2019年度春季関東大学男子1リーグ・3日目

東海大学湘南キャンパス総合体育館


久しぶりの湘南校舎。近道商店街の最後の心臓破りの階段にエスカレータが設置されたのが平成29年。前回行ったときがちょうどエスカレータの工事中だった気がする。エスカレータが完成してから行ったことがあったかなかったか。きっとない。


角のローソンも場所が1ブロック移転していたし,キャンパスから道路を挟んだ北向かいにあった,賃貸不動産屋やらが入っていた古い商業施設(と,大きなTSUTAYAもあったか)がぜんぶ更地になって,草もそれなりに茂っていた。だからほんとにしばらくぶり。


ゆったり広々とした構内は,新緑と立て看の季節。桜も残っていて,並木の若葉が芽吹いていて,陸上のトラックが青色になってて,目に鮮やかで気持ち良い土曜日の昼。これまたずいぶん久しぶりの午後2時開始。

日体大3-0駒澤大


前週学芸にフルセット負けした日体大。この日は良かった。それに駒澤が良くなかった,かも。東海大の体育館は広いので両コートを追うのが難しい。真ん中あたりに座るとどっちも遠くてどっちつかずになる。片方に寄って座るともう片方はほとんど見えない。わたしは割り切れなくてどっちつかず。


道井のツーアタックがよく決まってたなあ,と遠目に。そこに翻弄されちゃう駒澤は,言われて見れば,あんまり,ねばねばよく拾うチームではないかもしれない。サーブでも崩されていた。この春の仲本のサーブが良いんですわ。繋ぎがあんまり良くなくてスパイクで返せない場面が多いのも気になる。初日こそフルセットで取ったものの,ちょいと厳しい感じ。


第2セットの途中ぐらいからOPで出ていた19番の萩原。2年生。活きが良くてかわいかった。岡山東商。東商と知るとかわいさup。

東海大3-0専修大


ストレート。専修大は第2セットから30番の1年生*1がスターター。久保,東,1年生。藤中はどうしたと思ったら、リベロで出ていた。1セットまるまる気づいてなかったわたしの節穴。


第1セットは東海大が大差(25-12)で取ったが,中村を入れた第2セットは競った。このセットをデュースの末に落としたのが,痛かった。リードしたセットを取り切れない専修大


第3セットも,終盤専修アドバンテージのサイドアウトの展開のなか,久保のスパイクアウト東海大が前に出て,久保のスパイク拾われて,で試合終了。


むぅ。


東海大新井。スパイクも当然ながらブロック得点も目立った。目下ブロックキング独走中の佐藤を避けた結果新井が止めてる,というのもあるのかしら。隣同士ではないけれど。


龍くんが龍くんに見える,と,界隈で言われる。山本龍と龍一誠。もちろん面白がって言っているわけだけど,確かに,ほんのり似ている。背格好も背番号も顔立ちも違うけれど,ふてぶてしそうなところが。


前にも書いたかもしれないが,ビハインドでもスパイクがなかなか通らなくても,顔や態度に出ない。焦っているように見えない。今日も途中で伊藤が何度か連続で止められたり拾われたりして,徐々に点差が開いていった場面があったが,追いつける点差を見極めてそこまは決まらなくても試す,みたいな幅を持った組み立てをしているように見える。タイムアウトあけに一本新井でさくっとサイドアウトを取ったり。

早稲田3-0東京学芸


第3セットの点差が大量で,早稲田が20点のったところでまだ一桁だったか二桁にのったところだったか。そんな感じだったので,早稲田はわちゃわちゃしながら選手総取っ替えしてBチーム発動。去年もよく見たパターン。


早稲田がわたわたしていたのもあってそこからぐんぐん点差が縮まっていったのだが,かといってひっくり返せる点差でもなく。


学芸は途中でOPを小松にかえて森本。星城出身。セッターとOPで森本被り。森本姓,業界にいないわけではないけれど同一チームで被るのは珍しい。

筑波大3-2日本大


日大,水島をスタメンから外す。サイドは関根高橋下田。OPが関根。今季もフロントオーダー。関東1部唯一かな。


攻撃に振った布陣と見えたが,日大はみんなよく拾う。新山がレセプション時に高橋のカバーに入って何度かぶつかりそうになっていたのは少々気になったが,決定力不足に手を打った策は正解だったか,筑波から2セット先取。でも勝てない。3試合連続のフルセット負け。


今季の筑波は坂下でもっている。先週はメンバーが変わってる割にそうは見えないと感じたが,今日はセッターがかわったことや樋口がいなくなったことが,苦戦に繋がっているように見えた。とくに前半の小澤は調子が上がってこず。トスも合わず。第1セットは大差のビハインドになり,20点を過ぎたあたりで,垂水が出た。後衛のみで前衛に上がる前にセットが終わってしまったのは残念。トス上がらなかった。たぶん。


日大の松村はほんとにブロックがうまい。マンツーマンっぽいときには,単純なひとり時間差は全く通用しない。ゆえに,日大はサーブで崩してセンターラインが仕留める形に持ってこれると強い。


高くんもブロック強い。それだけ揃っていて,なのに,以下ループ。


試合後半に限って言えば,日大のセッター(三木)もふわふわしちゃったかなー。

中央大3-0慶應義塾


Aコートは3試合すべてストレート。開幕戦が惨状オブ惨状だった中央大もそのあと2試合はストレート勝ち。てことはあの2人がいないのは開幕前にあまり想定していなかったってことなのかな。遠目ながら,どたばた感もなくなって,チームとして戦えていたようす。


慶應は,当たり外れがでかいようで,なんとも。

明治大3-1順天堂


明治が勝った。このカードは順大の分が良い印象が強い。それこそ,東海大の体育館で順大ストレート勝ち,とか,なかったっけ。記憶違いか。でも,ここ数年は明治の勝率が良いらしい。意外。


MBは三輪と安井。明スポ記事によると前週の三輪不在は体調不良だった模様。ただ,コートに戻ってきたとはいえ,去年の無双ぶりを思えば物足りなかった。練習もまだじゅうぶんにできてないのかなーという雰囲気ではあった。


去年の三輪以上に安井がセンターエース。チーム内の打数得点1位。バックアタックも(拾われたが)1本打った。


ことあるごとに上林のトスに野次を飛ばしているのだけれど,今日は良かった。前週はレフトへのトスが安定しなくて,それゆえのセンター過剰にも見えるけれど,今日はサイドもちゃんと伸びてて良かった。ほんとに。途中ぐらぐらしかかったけれど持ちこたえた。


それに,ブロックがめちゃめちゃ冴えていた。キルブロック6本。1人で止めたのも何回か。第1セットの中盤で2連続で松下を止めた。ここまで気持ち良くブロックが決まると,トス以外天才の称号が頭をよぎる。盛り上がるし。


順大は,亀山が1年生とは思えないし,岡本も良かったんだけど。前週よりはMBも存在感あったけど。うむ。松下→鳥原ってなって,しばらく鳥原ばかりみていた。かわいい。

*1:帳票によると中村太陽from大塚高校