2013秋の各チーム独断と偏見に満ちた雑感


連夜の夜更かしが祟って眠気のピークなのでぬるめに。


「秋の」とは書いてみたものの,前半のことなぞすでに記憶の彼方。によって,最終週の印象だけで書き逃げる。

わせだ


優勝おめ。


7人のバランスが良くて完成度の高いチーム。最終戦のイメージが強いので,どうしても,全部すごく思える。


サーブがいい。レセプションが安定している。そのうえで,攻撃の選択肢が多い。七里さん頼みになってなかった。良い意味で。


そして,先日,わけあって最終戦の映像を見ていたら,濱松さんがすごすぎてぽかーんとなった。


1吉村→11福山→3七里→9専田→7濱松→19山口 L2本間。世界ジュニア帰りの山口も開幕から出ていて,リーグ通してこのメンバーで安定運用。リリーフサーバーの北地と太田も強力だった。


後半はローテーションをはんぶん回して,セッター前衛スタートにしていた。9専田→7濱松→19山口→1吉村→11福山→3七里。


個人賞:最優秀選手賞吉村,サーブ賞七里,リベロ賞本間。

めいじ


この1・2年は毎度のように「エースらしいエースもいないのに」などと杉本に失礼なことを書いている。うまいのに。


リーグ通して飯塚が怪我がちで,欠場が多かったり,出てもいまいちだったり。でも最終戦の飯塚はとっても素敵だった。OPのライトからのバックアタックは超絶かっこいい。しゅたっ。ねちねちと大塚OPの方がいいなどと言っててごめんなさいと思った。


斯かる状況にもかかわらず9勝2敗での2位は上々で,飯塚のところに入ってた有田や,MBで原や小野寺。出てる選手ががんばっていたんだろうなと。


個人技術成績の上位にほとんど名前がない(辛うじてサーブレシーブの次点に大塚がいるが)あたりが,明治らしいといえば明治らしい。ここぞというところで勝てていた。メンタルチーム力。


6飯塚→1大塚→3鎌田→2新→10杉本→5佐藤,14中村/22瀧野のスイッチリベロ。ここもセッター前衛。


伸びしろ!


個人賞:敢闘選手賞大塚,セッター賞新,レシーブ賞大塚。

にったい


スタメンもろくに追えないぐらいで,あまり見ていない。


今年度今リーグまでは明治にしか負けていなかったけれど,秋は順大と早稲田にも星を落とした。そういう話じゃないか。


インカレは第1シードに入った。優勝候補の1つであることは間違いない。


1渡辺→9田井中→20山田→31峯村→19小宮→16田尻 L34山本/6大内


3チーム目にしてようやく安定のS6スタートオーダー。セッターは中村が怪我をしたとかで,前半はずっと田尻。でも田尻,良かった。後半は中村も復帰して,でもまだ本調子でないからなのか,併用といった感じだった。


リベロは大内のほか吉武も。スイッチもあり。ほかにも,板東さんとか鎌田とかちょいちょい出ていたようだけれど……やはりほとんど見ていない。


個人賞:スパイク賞小宮,サーブレシーブ賞山本,会長特別賞山田。

けいおう


閉会式で発表された個人賞の最多得点柳田,次点に岡田という並びに「それもどうなのよ」という声もきかれたけいおう。星谷も稲田ももう少し使えそう(使っていそう)に見えたので,単純に合計セット数が多かっただけではないかとも思っている。


1岡田→15丸谷→6星谷→9柳田→12野口→8稲田→L16野瀬。


慶應はメンバーは安定していた感じ。オポジットも秋リーグは概ね丸谷で落ち着いていた風情。リベロは林も出ていたか。


個人賞:最多得点柳田。

じゅんだい


上位3チームには勝ったのに中位の4チームに負けて5位という不思議な成績。


伏見のチラ見せ具合に,試合を見ていた某チームの選手達が「ジャパンなのに」と言っていたのは,さてはて。今リーグはベンチアウトしていた試合も多かったのは確か。最終週はベンチ入りして,試合にも出た。つくづくMB豊富すぎるが,概ねクリスと廣瀬の対角だった。


