは,地域BRを勝ち上がってきたチームが2回戦で(昨季までであれば)Vプレミアと対戦すること。そしてVプレミアチームの壁は高く厚い。


そこを攻略することが難しく,攻略するチームがなかなか現れないからこそ,楽しいわけで。


たとえば去年のまとめ。


http://d.hatena.ne.jp/cana/20171219#p1


これとは別に,黒鷲旗も調べたことがある。黒鷲旗のほうがリーグ戦方式で対戦数は多いし,6連戦で旧プレミア側もメンバー調整することが多いのが,天皇杯と比べて「ジャイキリ」は圧倒的に少ない。高校大学が春で(出場権を得たチームとは異なる)新チームになっていることも原因のひとつと見ている。


それはさておき,今大会は,1回戦で中央大学早稲田大学が,それぞれ,V1所属の大分三好とVC長野をいずれもストレートで下した。対V1というくくりでは「ジャイキリ」だが,地域BR突破チームが戦う1回戦という位置づけと言い,試合の雰囲気と言い,スコアと言い,ジャイアントをキリングした肌感覚にはならず,上記のまとめに加えるべきか大変悩ましい。べき論で言えば「加えるべき」9割9分でいるが,現時点では,どうも。


前説が長いのにはわけがある。1回戦は手堅かった中央大も早稲田も,2回戦の壁は越えられなかった。中央大は東レに1-3とセットは取ったし第4セットも追い上げたと聞いたがそこまで。早稲田は堺に完全に封じられストレート負け,


第1試合のパナソニック対筑波大がフルセットになったゆえに,あとに続く試合にも期待した。まして,東レにしろ堺にしろ,漏れ聞こえてくる話だと,故障者が多いなどでここまでの成績があまり良くなさそうでもあり。


でも壁は厚いんだよなー。パナ-筑波だって,もちろん結果が出てからだから言えることだけれど,フルセットにはなったものの,試合を見ていてパナが負けるとは考えにくかった。もちろんその場で転がり出したボールを止められないまま試合が決することも,なくはないけど,筑波側にそこまでの勢いがなかったこともあり,最終的にはパナが締めるだろうと。そしてその通りだった。


たとえば東福岡がイゴールを引っ張り出して盛り上がったように勝敗以外の楽しみはあるが,それさえも出させてもらえなかったかな,と。ジェイテクトと対戦した福山平成大も,サントリーと対戦した愛知学院大も,然り。


でも,「らしさ」さえも出させてもらえないのが普通で,だからこそセットを取れば盛り上がるしフルセットともなれば場内は下剋上の期待に湧き下位カテゴリの応援ムードになり,試合後は健闘をたたえる拍手が響くのだ。


前説が長いのは,つまり,三好と長野はがんばれよ,と。中央大にしろ早稲田にしろ,試合に入るときの身構え方が違うんじゃないか,と思ったんだよね。意識してないじゃろうけど。できばえの差には,もちろん初日と,前日の試合でデータを取れる2回戦との違いもあるし(それは中大早稲田側だって同じだが),単純に実力もあるのだろうけれど。実力ならばなおのこと,三好と長野はがんばれよ,だし。V1で1シーズン過ごした来年春にはV1らしい(「らしい」がどういうものかはよくわからないが)風格が出ているといいなあ。

2018天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド・2日目


@武蔵野の森総合スポーツプラザ


本日より,17/18シーズンVプレミアリーグ所属チームが登場。今季V1所属でいえば男子は8(女子は12?)なので,来年から天皇杯のシードはどうするんだろうという疑問。9位10位はBRからになるのかしら。それは待遇差が大きいような(各地の貴重な枠が1つ埋まる可能性が高くその点でも少々興醒めなような)。

A1 パナソニックパンサーズ3-2筑波大学(25-19 24-26 25-18 20-25 15-12)


