非ユーザ(含非ログイン)の携帯電話からのコメント書き込みはできないそうです


モバイル版はてなダイアリーのゲストコメント制限について



モバイル版ダイアリーでは、ゲストから書き込まれたコメントが表示されなくなります
モバイル版ダイアリーでは、ゲスト状態ではコメント書き込みフォームが表示されません
はてなにユーザー登録し、ログインした時点でコメントフォームが表示されます


dhalmel氏の「携帯でご覧の方へ、ぷちっとしたお知らせ」経由で。


外で閲覧するのに使っているのはPHSだからPC版画面も見られる(つい最近までずっとそうしてきた)んだけど,なんせ表示が重い(遅い)し,サイドメニュー表示しようとしているがために記事部分のエリアが恐ろしく狭かったり先様の設定によっては判読不可能なぐらい文字が小さかったり,その上バッテリはがんがん消費すると思われいいことないので,ブックマークしているあんてなのアドレスに/mobileと入れた矢先に。


少なくともこれによって自分が不便を感じたり迷惑を被ることはあんまりない(ゼロではない)。PHSor携帯電話はふだんログインしてない(たまにログインしてもログイン状態が続かない)けど,携帯端末からコメント入れたことはほとんどないしたぶんこの先もそう滅多にはないから,必要に応じて随時ログインすりゃ済む話。モバイル版ではゲストコメントが閲覧できないのも不便(携帯端末からの閲覧時に奇妙)だが,少なくとも自分の日記に関しては,そんなにコメントがつくような日記じゃないんで,PCから見る頻度でたぶん充分。PCからゲストでつけられたスパムコメントみたいなのがあったときに,携帯からでは(表示されないから)放置しておくしかないってのがなんか意味がわかんない感じだけど,幸いそんなことも滅多にないので(トラックバックスパムはたまにあるけど),気にするほどでもないだろう。それでいえば,ゲストコメントが新着になったときってモバイル版あんてなは表示しないのかしら。よくわからんな。


不便も迷惑もあんまりないとはいえ,今のところ日記もパブリックにしていてコメントもゲスト可にしている。コメントがつくつかないはともかく非ユーザでこの日記を読んでる人もいるはずなので。そうである以上,モバイル版にアクセスしている非ユーザ読者が実際にいるのかどうかは知らない(はなはだ心許ない)が,それを使いづらくしたり,実質ユーザ囲い込みみたいになるのはちょっと嫌だなと思う。


それに,何がやりたいのかわからんのよ。



今後も低年齢層のユーザー様でもより安心してお使いいただけるサービスを目指し、


この部分の言い訳が気に入らない。例えばコメントスパムトラックバックスパムは低年齢層じゃないユーザ様でも不愉快なので,子どもをダシにするのは違うんじゃないかと思うのが一つ。記事自体は放任でコメントだけをブロックすることにいったいどれほどの意味(「安心してお使いいただける」効果)があるのかちょっとわからないのが一つ(記事は検閲かかってるんだっけ? だとしたらコメントも検閲かけられないのかしら)。もう一つは,低年齢層のユーザがそれなりの(無視できない)数であるのは事実としても,特定のユーザ層の為に,その層とは無縁の記事内容やコメント内容だけをやりとりしているユーザも含めた全ユーザが不便を強いられるのは甚だしく心外であることが一つ。


低年齢層のユーザ様でもより安心してお使いいただけるサービスを目指すなら,他に方法はないんだろうか。ブロックする場所と方法はそこじゃなくていいだろう。でも,そこ以外にないかもなあ。それより前で食い止めるとなるともっと囲い込み(そもそもユーザログインしないと全サービス利用不可で,ユーザ登録の際に年齢情報も必要,みたいな,要するにSNSだけど)になっちゃうし。


はてな自体はユーザの年齢制限すら設けていない(名前とメアドだけでID取れる)から,子どもがID取って日記書くこともできるし子どもがそれにユーザとしてコメントつけることができるわけだから,携帯端末でゲスト排除する理由はスパムコメントぐらいしか思いつかないわけですが。それならそれでモバイル版からは見られないみたいな中途半端な方法じゃなくて,なんかしらコメントスパムをブロックする方法を考えてほしいし,それができないなら,せめて,モバイル版での書き込みや閲覧の可否をその日記を管理しているユーザが選択できるようにはしてほしい。ここ使い始めてから何年も経つけどスパムコメントや低年齢層のユーザにとってよろしくないコメントなんて自分の日記でも他ユーザの日記でも記憶にないというに(トラバはあるけど),一律NG設定で変えようもないのは勘弁してほしい。それとも,子どもが携帯電話からアクセスしてゲストとして方々の日記に悪さするからゲストはNGにするとか,そういう意味? それなら分かるんだけど。なんか書き方がすっきり納得いかないんだがね。


子どもっていっても未就学児から小学生から義務教育から高校からと年代によって気にしなきゃいけない部分も違ってくるけど,ああなんか子どものことがよくわからないから感想もすっきりしないね。たとえば誰かの保護下にある未成年のうちは,そういうのの使用に制限や監視がかかっても仕方ないと思うんだ。そしてそれはある程度(通産省ではなく)保護者が管理すべきことであると思うんだ。もちろん,マスメディア(ではないんだけど,どこでも誰でも見られるメディア)に日記なり記事なりコメントなりを載せる以上,子どもも含めた日本語が読める全ての人に配慮しなきゃいけないのは書く側が心得るべきことではある。記事もコメントも,書いている方はそれぐらい意識して書かなきゃいけないと思うし,逆に子どもはそういう場に(保護者の管理なしにむやみに)発信するには未熟だと思うから,はてながユーザの年齢制限が実質ないのもどうかと思ったりもするんだがそれは別の話ですわね(仮に制限設けたとしても嘘つけばOKなんだから実質あまり意味はないですよ,ないんだけどね)。


小学校低学年ぐらいなら,いっそ(漢字も読めないし)子どもが使う端末を子ども向け以外のサイトは全部アクセスできないように設定してしまえと思う。気になるなら高学年でも中学生でも。保護者がそういう設定ができる端末を選んで個別に設定した上で使わせるしかないけれど,それぐらいは親の責任と裁量の範疇じゃないの? って思うんだけど,総務省はサイト運営の方に,それをどうにかせえというてくるわけですか。それってちょっとちがわんか。マスなメディアだから運営に責任がある,というのも一理はあるんだけど。非ユーザの対処だからユーザの良識とは別の問題だし。難しいねえ。


追記。どうも自分が読み間違えていた気がしてきた。低年齢層のユーザ様ってのは,ID持ってる低年齢層を指すのかもしかして。ネットにアクセスしてる低年齢層,の意味ではなく。そりゃそうだよね。浅学にして実態を知らないが,子どもが書いてるブログに心ない大人や心ない子どもが悪さしかけたり,してるのかな。でもそれって,コメントの可否を「ゲスト」に設定するとか日記をプライベート設定にするとかすりゃあ済むからやっぱり違うような。ユーザ側が設定しなければならない仕様ではだめってことかい? ますますもって意味が分からないので逃亡。なかなか眠くならないのは夕方5時半から9時半まで昼寝をしていたためと思われます。