その廣瀬は春と東日本インカレでブロック賞を取ったこともあり気になっていたけれど,残念ながら3位だった模様。


前半は浅野と佐野を交代していたけれど,後半はレフト対角の浅野と堤が固定になり。SRで藤井・佐野組と峻・もおり組を二つつくって二枚替え,といった雰囲気になっていた。


浅野サーブ始まりで,24浅野→2細中→15柳田(5佐野)→22堤→12廣瀬→23渡邉(1藤井)。リベロは,館石,山崎,松崎。基本的に一人。後半はおおむね松崎だったように思う。パンフレットによるとセッターだそうだ。


山崎や小芝といったリベロの人達は後衛MBのサーブ時に交代で入りそのままレシーバーとして後衛を受け持ち,その間リベロは後衛レフト(浅野なり堤なり)のところに入るというのがルーチンだった。たぶん。


個人賞:ブロック賞細中。

とうかい


とうかいもあまりちゃんと見られていないんだけど,後半までずーっと9位を安定飛行していたのに最終的に7勝4敗で順大と勝敗で並んで6位。やきもきしながらじれったく見ていた(あんまり見ていなかった)のに,終わってみればAクラスに滑り込んだので,狐につままれたような気持ち。Bクラススタートながら前半に幾つか勝てていたので,ある程度の星勘定はしていたけれど,最終週の対筑波,対慶應の連勝は良い意味で予想を裏切られた。昨秋から8位→8位→ときていたから2つ順位を上げたことになる。


1年生はかわいいが,しかしながら実務面でしばしば「つるDが一人で頑張っている」の図に見えることは否めない。サーブもレセプションもスパイクも。ひょっとしてブロックも。


開幕時は鶴田始まりで,1鶴田→22栗山→36松林→31久原→3池田→35椿 L41井上。リーグ途中で久原と鶴田を入れ替えた。


オポジットはおおむね松林。ごくまれに佐々木。最終週は池田。


最終週は31久原→22栗山→3池田→1鶴田→14加口→35椿。


最終週の池田OP置きのオーダーのほうが好きだ。が。いろいろあるんだろうな。第1週ぶりの出場(?)のお隣深沢高校出身の加口くんも気合い入れて盛り上げてた。1年生がいっぱい出ているということは,2・3年生が,或いは4年生が,という雰囲気になりかねないところで,力一杯がんばってたのはイイヨイイヨー。


いなくなった人のことを考えても仕方ないからね。

つくば


いまいち見てない。インカレ制覇した去年からあまりメンバーが変わっていないことを考えると,ちょっと物足りなかった感のある成績かなと。折り返し地点で駒澤とひやひやした試合をしたり,10日目に東海に負けたり,最終日も学芸に走られたり。


具体的に見ていないのでなんとも言えないんだけど,さあどうする。


1久原→7田城→8出耒田→14篠村→18兒玉→2前田 L10竹澤。


ただし,開幕週は世界選手権予選に出ていた出耒田が不在だったり,世界ジュニア(から戻ってきたばかりの兒玉は途中出場だったりと,開幕をフル状態で迎えられなかったといったところはあったかもしれない。

ちゅうおう


こちらもいまいち見てない。見る度にメンバーがちがっていて,なかなか固定されなかった。いいのか悪いのか。


開幕時は1新井→10井澤→9江頭→25井上→2傳田→7石井 L28伊賀。その後MBは手塚・傳田で落ち着いた感はあったし井上もほとんど出ているようだったけれど,それ以外がなかなか日めくりカレンダー。サイドはOPとWSと分けられない「サイド3枚」の風情で,井上がOPに入っていたしもした。江頭,今村,早坂。


