2017年度関東大学秋季リーグ男子1部・5日目
来週の深谷には行きません。
去年の秋の記録を残していない(いつものExcel表は作っていた)ことに,今頃不便を覚えています。
一般公開が半分未満だったことに拗ねて抗議の構えだったの。でも結局後々それで困るのは自分ひとり。
今年観られるのはありがたいけれど,最終週の専修生田は入場制限をかけるかもしれないとのこと。見られない覚悟はしておこう。そんな年もある。
なお,本日も絶賛遅刻。駅についたときに入れ違いに出て行く電車に乗れたら間に合うのに。むー。
早稲田3-1慶應義塾(23-25 25-15 25-21 25-20)
早稲田:9藤中 13武藤 20宮浦 4加賀 19村山 10小林 L14堀江
慶應:22マルキ 6佐藤 23富澤 8黒田 28樫村(27清水) 26吉田 L9松岡/2長澤
早慶戦。早稲田は応援団が来ていた。この3日間おそらく毎日来ていた。早稲田はリーグの応援団出現率が高い。応援してもらえるのはありがたいことです。
ほんの3か月前のことをもう忘れている自分の甘さ。
こちらは隣のコートのセット間やタイムアウトでちらちらと見た程度。でした。早稲田最後らへん中野くんとか中村くんとか
東海大0-3明治大(23-25 23-25 22-25)
東海:2宮原 12佐藤 25伊藤(30新井) 23山崎(21鈴木) 4神谷 13永露 L29外崎
明治:18鎌田 21松田 22池田 1加藤 3佐伯 17鈴木 L13小川
明治が良かった。めっちゃ良かった。筑波に勝ったのも納得(二度目)。
明治かわいい明治すごいときゃあきゃあしながら見ていたけれど,相手方が相手方なのでそっちでめっちゃ凹む。東海大ファンじゃないけど(と言い張っているけれど)負けてほしくない気持ちが強い。
明治の好調,なにもこのカードじゃなくてもいいじゃないか。いや,でも,前のめりに見ていた試合で良いところが出て良かったのかもしれない,わからん。
明治の応援団(チア付き)が来ていた。珍しい。初めて見たかもしれないぐらい。隣コートの早稲田応援団はお馴染みだけれど,こちらは新鮮。いつものスタンド応援組と応援団と一緒になって応援をしていた様子で,この試合でめっちゃいい試合をできて,それは本当に良かったと思った。試合後の選手たちのスタンドへの挨拶も朗らかで和やかだった。学生スポーツらしくていいな,などと思いながら見ていた。
実態は呆然としていましたが。東海大しんどいなあ。具体的になにがどう悪いとかじゃなくて,ほんとに純粋に明治に負けた気がするの。とにかくスパイク通らなくてワンタッチかけられて繋がれて。そのトランジションアタックは止められなくて。加藤が良かったし東海大のラリー中のディフェンスはぐっずぐずになっていた。
攻撃面で強いて言えば伊藤・山崎→新井・鈴木への交替はもう少し早くても良かったかもしれないけれどそれも結果論。明治はトータルするとさほどサーブが強いチームではないので,攻撃シフトで良かったんじゃないか,と,結果論。第3セットスタートからかえていたけど,セット取れなかったわけだし。新井はあたたまるのには少し時間がかかるタイプかもしれないが,間に合わなかった。セット終盤は高い打点からいいスパイクを決めたりサービスエースを取ったりしていたけれど,その時点でひっくり返すにはかなりしんどい点差になっていた。ついてない失点もあったしね。そして鈴木はやっぱりサーブで狙われて崩されていて,本人も崩されてMBも使えないと,それもそれでしんどいから,結果論難しい。
セッターが悪い,という感じでもないし。龍くんベンチにもいない(姿もない)からかえようにも,というところもあるし。
小野寺はどちらかというと「打つほう」の人で,佐藤の打数や決定率はそこそこ勝負になっていたとは思うのだけれど,やっぱり小野寺がいたら少しは違うんだろうかだいぶ違うんだろうか。いない人のことを言っても詮無いのだが。というか戻ってきたらどうするんだろう(どこに入るんだろう)。
明治の松田は,春からコートに入る前にぴょんぴょんしているのがかわいいと思っていたのだけれども,入る前にぴょんぴょんするけど入ってからはしない。線が細くて上背もさほどないながらブロックがうまい。待ちの姿勢がハンズアップなのは少々ひっかかるけれども,我慢のリードブロックが徹底していて,ぱらぱらとパンフレットをめくったら愛工大名電出身だった。北川チルドレンか。そらうまいわ。
そして勝利を牽引したのはきっとリベロの小川。ブロックフォローやディグはもちろんだけど,何回トス上げたかな。明治はここのところ(新くん卒業後)セッターが微妙で,秋リーグレギュラーの鈴木は国体東北ブロックを見たときも秋の初日も,あんまりこう……安定しているとは言いがたかった。今日はばたばたすることも少なかったように見えたけれど,ラリー中に無理にセッターがトスにいかず概ね小川が処理していたのも大きかったかな,と思った。小川に限らず繋ぎが良くて,おお,明治,とおもう。打つ方は,加藤と池田の創造先輩後輩が好調だったし,レセプションアタックでは佐伯くんの打数もわりかし多めに見えた。鎌田くんがレセプションがんばっていた。
