2020/21 V.LEAGUE Div1 FC東京 -JTサンダーズ広島

墨田区総合体育館


今季、ホーム&アウェイ、土日同一カード連戦、1会場1試合、なので、FC東京が東京で試合をする機会が多い。良いことである気がする。わたし自身はもともとは、1日2試合観たい派、1試合だけだと腰が上がらない派だが、ホーム&アウェイでホームタウン中心に固定のファン(サポータ)を広く獲得するには、断然こっちだろう。と、今までと比べて、男性比率やファミリー比率の高い客席を眺めながら感じた。それに、2試合あると時間や体力も大幅に奪われる。


年明け1週間で緊急事態宣言が出て、直後の3連休は全カテゴリ全日程延期となったが、その翌週からは試合は行われている。墨田区総合体育館でのホームゲーム(前々週の対堺戦と今週の対広島戦)については、場内飲食禁止のお触れが出ていた。


緊急事態宣言下で遠出は躊躇われたし、そうでなくとも、1試合のために錦糸町(往復の所要時間のほうが滞在時間より長くなる可能性がある)に行くのも、1試合のためのチケット代(スタンド指定席3500円、自由席はなし)も、それなりに負担感があるので、堺戦は大人しく引きこもっていたが、広島方面で内定選手がけっこう試合に出ているし、この機を逃すと今季広島を観られなさそうなので*1矢も楯もたまらず、は、言い過ぎだけれども、広島戦の日曜日だけ行くことにした。土曜日は気づいたときには当日になっていてチケット販売を終了していたというのが本当のところではある。


その内定ちゃん達は全員ベンチアウトでしたけれども。それはそれ。


手ぶらで行ったうえに主審側の席を取ってしまったので、コートもアップゾーンもベンチアウト選手もよく見えない。久しぶりの現地観戦にぼーっと眺めていたが、よう見えんつっても、やはり映像にはない臨場感があるし、観たいところを観られるのが現地観戦の良いところで。


両チーム良いセットとダメなセットとの差が激しくて、フルセットだったけど、「接戦」「白熱」という感じはなくて、よく言えば、お互いの良いところを楽しめた、悪く言えば(自重)。


広島は、セッターが金子で(深津ベンチアウト)、今季は試合出場数が多そう(ろくに帳票も見ていないのでイメージ)だが、先発、第4セットがひどくて(金子がひどかったのかどうかわからんがとにかくさっぱり点が取れなかった)早々に合田にかわったけれども、それ以外は上げていた。こんな長い時間まとまって金子が上げるのは黒鷲旗ぐらいでしか観たことがなく、アタッカーのアタックライン踏み越しの多さだとかCパスのときのセットアップの遅さだとか、トスに対して思うところはあったが、トス以外とくにサーブとブロックがとても良かった。リベロが井上唐川のスイッチだったのも個人的には嬉しかった。


広島はつまりレセプションが崩れると「え、と、誰が上げる?」タイムが挟まっちゃうので、FC東京のサーブが入るか入らないかで展開がかわってたのかなあ感。


来週町田市総合体育館でホームゲームとのこと。町田で東京のホームゲームなんて、ずいぶん久しぶりじゃないかしら。もう少し東京の試合も観てみたいので、どちらか一日行きたくなってきた。


とはいえ、緊急事態宣言が延長され、延長されるってことはつまり延長されるにたる状況ということで、町田は都内だけど神奈川県を経由しなければ行かれないし所要時間もそれなりにかかる。いや、でも、有観客でやる以上行く権利は与えられているので黙って行って黙って観て黙ってまっすぐ帰ればいいかな……。引っ越す前は比較的行きやすかったが、今の家から成瀬までのルートと駅からの徒歩を考えると心折れそうな。

*1:とはいうものの広島はDAZNでの放送数が比較的多い。東レぜんぜん観てない。

草履を買った

昨秋来、着物のときの履き物はカレンブロッソのカフェぞうり一足で通している。あとは下駄しかない。


レンブロッソは数年前に銀座かどこかの着物関係のイベント(?)に出店されていて、その場で台と鼻緒を選んで箝げてもらえたので、買うだけ買って寝かせていた。見た目も好きで歩きやすいので重宝しているが、昨年末にノリと勢いで買った付下げ&袋帯には合わない。付下げを着る予定は未定だけれど、草履がなければ機会があっても着られないので気にかかってはいた。


インスタの広告経由で知った某百貨店の催事に名前を聞いたことがある履物屋が出店していることがわかり、これも何かの縁だろうと閉店間際(営業時間短縮不便)に足を運んで、あたまがふわふわしたまま買ってしまった。またも勢い。履き物は勢いだけで衝動買いしがち。