セッターも石井が主だった感はあるけれど関田もそれなりに出ていた。リベロも伊賀だったり森だったり,両方出てみたり。


中断挟んであけてみたら新井さん不在。スタッフ状態。噂によると怪我だったぽい。心中したくてできなかったか。

せんしゅう


春2位からの9位。思ったより負けたねー。春とメンバー変わってないのに。ある意味予想の範囲内,ではあるが。


わが見てない第2週のフルセット連敗で出鼻をくじかれたか。それこそ,東海戦とか。


或いは,高橋がリーグ中盤不在だったのが不運だったか。怪我だったっぽいけど。高橋がいないと「ちっ,いねーのかよ」と思ってちょっとモチベーションが下がる。そういう意味で,今リーグはわたしにしては珍しく,センタープレーヤーが動機に作用していたリーグだったらしい。


サイド,藤中の対角は川波で固定。去年このポジション誰だったかしらと考えたところ端場さんだった。


たぶん(めいじと逆で)メンタルぽっきりが早いチームで,けっこうずるずるいっちゃってたんだけど,2部に落ちなかったのは助かった。山本さんのスタンディングトスの仕草が好きで。ボールの下に入るのは早くて,パンツで手を拭きながら辺りをきょろきょろして,それからぽよんとボールを弾く。


18川波→1長友→13高橋→12藤中→8山本→4板宮 L23池田。


リベロは吉澤も。MB高橋不在の間は小林だったり孫だったり。


前衛に山本と板宮が並ぶときに,山本がセンターブロックに跳んでいる。2ローテーションともか1ローテーションだけかは確認できず仕舞いだったが,おそらく,もともと山本が真ん中にいるローテーション(左から孫・山本・藤中)でだけブロックチェンジしていないんだと思う。これがけっこう決まる。


ほかのチームにならってセッター前衛スタートでも面白そうだけどね。でも長友のサーブ回数増やしたいか。

こま


昇格最初のシーズン。いわゆる9位以上のチームには歯が立たない点差になっていたセットも多かったけれど,直接対決を制したのが大きく入れ替え戦も回避。学芸戦が好調でさらっと勝ったのが大きかった。最終戦も武大相手に2セットビハインドからの逆転勝ち。


メンバーは最初いろいろ,まんなからへんは固定で,最終週はリベロがかわってたぽい。後半は被るとどうしても上位チーム対決を見てしまうので,観戦機会が減っていく一方ではあった。


飯田がサーブ賞の次点。最終戦の武大とのフルセットゲーム,15点目が彼のサービスエースで,これには唸った。


25佐々木→4小田嶋→28柴田→8飯田→9愛甲→1羽原 L29松下/15鈴木


開幕週は飯田が不在で,小田嶋がサイド,MBは愛甲と大野。

がくげい


アップゾーンが実に賑やかだった。


たられば言うても仕方ないけど,最終日筑波に勝っていれば10位だった。2セット取っていたんだけど。


開幕週は5加藤→16植竹→10井上→15柳澤→9堀込→1大和田 L17園田。


セッターは後半はほぼ樫原か。渡邉もあり。OPも柴や白川もありで,2枚がえしたりとぐるぐる。最終週のOPは白川だった。MBは後半は大西・堀込。


柳澤は今2年生だっけ。線が細い印象が拭えないんだけど,同じ柳の時の付く線が細かったエースもだんだん太くなってきたので(体は今も細い),楽しみね。

ぶだい


何があったのかしらと年に一度は思わせるというのも,武大らしいといえば武大らしいのかな。ほんとに何があったのかしらですが。前半と後半でも人変わりすぎだし。


全体的にパワー不足感は否めない。パワーのある櫻庭はコントロール不足。


入れ替え戦で法政に負けたので来春は2部。


おおむね7南→2三浦→1王→19桝谷→9小野→22山口 L17新井。


リーグ途中からセッターが大坪にかわっていた。また,王も後半不在で,最終戦は,9櫻庭→8野坂→7南→2三浦→24中島→33大坪 L17新井,のオーダー。南は入れ替え戦ではセンターに入っていた。そういえば去年(一昨年?)はMBの人だった。