J1FC東京-大分トリニータ@味の素スタジアム


行ってきた。神宮球場でらいあんが投げる日だったので後ろ髪を引かれる(用法が不適切)気持ちでしたが,こちらは半年以上前に決めていたのでがんばった(ちょっとだけ)。


大分がJ25位(?)から謎のJ1昇格を決めたときに,来季は味スタ(じゃなくてもいいけど,行ける範囲で開催されるJ1の大分戦)に1度は行こうと思っていた。で,J1の日程が出たときに調べたら今日の味スタぐらいしか都合が合う日がなかったような記憶。


というわたしにしては珍しい長期計画を,ぽっと出(失礼)のらいあんで袖にしてはいかんと。


サッカーは遅刻厳禁なのにいつもの調子で出発が目論見よりずるずる遅れ,一時はどうなることかと思ったけれど,電車の乗り継ぎがよくて予想より早く着けたので,ぎりぎりキックオフに間に合った。試合前にもうちょっとゆっくりしようよ。ほんとにぎりぎりで試合前の一連の流れを見ちゃいないし。


サッカー全然分からないうえに連れもいないので不安だったけど,行けばなんかしら楽しめる。不案内なスポーツを現地で見るなら状況の見やすさや俯瞰のしやすさよりも臨場感を優先したほうがよろしかろうと,奮発してできるだけ(当日券なのでたかがしれているのだけれど)下の方の指定席にしたのも正解だったと思う。ちょうどゴールのちょい外ぐらいの位置だったので,ゴール前の緊迫した場面が間近。手前のコーナーでコーナーキックもあったし,ゴールシーンも(近い側はPKだったけど)見られた。


大分のJ1昇格記念に観に行ったとは言いながらも例の如く東京サポっぽい雰囲気(=尻尾装備)だったので,ホーム側。間近に聞く東京サポさんの生の声の迫力もすごかった。


4回目のJリーグ観戦でFC東京の試合は初めてだったのに,耳馴染みのあるチャントが次から次へと繰り広げられて,初めてという感じがしなかった。そもそも,飛田給の駅から味スタに向かう道すがら,前を行く人々のレプリカユニフォームの背中の「TAKAHASHI 4」に違和感を禁じ得なかったぐらい。(4番TAKAHASHIさんの知名度の方が比べるまでもなく高いであろうことは承知の上)。


スタジアムの臨場感,ライブ感って,それだけでじゅうぶん楽しめるなあと。


後半はフライドチキンと戦っていたという説もあるのですが。


通い慣れた神宮に比べて味スタはやっぱり気合いが必要なんだけど,実は所要時間も交通の便も味スタの方が楽なので,また行きたい。


試合は,東京FWの9渡邉千真が2ゴール(内1つはPK蹴った)をあげ,2-0で東京の勝利。カズマ氏は得点王争いのトップに立ったとか。ちょうどJ1中断明けだったみたいで,再開初戦のホームを勝利で飾れてよかった云々。2ゴール以外にも「おい,今の入っただろう」的なゴールポストの向こう側を通過する惜しいシュートが何本かあり,面白かった。