会期も終盤で鼻緒の種類もぼちぼち(めちゃ少なくはないが、とても豊富でよりどりみどりということもない)。その場に箝げ職人さんがいたわけでもない。ということで納品予定は3月下旬。どうやら、ほかの都内百貨店に常設店舗があるらしく、後々考えてみれば、別に催事で買う必要はなかったような。急がないからいいんだけど、急がないからこそ。


とはいえ、いろいろ相談にのってもらいながら適用範囲広めの無難路線かつまずます気に入った感じにはできたと思うので、思い立ったが吉日、となったと思っておこう。

仕事部屋移動(本文なし)

昨年4月に在宅勤務が始まってからこれまで、わたしはリビングの棚にしつらえた書き物机風スペースを使っていた。夫がこちらで仕事をするときに通称物置部屋を使うようになり、折りたたみ机などを追加購入して在京時の仕事部屋としての環境を構築したが、彼は来年度はうちで恒常的に本格的に仕事をすることはないので、その環境をわたしが使うことにした。
リビングルームにあるのは休みのときに精神的にくつろげなかったし、キッチンやらテレビやらがが近いのも、洗い物やらニュースやらが気になりがちだったので、別部屋になったことで、切り替えて仕事に集中できるのでよさそう。
簡易な折りたたみ机ひとつだけで少々使い勝手が悪いので、インテリア含め、少しずつ良い感じにつくっていきたい。

令和3年2月文楽公演第2部『曲輪文章』『菅原伝授手習鑑』(本文なし)

国立劇場(小劇場)


1月に行ったときに掲出してあった2月文楽公演の演目が、3部制のどれも有名どころで、行けたら行きたいかも、と思った。文楽はチケット取りづらいイメージがあるけれど、今ならいけるんじゃねえの、という色気。


1月の大劇場と違って一席空きの市松販売ではなく、フルで販売してたのかな。お連れ様同士は隣同士。たまたまなのかどうなのか、自分の隣や後ろは空席だった。1階11列目で傾斜が緩やかなので、人形劇の分舞台が少し高くなっているとはいえ、少々観づらい。


曲輪文章(吉田屋)は、歌舞伎でもよくかかっているけれど観たことはなく。菅原伝授手習鑑は、寺入りと寺子屋で、こちらは何度か歌舞伎で観たことがある。文楽だと字幕も出るし、プログラムに台本もついてきたので、もともとあらすじは知ってることもあって、わかりやすかった。


文楽を観るのは2度目(学校の芸術鑑賞イベントで体育館で観たのを含めると3度目)でよくわからんのだが、人形の動きは言うまでもなく、浄瑠璃と三味線がとても良い。心地良い。


音楽、ナレーション&せりふにときどき歌、人形の動き、それぞれの専任専門家による分業で完成されているさまは、アニメぽい(順序が逆なのはおいといて)。それがライブで行われるのだから実に豪華で贅沢。


浄瑠璃1人でやるものだとばかり思っていて、それはそれで大夫の演じ分けがすごいのだけれども、寺入りだったか寺子屋だったか忘れたけれど、人形ごとにそれぞれ声担当が1人ついてるパタンもあって、これだとほんとに声優っぽいなーって思った。

令和3年初春歌舞伎公演『四天王御江戸鏑』(本文なし)

国立劇場


ライジン若冲の続きもナウシカ歌舞伎の続きも書かないまま3月になってしまったので、もはや何も覚えていない。


2階中央寄りブロックの最前列が1席ぽこっとあいていたので前夜チケットを買った。らしい。


演目は2011年と同じで10年ぶり。配役やや変更あり、ストーリーを整理して、上演時間を短めに。縄跳びダンスとかアマビエの掛け軸とか。

ナウシカ歌舞伎(一部NHK正月時代劇「ライジング若冲」)(1)

