音楽を買ったよ


BUCK-TICKだけはファンクラブからのお知らせメールやファンクラブ会報誌で様子を知ることができるが,今のご時世,テレビも観ないネットニュースも見ない,情報源は専らTwitterの自作TLと偏りきった生活をしていると,好きなアーティストの新譜が出ているかどうかさえも知らないまま日が過ぎていく。


B-Tの新しいアルバムが発売されるので,仕事帰りに新宿まで足をのばして,タワレコに行った。職場と家との間には,予約なしでマイナアーティストの音楽CDを買えるアテがない。


新宿タワレコが近いから新宿に行くのだが,新宿で発売日前日(入荷はされていて購入もできる業界の慣例)に買うのはけっこう難儀だった。渋谷表参道方面でB-T推しイベントをたくさんしていて,渋谷店ではブースもできていたのだが,新宿はレジカウンターで店員に頼んで出してもらう方式。こちらも準備が悪く品番(型番?)などを控えていないしどんな種類があるかもわからずに行ったので,適切なものを買うのにめっちゃ時間がかかった。


とはいえ,実店舗で,お店のつくったプッシュアーティストやプッシュ新譜の展示を見ながらふらふらし,適当に試聴してみる行為は楽しい。きっと店舗に行っているのはアルバムが出る2年に1度ペースなので,2年ぶり(推定)のフロアには名前を聞いたことさえないアーティストさんが多すぎてびっくりした。いったいわたしはどれだけ世間を拒絶して体育館に引きこもってるのだろう。


試聴して声が気に入ったバンド(たぶん)のアルバムも買ってきた。


帰宅したら,パソコンに外付けのディスク再生機をつけて取り込み,取り込んだものをiPodにうつす。CDコンポ(死語)は引っ越し時に廃棄せずに持ってきたが,設置していない。部屋ではパソコンかiPodからBluetoothスピーカに飛ばして聴いている。


iPodの母艦が前の前のMacBookで使い勝手が悪く(タッチパッドが反応しない),しばらくiPodを同期していなかった(無線じゃないのでね)。先日のMBA換装時に母艦もようやく切り替えた。DLで買ってiPodには入れてない(ために聴く頻度が低かった)曲もこの機に同期する。


ついでに,サカナクションと LOVE PHYCHEDELICO の新曲が出ていないか検索する。定額聴き放題サービスへの誘導から目を背け,ストアで。


B-Tだけはいまも習慣やら道義やら仁義やらで(一手間もふた手間も余計にかかるのだけれど)CDを買うのだけれど,だんぜんDLのほうが楽だ。実店舗ぐるぐるして探すよりアーティスト名で検索してぽちっとして,数秒後にはDLできているほうがなんぼ楽か。アルバムだって,ばらして曲ごとに買える(買えないのもあるが)。iTunesストアはフルサイズの試聴ができないけど,実際フルで試聴して判断することがどれくらいあるか。ない。1曲250円,コーヒー2杯分。気になったら買えばいい。


サカナクションとデリコは(全部じゃないけど)だいたい買うようにしていて,でも,情報が入ってこないので,たまに検索して,という感じ。久しく調べてもいなかったのでなにかしらあるだろうと予想はしていたが,でりこ,秋にオリジナルアルバムが出ていた。サカナクションはシングルを。


アルバムが,たいへん素晴らしい。ほんとに好き。1stのころのアンニュイなのも好きだけど,今作に多いような,ポジティブで力強くて明るくて前向きなのもいい。ストリングスやアコギの粒が立っていて,音が綺麗。声も綺麗。


ライブ楽しいんだろうなあといつも思う。積極的に情報を取りに行かないと全く入ってこない。なかなかそこまで積極的になれない。腰が重い。このくらいならこのくらいでも良いのかもしれん。


重すぎてファンクラブ先行でライブ申し込みをすっかり逃したら関東ソールドアウトしまくっていていよいよ一回も行けなくなっていそうなB-Tのこんどのアルバムツアーはどうすればいいんだろう。


どんどん気力と積極性が引っ込んでいる今日この頃。なんかいろんなことに気乗りがしなくて億劫で。


購入して24時間以上経ってスタートボタンを押したB-Tの新譜が,すごくかっこいい。めちゃめちゃかっこいい。前作「アトム 未来派 No.9」がすごく好きで(パッケージも好きだった),今作の「No.0」もすごい。アルバムパッケージのアートワークも素敵なので,また,しばらく飾っておく。


前作から雰囲気は継続している感じかな。この路線ほんとに好きだ。なんだろう。新曲が聴けるのがほんとうに嬉しい。いつだって最新作がいちばん新しくていちばんかっこよくて,期待していても期待していなくても,かっこよさと新しさに胸が震える。新しい作品が世に出て,それを聴けることが奇跡のように素晴らしいと思う。