『年刊バレーボール2014』関東オールスター投票


ワタクシ日常に戻りまして,お留守番日記をしたためるのもままならない木曜日でした。


大学スポーツ新聞編集部合同冊子「年刊バレーボール」も今年で5回目だそうで。すっかり全日本インカレ男子大会の風物詩(目玉)として定着している。


その中で毎年楽しみにしている企画のひとつである,選手による関東1部男子選手の人気投票。今年は選手の投票だけでなく,Twitterで広く一般からも募られた。


応募期間は秋リーグの最終週。4週目の土曜が投票開始日,最終日が締め切りだった。


そんな楽しい話に乗らないはずがない。告知からぎりぎりまで考え抜いて投票しましたよ。もちろん。


締め切ってみたら一般の応募が30アカウントか40アカウントぐらいとのことで(正確な数字が出ていたけれど忘れた),想定していたのよりも少なくて残念でもありびびりもしましたが。知り合い含有率の高そうなこと。


自分の投票がどういうふうに取り扱われるのか不安もありましたが,どうやら選手に混じって1票として扱われたようす。


で,せっかくなので,自分が投票した選手とその理由をここに書いておきます。


年バレに掲載されている結果と順位はまだ2日程残っているので書きません。


ぜひ現物を手にとってご覧いただきたい。今年は関西の選手(オールスターは違うけど)やチーム紹介も入っていてお得感倍増ですよ。しかも無料だよ。(余談だが男子は入場料も無料だ。何が起きた)。

OP→柳田百織(順天堂大学)


迷いに迷ったポジション。


OPって何だろう,から始まった。


所謂エースポジションのOPを一人に決めきれなかったのが裏理由。山田(日体大)は春にWSだったから外すべし,というのがマイルール。木村(法政大)はたぶん春もOPだったけど,その理由で対象/対象外が分かれるのもなんかおかしい。


そこで,所謂サイド三枚の一人ではないオポジットならではの選手を考えた。今年は渡邉峻のワンセッターだったけどセッターもできて,拾えて打てての,ユーティリティプレイヤーもおり。


対戦相手として見た時にすごく嫌な選手だった。ズバッと斬られて「ぐああ,もおりかよ」って。直立に近いジャンプとフォームは一見コンパクトなんだけど,放たれるボールはえらく重くて速い。数えたことはないけれど,試合によっては打数もかなり多そうだった。

WS→柳田将洋(慶應義塾大学)


そもそも二人ずつ入るポジションなので母数が多く,考え始めるとみんな大好きになってどうにもならない。えいやっで決めた。


投票時期(秋季リーグ最終週)にやなぎ欠乏症だった影響がかなり出た人選。


いやでも,ほんと,四年間おつかれ。サーブ,レセプション,スパイク,静かで冷たくて熱い。


丸くまとまらないでほしいなあ。今後への期待も込めて。書いててディグとブロックの印象がないことに気づいたり。

MB→濱松啓陽(早稲田大学)


MBは即決。この代イチオシ。小宮(日体大)も廣瀬(順天堂)も良い選手だし,この代で個人賞をとってきたMBは主にその二人だけど,誰か一人って言われたら濱松。


常に全力でスパイクに入るしどこからでも打てる(近頃そういうセンターが目立つけど,濱松は自分の認識が早かった)。身長はあまり高くないけれどブロックもいい。


ムードも作れる。プレイヤーとしてのトータルで。

S→山本湧(専修大学)


真面目にオールスター選抜チームのセッターを選ぶと考えると他の案もあったけれど,俺のオールスターだからこれでいい。


選べなくて迷ったというよりは,そんなベタベタな人選でいいのかつまんねーぞ俺,という迷いはあった。


四年間ゆうくんゆうくん言い続け,専修が2部に落ちたのがきっかけで初めて2部を見に行った(ちょっとだけだったけど)。無茶なセッターだと思うけれど,近年の専修好調の立役者の一人であることは間違いない。東日本インカレでは優勝したのにMVPを逃し,秋は2位で敢闘選手賞。優勝してたらどうだったんでしょうね。

Li→瀧野頼太(明治大学)


リベロも超迷った。自分があまりリベロを見てないんだろう。決め手に欠いた。


埒が明かないから全ポジション三年生以上から選ぶと最初に決めていた。そしたらリベロは上級生が少なめで,その中で瀧野。


1年時からレギュラーで,ぽわぽわしたかわいいリベロだったけれど,今年大人の階段を上ってすごくシャープになった。来年は明治の裏番長,もとい,腹棒なし主将になるのではと期待している。

番外→小林将也(日本体育大学


東日本インカレあたりから,スーパーリリーフサーバーとして猛威を振るった。左手から繰り出される横に曲がるフローターは効果絶大。ブレイクが続くことがしょっちゅうだった。


ちっこくて明るくてかわいい。