2019年12月に新橋演舞場で上演された新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」。以下「ナウシカ歌舞伎」
尾上菊之助があの有名作品を歌舞伎で、それも昼夜通しの大作とあって、制作発表にかなり興味を惹かれたが、チケット争奪戦に勝ち抜ける気がまったくしなかった。その後の映画館での上映も心身の余裕が無かった。
ところが、この正月にNHKBSでナウシカ歌舞伎をノーカット放送するという。2日と3日、前編と後編に分けて、それぞれ朝の7時半から。起きられるわけもないので迷うことなく録画して、4日に6時間かけて一気に観た。
思いつくままにとりとめなく感想を書く。
風の谷のナウシカ」は原作漫画未読、アニメ映画もテレビ放送を1度ぐらいは観たことがあるはず、というレベルに無知だが、番組の冒頭に作品世界や主要登場人物についての説明があり、また、幕開きにも口上で背景説明がなされたので、話を知らなくても支障なかった。後編の幕開きでも、背景と前回までのあらすじが口上で述べられ、プロローグで主要登場人物が名乗りを上げる。
手元に筋書きもイヤホンガイドもないが、問題なく楽しめた。考えてみれば、お芝居は、原作を知らずに講演チラシ程度の前提知識で観ても楽しめるのは当たり前のことではある。さらに、テレビ放送は字幕を表示できるので、わかりづらい台詞、とくに、フレーム外のために口の動きが読めない浄瑠璃を文字で確認できるので便利だった。
よく「歌舞伎はあらかじめ筋を知っておいて観るもの」と言われる。お年始のEテレ歌舞伎座新春公演番組の冒頭でも言ってた。そのほうがより楽しめるよと。でも、そうなん? 何度もかかっている有名な演目でも、オチを知らずに観てストーリー展開そのものに驚いてカタルシスを得て楽しむこと、あるよ。通しじゃなくても。
まして新作歌舞伎。まして通し。ナウシカはむしろ筋のほうが日本じゃ常識だろう、という節もあるがそれはそれ。有名だけれどちゃんと観たことはなかった作品、話の展開が気になることは、長時間視聴の大きなモチベーションのひとつだった。歌舞伎でここまでガチの通し上演はめったにない(通し狂言であっても、もとの人形浄瑠璃が歌舞伎になる段階で抜粋されてたり、丸一日かけてた時代のを現代にそのままは持ってこられなかったり)が、通し上演だからなおのこと、ネタバレなしで観て楽しい、があった。
ふだんの歌舞伎公演の多くは「長いお話の中の人気のパートだけ上演」スタイルだから、そこに至る前段を知っておく必要があるのはしかたないけど、オチまで知ってから観るべき、的な意見には、やはり今でも首肯しがたい。「オチまで知っていても楽しい」「オチまで知ったうえでおかわりするとさらに楽しい」ならわかるが。そもそも娯楽としての観劇なんだから、ノーガードで観てノーガードで楽しみたいじゃん。
さて。
冒頭の、作品世界と前提説明は右近による口上。口上で始まるスタイルは(人形でこそなかったが)「仮名手本忠臣蔵」を彷彿とさせて、古典らしくて良い。
ほかにも、歌舞伎世界ではないものを歌舞伎世界にもってくるにあたって、古典の演出やらを取り入れている部分が多々あるようで、歌舞伎に詳しい人は、いろいろ見つけて楽しめるのだろうと思った。
とはいえ、わたしが歌舞伎に詳しくない(原作のアニメと漫画はもっと知らない)のをおいといても、さほど歌舞伎テンプレートにのせてきた感じはせず、あくまでナウシカの世界、ナウシカの登場人物、に見えた。
大道具小道具もありものじゃないし、衣装(扮装)も和服ベースではあるものの、既存キャラを借りてきているふうではない。浄瑠璃も所作事パートの曲も(舞踊の元ネタはあったっぽいが)新しそうだったし、下座音楽には、ふだん使わないような西洋楽器の音もしていた。
あらためて、歌舞伎狂言に仕上げるまでの道のりは如何ばかりだったかと思う。
尾上菊之助が挑む新作歌舞伎は「NINAGAWA十二夜」も「マハーバーラタ戦記」も大好きで、だからこそナウシカも観たかった。目新しさや物珍しさ、和風な背景大道具衣装台詞で演じるギャップからくるおかしみ、(通しだから)ストーリーわかりやすい、総じて演出が派手、などの、娯楽として(ネタとして)おもしろいから、が前面にあるんだけど、それだけでなくて、なんていうのかなあ。歌舞伎作品でないものを歌舞伎プロトコルに則って歌舞伎フォーマットにのせることで、歌舞伎の真髄というかなんというか「歌舞伎」を「歌舞伎」たらしめているものは何か、が浮かび上がってくる、ような気がする、し、歌舞伎の懐の深さもわかる。気がする。菊之助は、歌舞伎への変換作業を通して、歌舞伎を理解し表現しようと取り組んでるんだろーなー、的な。知らんけど。
残念なのは、この種の作品は、作るのがめちゃめちゃ大変そうなのに、せっかく作ったのに、何度も繰り返し上演される演目にはならない(なりづらい)こと。初演、いいとこ再演で、それを逃すと観られない。ナウシカも、テレビはテレビで堪能したけれど、同時に、劇場で観たい、とも強く感じた。序盤のユパのアドリブ客いじりや真っ暗闇の演出はその場にいてこそ。緊迫感は劇場ならより一層強まる。
再演してくれないかなあ。してほしいなあ。
度々の上演が難しいのは、しかたないんだけども。歌舞伎公演は、役者が皆あらかじめ台詞も動きも全部入っていて、浄瑠璃三味線黒御簾も同様、大道具小道具衣装類も使い回しや基本形のアレンジ、だからこそ中4日程度の空きで毎月複数の劇場で公演できているわけで、新しい作品はそうはいかない。いろんな意味でオリジナルメンバーありきになるし、往々にして座組がやたら豪華なので、一公演に集めるのが難しそうという点でも、再演すら簡単ではなさそう。このナウシカ歌舞伎でいえば、菊之助七之助ダブルヒロイン(?)は、12月の新橋演舞場だからこそのスペシャル感がある。
今回のテレビ放送でTwitterでみかけた感想にあったように、大詰のうちの墓所前の場だけ繰り返し上演されるような、初演時の配役以外でも上演されてだれそれのだれそれがどんなという見方楽しみ方ができる演目に、なれるなってほしいと、たしかにわたしも強く思うのだけれども、実際には、難しいんだろうなあ、なんて。
びっくりするほど時間が過ぎていたので、今日はここまで。書きたいことの1割も書けていないけれど、続きの有無は気分次第。動機は七之助だったはずなのにかすりもしていない。

