道楽娘さんが久しぶりに日記を更新していて

わたくしの話が出ていたので補足。我が家には「廊下で繋がっている離れ」もあれば「物置(我が家の場合は駐車場)を挟んでつっかけで行き来する離れ」もある。前者は,厳密に「離れ」と呼ぶべき建物はかれこれ10年近く前に,住んでいた曾祖母が亡くなったあとで取り壊してしまったので今はもうない。こちらは,部屋しかなかった(水回りなどはなかった)。


後者は,我が両親の新居(結婚当時)にして高校1年以来のわたしの根城である。こっちは洗面台とトイレはある(が,台所などは無い)。ただ,我が家で「離れ」と呼ぶと通常曾祖母が住んでいたそこのことなので,ってか,離れじゃなくて倉庫の一隅なんだな。


中学時代にわたしが根城としていた(今はわたしの両親が根城にしている)6畳二間+縁側が,母屋と廊下で繋がっているけれど建物は母屋とは違うので,今言うところの「廊下で繋がっている離れ」に該当する。でも,ここも本来は倉庫だった(今も半分は倉庫のまま。間違っても「蔵」ではない)。


一般的な田舎の家の「離れ」とは,そういう意味でちょっと違うと思う。離れに台所も,果てはお風呂までもあるケースは,きっと珍しくなかろう。確かに,言われてみれば,母屋と離れの間のスペースは,ウチでもありソトでもある,微妙な空気の漂う空間であるように感じられる。(01:28)