全早慶明定期戦@明治大学和泉キャンパス体育館


和泉キャンパス。京王線「明大前」駅がある明大。訪れるのはたぶん前回の全早慶明以来の通算2度目。時が経つのは早い。アクセスはいいものの,早慶開催に比べてやや敷居が高く感じられる。体育館の場所がキャンパスの奥の奥でわかりづらい,フロアは建物の奥の階段を上って2階,常設の観客席がない(3階に通路というかランニングコースはある)。


今回もフロアに席をつくってくれていたのだけれど,ベンチ裏になっていたので(前回はベンチが奥側だった),ちょっと見づらかったかね。ということでおおむね上から見ていた。


観客もここ数年に比べると少なめだったかもしれない。雨模様だったし,他カテゴリの試合や練習試合が東京近郊で行われていたせいもあるだろう。


ところが参加OBが(わたしにとって)実に豪華。早稲田が伊東(2000卒),福田(2002卒),市川(2012卒),慶應間宮(2013卒),明治関(2010卒),澤田(2012卒)。元FC東京の二人の姿を見たときにはたまげた。伊東さんなんてほんとに久しぶりじゃないか(と騒いでいたら,夏のクラブカップに「ライフバル千葉」で出ていたじゃないかと指摘をいただきました。うむ)。


FC東京の二人の大学現役時代は知らないものの,ほかは大学現役時代が自分の観戦歴に被っている選手なのも楽しかった。とくに嬉しかったのは間宮。大学4年のインカレ以来でした。ユニフォームを着てバレーをしているところはもちろん,おそらくは姿を見たのさえも。


レアキャラ登場に頭が沸いて全く気づいていなかったのだけれど,あのジャンプサーブが打てるということはどこかでなにかしらのかたちで続けていらっしゃるんだろうか。だとしたらそれはとても嬉しい。

全早稲田2-0全慶應(25-23 27-25)


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早稲田は背番号が玉突き移動。名簿には1伊東2福田3市川4福山5山口……,ただし,ユニフォームの都合もあろう,単純な繰り下げになっていない。去年は専田が3年時の11を着ていたんだけど,今年は自前の前の学年のユニフォームということでもないようだった。


1伊東→4福山→7田中→11真鍋→15加賀。2福田→5山口→9関→14山崎→19鵜野。3市川→10加藤→16廣瀬。あちこちで玉突きがおこって何が何だか(わたしが)大混乱&大歓喜。いちばんツボにハマったのは,ユニフォームに着替えてみたら背番号2が藤中だったこと。誉氏が17のリベロユニを着ていた。おおかたリベロユニがある番号が限られているんだろう。1年生にして先輩からOBまで追い抜いて2番をつけている藤中。単なる数字といえばそれまでなんだけど,とびきり珍しくて新鮮で,妙にくすぐったくて,わたしは終始にやにやしていた。


慶應のほうはみなさんふだんの背番号で,間宮は5。


スタメンは,早稲田はふだんの人々。伊東,福田の途中出場あり。第2セットあたりでは現役もいろいろ出ていた気がする。


慶應スタメンは,どうだったんだろう。春の記憶がすでにないけど,ほぼ春と同じ布陣だった。間宮は布川にかわってリリーフサーバーで入り,そのあと後衛3ローテーションプレー。前衛でも見たかったな。


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慶應1-2全明治(18-25 27- 25 15-25)


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明治スタメンは,秋のメンバーとはサイドがやや違う感じで。いや,違わないか(どっちやねん)。


第1セット明治が快勝して第2セットスタートから関と澤田投入。関のレフトは良くも悪くも強烈だった。レフティだし大学時代おおむねOPだったと思うんだけど,レセプションも入ってなかったと思うんだけど,レセプションに入ってサーブで狙われて乱れまくり,アップゾーンから「関さんキャッチしっかりー」と容赦ない声が飛ぶ。なぜレセプション免除しない。なぜ與崎がOPでレセプションから外れてる。意味がわからない(笑)。


でもサーブになったらサーブが火を噴いて,失点した分を取り返してさらにおつりが来る活躍。


澤田さんも,スパイクはともかくサーブは良かった。二人とも現役プレーヤーだからというか,なのに,というか。


しかし,サーブでチャージして終盤までリードしていたのに,終盤になってまたレセプションが乱れてチャージ分食いつぶし,さらに借金状態になり,第2セットは慶應。誰のサーブだったかなあ。


第3セットは明治が現役のみに戻して取った。


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レセプション,1,2,3。


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たきの。


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尾木のサーブは相変わらず凄い。


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途中出場の1年生の岩本。なかなか良い感じで気になった。

全明治0-2全早稲田*1


インカレで明治がグループ戦組(グループシードではある)なので,当たるの当たらないの,みたいな。グループシードとれれば決勝まで当たらないんだけども。


早稲田の仕上がりが一段上,といった感じではあった。


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なんなんすかね,このいけめん主将

結果


優勝:全早稲田2勝0敗


2位:全明治:1勝1敗


3位:全慶應:0勝2敗


OBも入って選手交代も多くややゆるめ仕様ながらも,今年の春秋の序列通りに決着した。閉会式の講評で慶應が2部4位とは思えない(もちろん良い意味で)と言われていたんだけれども,長らく1部にいたことを思うとちと切なかった。全体的に小粒になった感はあるんだよな。けして悪くはないんだけど,落合とか佐藤とか郡とかにがっつんがっつん来られたらしんどかったのかなー,なんて,秋見てないんだけど。


今年は試合そのものは力の差があった感じもあり,ゆるーく見ていた。あとは全日本インカレだけと頭ではわかっていても実感がわいてこないのが正直なところ。明治は4年生も多いんだけどね。


そうそう,余談ですが,全早慶明定期戦は早稲田が学生服で移動するので,帰りがけにそれを見るのが小さな楽しみでもあります。ふだんはジャージなのですっごいレア。そしてすっっっっっっっっごいかっこいい。

*1:得点不明。