2021年の三が日

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
12月31日付の振り返りで書いたように、おそらく生まれて初めて東京で新年を迎えました。夫とふたり。
今までと違う三が日の過ごし方を、備忘録として。

初詣

自ら混雑する場に出向いて疫病退散を祈るのはなんの冗談かとの意見も見かけましたが、行きました。
最寄りのちいさな神社は一組ずつのお参り、列整もなかったので、自然と「間隔をとった長い行列」ができていた。手水は封鎖、鈴を鳴らす紐もなし。
順番を待つ間、すれ違う人たちの「明日にしよう」と言う声や、後ろの方からの「今年はとくに多いね」だの「このところこの辺に大きなマンションが建ったから、一気に住人が増えたね」と言うぽつぽつした会話が聞こえてくると、身が縮こまる。
”最寄り”だけど”地元”じゃないかんじ。でも、ならば、毎年お参りしている八幡宮がわたしにとって地元の氏神様なのか? 年に1度かそこらしか帰省しないのに? もう東京に住んでる期間の方が長いのに? もちろん、今のエリアは住んでまだ5年目だし、まさに地元住民であるところの大家さんとの交流もあった以前の住まいと違って、地元とのつながりも生じづらい環境でもあるのだけれど。
それとは別に、もう少し広範囲で大きなお社。府中の大國魂神社。境内も広く、導線や誘導もしっかりしていて、賽銭箱もたいへん横長、混雑しそうな時間を避けたこともあって、すいすいさくさくお参り。おみくじは中吉。
例年だったら参道沿いにいろいろ屋台が出てるのかしら、と想像しながら。

食べた物

27日に雑煮セット(紅白の餅とストレートタイプの出汁と具材がパックになっている、おあつらえ向きに二人前)を購入。ぜんざいを食べたかったので、それとは別に、個包装の丸餅一袋とあんこも買った。
年が明けた時点で用意できていたお正月っぽい食材はそれが全てだった。かねて「豪華なおせちを買う」憧れを持っているが、帰省しないと決めたのが直前だったので、予約できなかった。となると、おせち料理自体はさほど好みではないし、年末のスーパーマーケットは混雑していたし、価格も上がる。もたもたしていたら出遅れてしまい、いよいよ30日31日ともなると、手頃なものは売り切れてしまうということがわかった。全くないか縁起物としてちょこっと食べたいだけにしては量が多すぎるか。
おせちどころか食事をまかなえるかの不安さえもあったが、幸い、元日から営業してるスーパーマーケットがあり、たたまたま尾頭付きの鯛が一尾660円で売られていたので、一尾買って、塩焼きにした(夫が)。塩の加減も火の通り具合も良く、お正月感も出て、とても素敵だった。のせられるお皿がふだん遣いのものしかないのは仕方がない。
数年前から、スーパーマーケットなどが元日からの営業をやめる傾向がみられ、良い傾向だと思っていたが当事者になってみると、元日営業のありがたさが染みた。
元日は昼に起きてお雑煮、夜は前述の鯛と、同じく買ってきた田作り*1、玉子焼き*2シマアジ刺にほうれん草の胡麻和え。
二日の昼はぜんざい、夜は冷凍ピザと買ってきたチルド餃子にサラダ。
三日の昼は小倉トースト、夜は外食でとんかつ。
おせちがなくても年は明ける、ということがわかった。おせちの料理が大好物ということもないし、準備も大変だから、これでいいのかもしれない。でも鯛と田作りを見つけたときは嬉しかったし、なんだかほっとした。
お雑煮と鯛の塩焼き、昆布巻き一切れ、数の子一腹、黒豆10粒くらい、紅白かまぼこ数切れずつ。慈姑1・2個、田作りともがい少々、お煮染めはにんじんとだいこんと干ししいたけ少しずつ。高野豆腐と酢蓮は好きなのでちょっと多めに。海老が1匹いるとおめでたさがアップ。理想はそんなかんじだけれど、実際にはとても難しい。

