毎度毎度大河ドラマ絡みの話題でごめんなさい。

今日は再放送(13:05〜)を観てしまった(莫迦)。だって小田切さんがさぁ。当分出てきそうにないからさぁ(しつこい)。オープニングロールで,彼は4番目に名前が,それもピンで出てきた。大御所達は最後とは言え,えらい出世したもんだ。


日曜日の本放送の後でかなまると話していて,裏番組の話になった。その時に「大河の裏っておもしろいのないしね」と言いかけたのだが,どうも腑に落ちない。わたしは去年も一昨年も大河ドラマを観ていないけれど,日曜の夜8時というと家にいる=テレビを観ていることが多いはず。春から秋までの半年は野球だろうが,シーズンオフはどうしているのだろう。


と思ったら「大改造 劇的!ビフォーアフター」(テレビ朝日)だった。あの番組も始まったころは新鮮でおもしろかったけれど,最近は食傷気味。「渡部篤郎のたてもの探訪」が好きなわたくし,一戸建てモノをみるのは好きなのだが,家を改築するのにそんな仰々しい理由ばかりあるかい。実際に目に付くパターンは,結婚する(した)若夫婦のために今まで空き家になっていた(亡くなった)おばあちゃんの家を改築するというもので,当然古い家だから基礎からガタが来ているし間取りなんかも使いづらい。結局ガワしか残らないぐらい大改造しちゃうわけだけど,見る度に「いーよなー,改築すれば住める持ち家が余ってるなんてさ」とかなり僻みっぽい気持ちに(笑)。それも改築費用親持ちだったりしてさ。(だけど,彼らにとってみれば,どこか町中の素敵マンションに住みたいのに親に「おばあちゃんちがあるだろう,金は少し出してやるから住め」って言われてちょっぴりありがたづらかったりするのかもね)。で,それならそれで「持ち家あっていいね」と割り切って,若者向きにリフォームすればそれで済むのに,いちいち(でもワンパターンな)「大好きなおばあちゃんの想い出」とか「床が軋んで歩くだけでも危険な家」とか言われると,なんだかにゃぁ,と思うわけ。僻みにも拍車がかかるってもんよ。「家があるんだから充分恵まれているだろう。改築費出せるんだからお金もそれなりにあるんだろう。それの何が問題なんだよ,贅沢言うな」って心境かも。でも「リフォームで家族の問題を解決します」が番組のキィなだけに,何らかの「問題」が無いと番組として成り立たないからね。


あの無理矢理っぽいストーリー付けさえなければ,是非我が実家も応募したいもんだが。だって実費(工事費・材料費)だけで改築してくれるんですもん。建物の所為で家族に問題なんか起きなくても,歳月が経てば古くなるのよ。うちの2階のお座敷の壁なんて壁土剥がれまくってるし,天井板は染みまみれになっているし,だからって日常生活で困ることはないけど……お客さんが来てもお通しするところがそれじゃ貧相だってぐらいだから,採用されるほどの理由にはならんよなぁ。それに,あんなに派手に「大改造」はしたくない(必要ない)しなぁ。というわけで,応募のしようもないんだった。


ま,そういって難癖をつけはしても,その白々しいストーリー仕立てとそれに伴う「無理矢理改築前の何かを記念品として埋め込む」というのを除けばおもしろいし,シーズンオフにはいつも観てたんだけど。そういえば(確認していませんが)CXのジャンクSPORTSが日曜夜8時に移動してきたんじゃなかったか? そっちの方が個人的には大問題。好きなのに。火曜夜11時だったら見られたのになぁ。