元日は10:30ごろ起床。

元日恒例行事としてお座敷でお屠蘇をいただき,階下に降りてお雑煮。しつこいようだが我が家の雑煮は元日が味噌仕立て二日がすまし仕立て。具材はどちらも同じで,丸餅に紅白かまぼこ,にんじん・大根・ほうれん草。(ちなみに三日はおぜんざい)。その後,近所の八幡宮に初詣に出かける。10年ぶりぐらいではなかろうか(歩いて10分以上かかるのでめんどうがってめっきり詣でなくなってしまった)。15時過ぎにいとこの一家が現れる。従兄の結婚相手と実質初顔合わせ。従妹(もう高3らしい)にお年玉を渡したり,従兄夫妻に結婚祝いを渡したり,焼き肉を食べたり犬と戯れたり。食後はこたつで坊主めくりやトランプ。例年通り。一年ぶりに小倉百人一首の箱を紐解いてみたら,すっかり忘れてしまっている歌がたいそう多かった。が,それでもかるた取りにするとわたしが一人勝ちしてしまうので,最近は坊主めくりしかされないのだった。ところで,従兄の妻なる人はわたしの叔母の家(つまり従兄の家)に元半居候現同居中ではあるのだが,それにしても正月一日に姑の実家を訪れる心境たるや如何ばかりであろうや。や,単に,おれだったら緊張するなぁ,って思っただけなんですが。


「遠くの親戚より近くの他人」ではないけれど,一括りに「親戚」と言っても,やはり距離が近い方が親交は深くなるし,親子も同居しているのとしていないのとでは「近さ」感覚が違う。「姑の実家」というとえらい遠いような気もするが,車で3分のご近所だし一人で来ているわけでもないので,それほど遠い世界ではないかもしれない(が,彼女以外の全員が四半世紀のつきあいである中に入っていくのって緊張はするんじゃないかな,と思うわけだ。去年のお正月は一人(と犬)とで留守番していたのに婚姻届出したら行動を共にすることになるんだから結婚するって大変。)。