過ごし方

休みの初日に、年末年始休暇にやりたいことを紙に書き出し、ほとんど達成できた。年始のテレビ番組の録画予約、のような、小さなことばかりだけれど。
いつもは帰省のために時間が限られる掃除も、今回は余裕があったので、窓や換気口の掃除もできた。(キッチンの換気扇を書き忘れていたことをいま思い出した)。
3日には、納戸に仕舞い込まれたまま5年あけていない段ボールの蓋をあけるという、たいへん気合いが必要な作業もできた。あけてそのままとじた蓋もあるが、中身の確認をすることに意義がある。去年の春以降急激に増えていた空き箱も不要なものは畳んで処分した。かなりすっきり。
とはいえ、概ね、昼まで寝て、あとは、だらだらとテレビを見て過ごした。「孤独のグルメ」一挙放送はたいへんよかった。二日と三日は、起きてから(つまり、往路復路それぞれ最終区ぐらい)東京箱根往復大学駅伝を見た。毎年TLで様子を追ってはいるが、見たのは何年ぶりというか何十年ぶりというか。時間を持て余すこともない。
実に典型的な寝正月らしい、いい休暇でした。

*1:おせち具材!

*2:ごちそう!

2020年を振り返る(2)

トピック2020


長いよ。

  • 1月:もはや記憶にない。今でも覚えているのが、年明け最初の週、もしかしたら2019年の最終週だったかもしれないが、同僚とたまたま軽く立ち話をしたときに、”ニュースで中国で新型のウィルスが流行っていると知ってとても恐ろしい”と聞いた。わたしはそのときが初耳で「へぇ」とまさに自分に関係の無い遠い国のできごとのように流したんだった。まさかその後こんなことになるとは、そのときは想像もしなかった。
  • 2月:まだ中国便のみが欠航だったころのホーチミン旅行(ベトナムの学校はすでに休校していた)、旅行中に日本の小中学校の休校が決まる。帰国したころには状況は悪化、宝塚歌劇滑り込み観劇から、V1ファイナルの無観客、V2打ち切りに、Vチャレンジマッチ中止。
  • 3月:1週目は「どーする」と言いながらスキー&気球乗りに行った。行けて良かった。夫の国外出張も今思えばギリギリのギリ。友人との夜の会食の最後が2週目か3週目あたりで、月末ごろにもう一度やろうぜ、と言っていたのはその後キャンセルになった。黙々と映画館に足を運んでいた。というか、この頃仕事がほんとうに繁忙を極めていて、幸いわたしはそこまで苛酷な状況ではなかったものの、おなじグループの人たちはとくに中旬以降、洒落になっていなかった。わたしでさえも終電近くなる日が珍しくなく、まずめったにないことに夕食に対する意欲が失われてしまい、図らずも減量に成功していた。*1
  • 4月:緊急事態宣言発出に伴い原則在宅勤務の強制執行。幸か不幸か、今となっては幸だったと思うのだが、「こんな状況だから仕方ない」を錦の御旗に業務の見直しがなされて、それでも最初のうちは混乱もあって大変だったけれど、3月の状況がそのまま続いていたらもっとまずかったと思う。メンタルの限界で夫を呼びつけたのが10日ごろ。運動不足が懸念されてFitBoxingを始めたのが18日。夫にはぬくぬくと介抱されて、10日靴を履かない、などという軟禁生活を送る。春が来た感覚がまるで沸かない。
  • 5月:記憶にないと言えば5月がいちばん記憶にないかもしれない。GW休みは、せっせと近所の散歩をしたが、体重は著しい上昇カーブを描いていた。*2たしか5月通して2日ぐらいしかカイシャに行かなかった。プロ野球の開幕は遅れるし、春リーグも黒鷲旗も東日本インカレも中止だし、オリンピックもB-Tの箱ツアーも延期、楽しみは悉くあれもこれも失われていく中、秋には状況が良くなっていることに望みをかけて、9月連休の旅行の予約をした。*3
  • 6月:緊急事態宣言が解除され、お当番シフト出社ではなく、週に半分ぐらいのシフト出社になる。しごともどん底泥沼は脱していたような気がするような(もう覚えていない)、世間も少しは前向きになっていたかもしれない。日帰りででも仙台に行こうかしらなんて言っていたのは覚えている。旅行してもよさそうな気運が戻ってきてはいた。しかし、気力体力が無くなっていて、結局行かなかった。家に引きこもっているのはいいものです。休日は休むためにある。リングフィットアドベンチャーの抽選に当選したのが、18日ぐらいかな。
  • 7月:日帰り出張で3か月ぶりに県境をまたいだ。重みがヤバイ域に入り、夫がいない時期を見計らって減量を試みる。幻のオリンピックの時期はしごとでひぃひぃ言っていて「いったいどうやって休むつもりだったんだろう」と何度も思った。
  • 8月:第二波襲来。出社シフトの調整がなされる。出る曜日がかわった程度だけど、それいらい会ってない人がたぶんわりといる。目論んでいた出張第2段は取りやめ。夏休みもSTAYHOME。
  • 9月:その夏休み中に思いついたような気がするが、関東は秋リーグも中止になったのでいよいよ腹を括って重い腰を上げ、かねて懸念のまま放置していた着物関係に着手した。2年前に修理に出して以来音沙汰のなかった箪笥の行方を問い合わせ、あれこれの末、代替品を送ってもらう。それから、数年前に親類の形見分けで貰った反物を抱えて呉服屋に相談し、洗い張りされていた*4小紋1枚を仕立て、着付け教室の門もたたいた。黒鷲旗と春秋のリーグ戦と東日本インカレ(の費用)。*5中止は残念だけれどわたしはただの観客でしかないので、見なければ見ないでなんとでもなる。むしろバレーボール観戦に全振りしている余暇の過ごし方を見直す最大のチャンスでもあると思った。
  • 10月:ぎりぎりまで決まらなかった夫の後期の勤務形態が全リモートと決まったので、夫の勤務環境を整えるべく折りたたみ式の机とサイドテーブルが購入される。わたしの家仕事用の椅子も買う。せっせと着付け教室に通う。演劇関係は復活していたので、国立劇場の歌舞伎公演に行く。プロ野球も観に行く。Vリーグ開幕、DAZN等でちらちら見る。なんとか出張にも行けた。*6
  • 11月:秋リーグの代替大会が途中でとりやめになったのでもしかして池田ちゃん(ほか代替試合で見られなかった各主将)の背番号1姿は見られんかもしれん、と暗い気持ちになっていた。全日本インカレがどうにか開催できて、本当によかった。ふたたび歌舞伎を見に行く。Vリーグを観に行く。2月中旬以来のバレーボール生観戦だった。わたしは応援しているわけではないので声が出せないことはさほどストレスではなく、その場で自分の見たいときに自分が見たいところを見られる現地観戦の醍醐味を味わえた。*7下旬、法事で帰省。実家滞在2時間のピンポンダッシュ帰省だった。このとき我々は「年末年始は無理じゃろ」と予想していたが、親は年末年始にも帰省してほしそうにしていた。結局、いま、東京の家でこれを書いている。
  • 12月:秋に一時期落ち着いていたおしごとがおいそがしくなってきて、全カレが配信で良かったと思いつつその配信を見る時間があるでなし、という状況。とはいえ、在宅勤務環境と配信がなければ結果もろくに追えなかったと思うので(だからどうということもないが)少しはマシだったはず。試合も幾らかはアーカイブで見ることができた。何かを書く時間と体力はなかった。天皇杯FRも前半はリモートマッチ。決勝戦だけ有観客で、これは観に行くことができた。毎年「うちはクリスチャンじゃないからクリスマスはない」とうそぶいているが今年は夫と一緒だったので家で良いご飯を食べ、ストレス解消と称していくつか大きな買い物もした。BUCK-TICK武道館。