筑波大:11高橋瑞 13吉田 8小澤 1樋口 5酒井 14坂下 L9高橋結/12山口


パナ:13クビアク 6白澤 11池田(4大竹) 15福澤(7久原) 10山内(21兒玉) 2深津 L17永野


パナはいけまさOPで始まり,途中から大竹,MBは兒玉にかえて,第5セットは山内だったか。福澤のところも,途中久原で最後は福澤。


なんだかんだ言うても最後はパナが勝つんじゃろうな,と思いながら見ていた。少々筑波に運がなかった。取ると乗れる場面で取り切れない。それでこの結果なのだから凄いが,その「あとちょっと惜しい」がなければ勝てた試合と思えばすごく残念。ただ,実力とか地力って,いかにその,取れると乗れる場面を取れるか,そのものなのだろう。精度とか潮目の読み方とか。各々のラリーの結果だけみれば,スパイクアウトだったりするのだが,対戦競技なので,自滅したというよりはパナがじわじわと追い詰めていったんじゃないかと思うしらんけど。


とにかくクビアクの巧さに舌を巻く試合だった。ほんとうに,一つ一つの,ボールタッチが,位置取りが,相手コートへパスで返すときの返球先が,サーブの狙いが,凄まじく巧い。クビアクを見ていると,国際試合で「高さで負けた」なんてどの口が言えよう。


筑波大は良く戦った。見ていて「小澤,そういうところだぞ」とか「酒井,そこ」と言いたくなることしばしばあったが,それは,だめなんじゃなくて,人間ならばあって当たり前のレベル(頻度?)のことで,でももしそれがなければ勝てるだろうと期待させてしまうところで,つまり期待の裏返しのがっかり感であり失望である。美味しいところのスパイクでミスる小澤のそういう属性は好きだが,小澤にはそこをブレイクスルーしてほしいと思うの。


酒井は,まあ。トスガートスガーと言っていたら一瞬阿部くんに変わった。第3セットだったかな。次のセット開始時には酒井が戻った。


プロ野球のどんな優秀なバッターも打率10割はいかない。寧ろ10本に7本はヒットにならない。人間常時120%は出せない。そして,相手は,全員が120%出し続けられたら勝てるかもしれない。そういう相手。去年の堺戦がきっと全員が120%出してたんだろうなあ。


樋口と酒井はそれぞれV1で続けるし,あとは下級生だ。高橋ゆいとも吉田も坂下もボールを落とさない。そのあとの攻撃の精度をさらに上げられれば。早くも来年が楽しみ。

B1 FC東京3-0府立大塚高等学校(25-18 25-21 25-11)


大塚高:2三木 1荒井 12西山 11岩田 4中村 3江口 L7馬渕


FC東京:10デロッコ 18栗山 4山田 14長友 29井上 9手塚 L24野瀬


FC東京は,セットごとにメンバーが違うかんじで。平田も出たし小森も出た。富田も出た。佐藤も出た。リベロが野瀬だけだったけど,あとはベンチ入り全員出た,のかな。


大塚,1・2セット目は良い試合をしていただけに,第3セットでがたっと崩れてしまったのが,それもまたよくみる光景。

A2 ジェイテクトSTINGS3-0福山平成大学(25-20 25-21 25-20)


ジェイテクト:19浅野 2金丸 14西田 6ブラトエフ*1 4福山 16久保山 L12興梠


福平大:2小山 17三好 16山崎 1迫田 15西本 18福元 L40谷尻


ジェイテクトリベロ1人,興梠のみ,だったかな。


ストレートではあったが,西田を止める三好,というのが何回かあって,すごく盛り上がった。わたしが。西田はきらきらしてるなあ。


ジェイテクトは手を緩めることなく,3セットともスタータ上記。セット途中での交代もなかったかなあったかな。学生相手に効いてたサーブもきれいに返されるし,ブロックも分断されていた。逆にブロックによくかかっていた。


B1の大塚みたいにずるずる行くほどでもなく,じわじわと離される。しんどい展開だったが,できることはやっていた,かなあ。こういう試合だと足が動かないのを見ると,人って不思議だといつも思う。

B2 中央大学1-3東レアローズ(23-25 25-23 19-25 22-25)


中央大:9富田 18梅本 11牧山 17都築 12水野 6谷口 L21土岐/1柳田


東レ:15李 21藤井 10星野 1富松 4ルジエ 20アウントゥ L6渡辺


東レリベロ1人。Vリーグは今季からリベロ1人でもベンチ入り14人が可能になったそうだ。天皇杯も同様のルールの模様。怪我人が多いと聞いていたので,李やルジエが出ていることにまず安堵。


