髪の毛黒くなりました。

めざすは二昔前の白髪染め。というのは冗談ですが,光に透かしても真っ黒という,明らかに人工的な黒色になってみました。昔の白髪染めが不自然だったのは,“白髪染めをするぐらいの年代の人が真っ黒の髪であるはずがない”ことによる不自然さではなく,多くの日本人の髪は,一般的に「黒」とは呼ばれているけれど実際にはそれほど黒くない(それなのに白髪染めで「黒」にしてしまっていた)ことによるものなのですね,きっと。


たまたま担当の美容師さんもその3日前に黒くしていて,彼女の場合は自然な黒にしたかったのだそうだけれど失敗したらしくかなり黒。わたしはそれよりもさらに黒。二人で「逆プリン」予備軍。黒ゴマプリンみたいなものですね(そういえば,どうしてごまプリンというとデフォルトで黒ゴマなんだろう。食欲の湧く色ではないのに)。もっとも,実際には地毛が目立つころには染めた方の色も退色するので,あからさまな逆プリンにはならないだろうとのことですが。


ちかごろ,黒髪ブームなのです。マイブームじゃなくて世間的に。もうちょっと若い子が多いっぽいけど。だけど,黒って他の色と違って退色しにくくてこの先染め直しが効かないんですと。だから,美容室では重々インフォームドコンセントをしたうえでないと,染めないようにしているそうな。わたしも7月に「黒くしたいと思っているんですけど」と言ったときには阻止されました。


黒いのは満足だけど,改めて周りを見回してみると黒髪の人って意外と多いんだよね。茶色の髪は自動的に「多少はおしゃれ」と見てもらえる(と思っている)けど,黒の場合「装うことに対して興味関心がないから黒いまま」と「あえて黒」の場合とにわかれ,わたしは外観のほかの要素から言って,前者と判断されることになるのではないかと(いや,絶対そうだ)。その点において,わたしが黒くするのはちょっと失敗だったかもしれないとは思うのです。