今年の旅行2020


  • 01/01-05 岡山→京都(年始帰省)|初詣は石清水八幡宮。鳩グッズをたくさん買い、屋根吹き替えの寄付もちょこっとした。
  • 01/25-26 かぐら(スキー)
  • 02/21-26 ホーチミン
  • 03/07-08 安曇野&白馬(気球&スキー)
  • 11/21-22 岡山(三回忌法要)


予定だけなら、仙台や香港もありました。温泉行きたい。

今年買ったもの2020


思い出したものだけ。配偶者の財布から支払われたものも大いに含む。

  • ラベイユの蜂蜜福箱。*8一瞬で消え、そのあと何度も蜂蜜を買い足すことになる。*9
  • ホーチミン
    • バッチャン焼の皿(大小)、碗、花瓶。
    • シルクストール、ペンケース
    • 洋服(シャツ、スカート、ワンピース)
    • クロックスのサンダル*10
  • ウェッジウッド業務用コーヒーカップ2客。以前ソーサーだけ買っていたもの。夫がずっと探していたらしい。
  • Nintendo Switch の周辺
    • 「Ring Fit Adventure」
    • 「Fit Boxing 2」
    • ヨガマット。今年の「買って良かった」筆頭
  • 在宅勤務関係
    • マウス
    • キーボード
    • 椅子(キャスターがついてて、座面も回転するやつ)
  • Miffy 60th Anniversary プレート
  • BUCK-TICK Album「ABRAKADABRA」
  • 着物まわり
    • 和箪笥の上置3段分
    • 小紋の仕立て(生地は持ち込み。湯のしと胴裏と八掛と仕立代で6万円ぐらい)
    • 長襦袢(手持ちに適当な袖丈の長襦袢がなかった)
    • 着付小道具諸々(クリップ大4・小1*11、ベルト付き帯板、ウェストベルト、コーリンベルト*12、へちま帯枕*13
    • セールで衣紋抜きとか半襟とか足袋とか
    • フリース裏の足袋
    • 袋帯(年末に勢いで)
    • 帯揚げ、帯締め(同上)
  • 圧縮ウールのセットアップ
  • 手袋
  • 短めのブーツ×2足(表革のきれいめなのと、暖かさ重視のカジュアルのと)
  • ルピシアの2021福袋(ノンフレーバー紅茶ティーバッグ・竹)
  • 仔羊の毛皮(厳密には、ふるさと納税の返礼品)