東レでのルジエは初めて見たが,ニコさんやデキさんとはキャラが違いそう。かな。


「今日の富田は良い富田」

A3 JTサンダーズ3-0ヴォレアス北海道(25-17 25-20 25-22)


ヴォレアス:13佐々木 7関根 4古田 5家近 3田城 17辰巳 L10白石


JT:1安永 17金子 16劉 2小野寺 6エドガー 18山本 L10井上航


東海大比率の高いコート。ただしJTは深津ベンチアウトでセッターは金子と合田2人がベンチ入り,金子がフル出場だった。


JT応援優先席の近くだったので,御母堂方の応援が聞こえてきて,おもしろいやらおかしいやら。そして試合そのものの記憶が無い。

B3 愛知学院大学0-3サントリーサンバーズ(18-25 18-25 17-25)


サントリー:9大宅 19栗山(5松林) 17星谷 13ムセルスキー(18小川) 10藤中 3小野 L1鶴田


愛学大:23赤星 16小玉 12竹下 19坂 10花園 15岡森 L17河野


久しぶりに小野のプレーを見た。楽しい。

A4 堺ブレイザーズ3-0早稲田大学(25-21 25-20 25-15)


堺:21竹元 11関田(3宮原) 4高野 7出耒田 18ジョルジェフ 12小池 L20山本


早稲田大:1藤中 8武藤 15宮浦 3鵜野 14村山 2小林 L11村本


鵜野に手荒いお迎え。とわーずが拾いまくる。第3セットはどうしたらそんなにブロックにかかれるのか不思議になるほど,被ブロック祭りになっていた。これほど機能しなくなる宮浦も珍しいし,小林もいささか焦っていたように見えた。

B4 東福岡高等学校0-3豊田合成トレフェルサ(18−25 18-25 17-25)


東福岡高:7廣田(13本部) 4内藤 3伴 12松岡(6松田) 9柳北 2松永 L10内本/11井上


豊田合成:12高松 6近 14椿山(15イゴール) 16黒澤 2山近 5前田(4内山) L10古賀


東福岡のSR2枚替え楽しい。あと,リベロの井上,名前の雰囲気から推測される通り,東海大の井上の弟だそうだ。専修にいた井上の弟とも言う。顔というか雰囲気が兄たちにそっくり。


tgもリベロは古賀1人。そう古賀1人。小川のリベロユニを期待していたが。ベンチ入りはしていたが出場機会はなかった。高松の後衛レシーバーは専ら岡本。


OP椿山でスタート。東福岡リードの展開。13-11でイゴールが出てきた。合成ベンチの決断は早かった。のりのりにのる前に叩きのめす。

準々決勝の対戦カード


V1(旧プレミア)8チームが勝ち上がり。


パナソニック-FC東京


ジェイテクト東レ


JT-サントリー


堺-豊田合成


いちにちじゅう硬い椅子に座って腰が悲鳴を上げている。睡眠時間も短い。しかし,さっぱりV1をみる機会に恵まれず遠出をする気力体力が足りないこんにち,天皇杯は貴重な機会である。男女各1コートになるので,この2日間ちらみのちらみ程度しか見られなかった女子も,少しは見られそう。


今日明らかになったのは,自分がまったく今年のチームも対戦成績も暫定順位も出場選手も把握していないことだった。


新生V.LEAGUEになってかわったことかわらないこと,いろいろあるのだろうが,どうも自分の気持ちのうえでは,ますますV1に足が(興味が)向きにくくなった。たまたま年内の機会を逃したこともあり,ムーブメントに乗り損ねてしまったし,公式サイトがかわって,まだ慣れないせいもある。DAZNはみられるが,時間をつくるのが難しい。


できない言い訳はいくらでも出てくる。バレー観戦が休日の余暇にある程度組み込まれている人間でもそうなのだ。まして,そうでない人が体育館に足を運ぶには,けっこうなエネルギーが必要なのだ。


何があるのか,何がおおしろいのか,どう楽しめるのか。観客がしているのは修行でもお布施でもない。対価を払って,「休日を楽しく過ごすこと」を買っている。新生だろうが旧式だろうが,そんなことは本質ではない。

*1:ブラトエフヴァレンティン。バレンティンと聞くと反射的にウラジミールが想起されるので頑なにブラトエフと呼ぶ。