小川裏番だなー,来年主将(リベロだから避けるかもしれないけれどきっと実質主将)だろうと唸ったのは,MBのサーブでコート外に出ていたときの指示出しの鋭さ容赦なさ。ユニフォーム脱いでベンチスタッフしてる頼金と2人並んでいるとほんとに怖かった。褒めてる。
東京学芸3-1順天堂(25-22 25-21 21-25 25-21)
順:1吉野 15中村(8片寄) 5荻原 10関本(3熊倉) 4濱道 25森垣 L20角/17加藤
学芸:1高澤 25村岡 26吉田 4中村 3小野 18内田 L21瀬戸山
昨日今日は悪くないなーという感じになってはいるのだけれども初日が出ない。
学芸は前日の須貝負傷離脱で,須貝ベンチアウト。吉田をOPに入れて(所謂ライト的な。バックアタックもライト打ちもしていた),高澤・中村が対角を組む布陣。
みんな大好きはるきまんこと小野は,多用する分対応もされていて,実はあんまりスパイクが決まらない。MBのスパイクならもう少し決定率が欲しいところ。とはいえ,決まらなくてもごくごく当たり前に1枚のアタッカーとして打数を増やしていたら,相手ブロックを分散させる効果はあるんだろうか。
今日は昨日ほど熱心に見ていなかったので,よくわからんけれども。もうちょっと上げてってほしい気持ちはありつつ。
うまく言えないのだけれど,学芸が,春に続いて,当たり前の上位チーム顔をしている。こんどの土曜の折り返し(対専修)がどうなるかわからないし,春と違って後半に上位同士の争いがあるから(須貝がどの程度かわからないし)着順予想はしづらいものの,少なくともここまでの試合(駒には負けたが)「上位と下位」の試合を展開しているように見える。春5位,東日本インカレベスト8。去年の秋リーグで昇格以来ひさびさの入れ替え戦に行ったことを思えば,強くなった。
筑波大3-0駒澤大(25-19 25-14 25-19)
筑波:13田城 4中根 2秦 7樋口 1小池 17小澤 L15高橋結
駒澤:11谷平 23山田 13齋藤 1戸嵜 32谷崎 5土井 L27宮崎/33山根
駒澤は前日と同じチームとは思えないあっさりした負け方。3連戦の3戦目でお疲れちゃんだったか,ボール繋がらなかった(上がらなかった)ねえ。
筑波,3セット目あたりにいろいろ仕掛けてくるかと思ったけれど,大きくメンバーをかえることもなく。前日・前々日の対上位チーム連勝を見ていれば,一度乗せると怖いと慎重にもなるか。
中央大1-3日本大(18-25 19-25 25-17 23-25)
日大:11菅原 1小田 20松村 2郡 35谷越(6上阪) 16高 L22新山/18三角
中央:23都築(15富田) 3平田 12谷口 4武智 7中西 17牧山(5山下) L9柳田/27土岐
乗っている時の盛り上がり方が凄いけれど実は勝っていなかった日大,初白星が,中央大。
いやー。1試合目の東海-明治を見た後なので,うん,まあ,そうだね,この秋も混戦だね,と。思いますが。
中大の選手層を思うなどしていた。前日スタメンだった中野を外して都築と富田と,石川がいると石川が入るP2のところがいまいち決まらない。日大のS5スタートに合わせたのか,第2セットはスタートローテーションを半周させていた。
日大はセッターがOPより高い(MBより高い)のでセッター前衛が多いスタートローテーションにしてるんじゃないかと(あとは小田がライト側の回数が多いようにとかレセプションフォーメーションの都合とか)思うのだけれど,マッチアップがふつうと違うのを避けたかったんだろうか。第3セットはもとに戻していた。
第4セットの後半中大が追い上げていて,追いついた。ひっくり返したんだったかひっくり返しそうだったか,フルセットになりそうと思うぐらいにはなっていた。そこで,ラリー中に小田の好レシーブ。すっ飛んでアンダーハンドで拾うほうじゃなくて,前よりのオーバーハンドのパスだったから,たぶんブロックリバウンド。やられた,と思ったら小田が繋いでいた。それが2本ぐらいあって,立て直して得点して,みんなでぐるぐる走って喜んで。
小田くんが持ってきた初勝利は金星って言っていいと思う。
日体大3-2専修大(25-18 23-25 25-27 25-20 15-12)
専修:19東 12畑中 20久保 6酒井 18南 7為我井 L2平原/4井上
日体:22河東(19道井) 20仲本 18西 16高梨 11津田(29西村) 5宮原(14佐藤) L28小川
日体大はこの3連戦3連続フルセットで2勝1敗。
専修は,初の得セット。第4セットは後半専修の2点差リードで進んでいて,18-20ぐらいまでは行っていたの。そこから,この試合スパイクの調子が上がっていなかった高梨のサーブになって,何連続ブレイクしたかな。ほんとに18-20まで行ってたんだったら7連続得点だね。
専修に油断があったわけじゃなくて,勝ちを意識して,というのでもなくて(多少はあったかもしれんけど),よく足が動いてよくボールを繋いで,スパイクは勢い勝負が良い方に出ていて,為我井のセットも丁寧で,良かっただけに,1勝がほしかった。
そこが日体大の底力なんだろうね。
次週以降への明るい材料ではあるか。