ほか、バンコク出張土産で、シルクストールとジムトンプソンの象のぬいぐるみももらった。


今季こそ(少なくとも東日本大震災は経験している)ダウンコートを買い換えたかったが、うっかり帯を買ってしまったので、どうだろう。1月の冬物セールで何か良いものがあれば、だけど、買い物に行くのも躊躇われる感じ。


家にいる時間が長かった&夫が家にいる日数が多かったので、家で食事をすることが多く、ホーチミン土産の食器類も真っ白な大きめコーヒーカップも、購入時は予想しなかった頻度で大活躍することになった。うさこちゃんのプレートは「ちょっとしたごちそう」風味なので、かたまりの肉を焼くときに使われる。しかし、バッチャン焼を買った「オーセンティック」は閉業した様子。日本人観光客向けっぽいお店だったので、打撃が免れなかったのかしら。素敵なお店で機会があれば再訪したかったので、かなしい。

*1:4月に入ってからのことになるが、一瞬だけ44kgを切った。

*2:7月アタマぐらいまでの3か月で5kg増えた。

*3:もちろん行けませんでした。

*4:つまりハサミが入っていた。

*5:足は出ている。さすがお着物関係、なかなかお高くていらっしゃる。

*6:年内これが最後になった。

*7:逆に言えば、中継映像のストレスがそれ。身支度も移動時間も不要で気ままにだらだら見られる在宅観戦の良さはもちろん捨てがたいが。

*8:手違いで年内に届いていた。

*9:今年はさらに多めに買いました。

*10:持参したサンダルが壊れた。

*11:劇的に着やすくなった。そりゃそうだ。

*12:予備で

*13:持ってたウレタン製が経年劣化でぼろぼろになった。

今年観た物2020(2020年振り返り:その1)

NHK紅白歌合戦を観ながらこのエントリを書いています。上京して21年目、初めて、東京で年越しをしています。22年前に国外で新年を迎えたほかは、毎年年末年始だけは実家に帰省していましたが、今回はなかば強引に帰省をやめました。紅白歌合戦も見放題です。
ことしの3月以降は何もかもがきょねんまでとは違っていました。
2020年の記事数が現時点で9というのも、それと無関係ではありません。
ですが、いつものフォーマットで。

バレーボール

てれびや配信の観戦を除いた現地観戦。

合計10日。昨年の7分の1。
2/9の東村山までは、去年のコピペでまかなえるぐらいに、去年と同じ1年の始まりでした。帰省から戻ったその足で春高に行き、1月2月は近場でV2ホームゲームを楽しむ。今年は日程と会場の都合で、断然警視庁のホームゲームにお邪魔して警視庁の試合を観る回数が多かった。
逆に、20/21シーズンは、V2のリーグ戦は配信含めてまだ1試合も観ていない*2。けして、警視庁とトヨタ自動車がリーグ出場辞退しているからではないけれど、こうしてみると、前季楽しく観ていたチームがいないのは改めて、仕方ないこととはいえ淋しくはある。*3

観劇

あちこちで「観劇3日!」と書いちゃったんですが、4日でした。長年の夢だった宝塚を観られたのは嬉しかった、けれど、翌日から休演というぎりぎりのタイミングで、やるせない気持ちにもなりました。

野球

いつもならとっくにシーズン終了している10月半ばに、最初で最後の観戦。幸いさほど寒くはなかったものの、試合は最下位に相応しい(わけじゃないけど)しょっぱい敗戦でした。つらい。でも、主力がみんな残留してくれたから来季こそは。*4

ライブ

春に予定されていたBUCK-TICKの箱ツアーがすべて延期。*5アルバムツアーはフィルムコンサートになり、年末の武道館が唯一の有観客ライブコンサートでした。ここでライブコンサートの予定だったんだなあ、観たかったなあ、と思う素敵な会場ばかりでした。でも、フィルムはフィルムで素敵でした。

その他

3月にライブイベントが中止になっていくなかで、たまたま集中的に映画を観ました。しんどい中での心のよりどころだった、かもしれない。しかしその後緊急事態宣言の発令によって映画館もしばらく休館に。


