2018年度関東大学秋季リーグ男子1部・8日目(簡易版)


日本体育大学健志台キャンパス


続:年が改まってから書いている為体。メモ帳が第4セットからなのは,遅れていったからなのかメモ帳を出していなかったからなのか。


雨が降っていた気がする。例によって坂の下から10分ほど歩いたら靴の横が割けていて,靴下がびしょ濡れになった。いや,それは前日だったかもしれない。


台風が近づき,西の方では中止になっている中での開催。電車の運行を気にしながら,そのくせフルセットの多い日だった。

筑波大2-3中央大(25-21 23-25 21-25 25-21 13-15)


筑波大:11高橋瑞(4田城) 13吉田 8小澤 1樋口 5酒井 14坂下 L9高橋結/12山口


中央大:11牧山 17都築 12水野 6谷口 9富田 18梅本 L1柳田/21土岐


中央大が勝って,筑波と2敗で並ぶ。最終セット2-8から13-14まで追い上げた筑波も凄かったが中大が逃げ切った。

国士舘2-3日本大(16-25 25-23 25-23 19-25 12-15)


国士舘:15熊切 34齋藤 9川島 1笠利 36黒川 20松川 L17柳/2野島


日本大:41高橋 27谷越 9高 44関根 40水島 10松村 L15新山


日大,フルセットを制して二連勝。もはや覚えていないが,筑波-中央とどちらもフルセットになって,上位対決と下位対決の差みたいなものを感じていたような。

順天堂2-3明治大(25-21 21-25 25-21 17-25 11-15)


明治大:13小松 21三輪 19上林 11鎌田 14松田 15池田 L1小川


順天堂:23小野 2関本 21タナカ 28岡本 5浅田(29松下) 9中村 L31高橋


明治目玉観察隊。第4セットと第5セットがS6スタートだった。順大は第3セットに浅田→松下。第5セットに浅田に戻した。


朝読んだ明大スポーツの(たしか前日の早稲田戦後の)小川のインタビューで小川が歯に衣着せなさすぎる(順大に対して無礼千万な)発言をしていて,笑えないし,明スポの記者さんも,いくら明スポとはいえ誰でも読めるネット記事に載せるには配慮に欠けるじゃろうと腹立たしく思っていた。ゆえに,順大がスト勝ちしたら面白いのに,なんて思っていたわけですが。


どちらもブロック&ディグのディフェンスが良く,よく拾う。交互にセットを取り合っての最終セット,終盤にピンサで出た明治の松本のサーブで3ブレイクし,ほぼ勝負を決めた。むぅ。小野が最後の最後でサイドと合わなかった,らしい。


三輪とショーンの21番MB対決。ショーンが三輪にマンツーマンでべったりはりつき,三輪の打数を抑えていた。第5セットの三輪の得点はブロック2のスパイク1。ただ,2本目のブロック(明治14点目)がこの試合のハイライトで,三輪がブロックスイッチして,サイド側にいて,岡本を止めた。明治の前衛レフト(順大のライト側)は小松だったので,そのままだったら上を抜かれるかブロックアウトを取られていた可能性も高い。順大もけして岡本だけに偏っていたわけではない中で,そこの判断が当たってしまうから(好きかどうかは別として),小川すげぇな,とは思う。

東海大3-1駒澤大(25-23 25-19 23-25 25-23)


駒澤大:2丸山 11谷平 18山田 14橋本 13齋藤 7遠藤 L17新田/22山根


東海大:15島田 2佐藤 19新井 14伊藤(12山崎) 27安部 1永露 L18外崎


東海大応援勢としては,残り全勝がかえってプレッシャーだったり,一方の駒澤応援勢としても,そろそろ勝たないと入れ替え戦というプレッシャーもあり。そんなどっちがあれでもあれな気持ちで見ていたことをうっすら覚えている。

慶應義塾3-2東京学芸(20-25 25-23 25-19 20-25 15-11)


学芸:23吉田 26荒木田 3須貝 28小野 25村岡 30森本 L18濱田


慶應:23小出 19樫村 8富澤 16加藤 17清水 18吉田 L3岩本


全敗同士の直接対決。慶應が勝って初白星。

早稲田1-3日体大(19-25 25-23 23-25 22-25)


早稲田:14村山 2小林 1藤中 8武藤 15宮浦 3鵜野 L11村本


日体大:13河東 20西村 9西 1高梨 11仲本 16藤原 L23市川


早稲田が,対学生の公式戦では2017年の天皇杯関東ブロックラウンド以来の敗戦を喫した。このときの相手も日体大天皇杯BRは3セットマッチなので,5セットマッチでは,2017年東日本インカレ以来40連勝とかだった。


全ちびっこサイドクラスタが悶えて転がる西村。レギュラーポジションを取ったのって,今年の春だっけ,去年の秋だっけ。小さい。巧い。宮浦を一枚で止めたときは震えた。


そして,この試合,高梨が好調だった。


22-24 マッチポイントに手をかけてサーブが高梨,ワンポイントブロッカーに道井を入れる。高梨が一発殴るかと身構えたところにコントロールサーブ。今日はコントロールサーブが多かった。その道井(たぶん)がブロックを決めた。がっつり2枚壁になって。


早稲田だって絶対の王者ではないが,今のチーム(2017秋以降)になってから早稲田を倒しているのは日体大だけとも言う。試合を見ていると,早稲田の攻略法も見えてくるのかもしれないが……


日体大と早稲田が1敗で並ぶ。セット率の関係で暫定順位は日体大1位,早稲田2位。