漫画は、Twitter経由で教えて頂いた佐々大河の「ふしぎの国のバード」がおもしろかった。電子書籍で一気買い、一気読み。


自宅にいる時間が増えたので、テレビを観る機会も増えました。ニュース目的でつける流れでNHKが多め。朝ドラ「スカーレット」「エール」「おちょやん」ほぼ完走。大河ドラマ麒麟がくる」も観ています。
ゴールデンタイムからプライムタイムもだいたいNHK。「釣瓶の家族に乾杯」「逆転人生」「ファミリーヒストリー」「サラメシ」ときどき「うたコン」「プロフェッショナル」「歴史秘話ヒストリア」土曜の「ブラタモリ」も再放送や録画で。23:15から「ニュースきょう一日」の井上あさひアナが立ってるか座ってるか確認して、おもむろにテレ東のWBSに、という流れ。
月曜の夜は「旅するイタリア語」下期「旅するためのイタリア語」「アラビーヤ・シャベリーヤ」。アラビーヤ・シャベリーヤは1クール(12回)のセットをずっと繰り返し放送しているので、何度見たことやら。
そして、忘れてならないのが木曜夜の「世界はほしいモノにあふれてる」。さいしょは月曜深夜(火曜午前1時)の再放送で知ったのでした。いろいろあった2020年の象徴のような存在だけれど、今でも、とても好きな番組です。

*1:1/11は携帯を忘れて外出していたので不確かだけれど、おそらく春高だった、と、思う。

*2:天皇杯FRに出た北海道と富士通は配信で観た

*3:V.TVに入ってないなんて、そんなことはとても。

*4:上田剛史自由契約→引退のショックからまだ立ち直れていない。

*5:当時。年末になって中止が発表された。

*6:建物が新しくなり場所も少し移動しているので「初めて行った場所」扱い。

*7:今年娯楽目的で県境を越えた最後。ぎりぎりだったけど、どうしても。

2020年度秋季関東大学男子代替大会・幻の4日目と残念なお知らせ

2日目で気づいていながら直さずにいたのですが、今回エントリのタイトルに「1部」を入れそこねているのです。
今週から女子1部・2部の代替大会が始まりました。男子2部も引き続き絶賛開催中。
で、10月11日に予定されていた試合のうち、男子1部について、午前7時すぎに全試合延期のアナウンスがありました。


わたし自身は昼過ぎまで熟睡していたので、これを知ったのは「やっべぇ、もう第1試合終わってんじゃん」と飛び起きた午後1時ごろ。土曜の試合に変更(一部延期)があったのを知ったのもそのあとでしたし、金曜のニュースもぜんぜん知らなかったのですが、いやな感じはしました。
それに、もともとタイトな日程でしたから、延期っつってもなー。っていう。
そして、今日、正式に、男子1部の代替大会中止が発表されました。
【2020年度:秋季代替大会】男子1部について | 一般財団法人 関東大学バレーボール連盟(公式サイト)
男子1部所属チームで集団感染が発生、試合会場での感染拡大ではなく他チームは濃厚接触扱いにはならないが、これ以上の拡大を阻止する必要性を鑑みての中止。2週間の経過観察後、改めてオープン戦としての開催を予定。とのこと。
嗚呼……。
まずは、当該チームが無症状(せめて軽症)で済み、かつ、これ以上拡大しないことを祈るばかりです。
そのうえで、代替大会中止については、はやめの厳しめの判断ができて、よかったと思います。他チームは濃厚接触にはあたらないと判断されたとはいえ、絶対大丈夫とはいえない。学生だから、自分の大学で他運動部とおなじ施設を使うし、おなじ学生寮というところも多いのだろうし、対面授業をしているところもあるでしょう。考えたくもない。かすってもいないチームも2週間全停止は厳しいけれど、運営の都合もあるしね……。
後出しじゃんけんだけれど、リーグ中止の判断をしていてよかった。大幅に規模を縮小していた代替大会だからこそ、中止判断もしやすかったと思いたい。
とはいえ、これから冬に向かうなかで、来る全日本インカレについて、じゅうぶんに警戒しさまざまなケースを想定して準備しておかないとならないことが改めて浮き彫りになり、関係各所の苦労やさぞかしと胸が痛む。

第二波だのなんだのありながらも、どうにか折り合いをつけて、日常生活を、経済活動を、おくらなければならない、そういうフェイズに入ってきた。悪い言い方をすれば、慣れてきたし、毎日新規感染がいても、どことなく、他人事のように感じるようになってきてもいた。でも、何も終わっていないし解決もしていない。
これから冬が来る。

わたしも改めて、気をつけて日々を過ごしたい。
そして、屋内スポーツシーズンだけれど、けして油断も楽観もしてはならんと思った。全自粛ではなくて。すべての活動を止めて頭を低くして震えて耐えればなんとかなるわけでもなくて。それでも。