というのが,今日の晩ご飯(外食)。

久しぶりに焼き肉でもと思って牛角に行ったら予想以上に混んでいて,時間もなかったので諦める。その代わりに入ったお店のメニュー(正確には「紅茶の香りのローストチキン赤ワインソース」)。焼いた胸肉というとパサパサして味が薄くてかたいイメージがあるので少し躊躇ったのだけれど,ちょっと冒険してみた。


出てきたのは200g近くあるんじゃないかという巨大胸肉。皮付きの鶏胸肉の上にゆかりのような黒いつぶつぶがびっしりと貼り付いている。どうやら紅茶葉を乗せてそのままオーブンでローストしているらしい。赤ワインソースということばから想像されるよりはあっさりした色味のソースがかかり,ところどころに生クリーム。


これが,思っていたより遙かにおいしかった。わたしは鼻が利かないのであまり紅茶の香りは感じられなかったけれど,お肉は柔らかくて汁気たっぷり,ソースはさっぱりとお醤油風味で,かなり紅茶の味もした。紅茶と醤油という不思議な取り合わせだけれど,意外といける。


ものすごい量だったのに口当たりがあっさりしているのでついついわしわしっと食べてしまって,おなかいっぱい。茶葉をそのまま食べたので,後口がちょっぴり紅茶。


紅茶はアッサム。アッサムティーを出す店なのでそこから推測もできるのだけれど,味がアッサム。わかるようになった自分。思えば遠くへ来たものだ。帰りがけにケーキ屋で大量に(安売りしていたのだ)ケーキだのシュークリームだのを買ったはいいが,時間が経てば経つほど満腹感が増してくる。さて,いつ食べたものかこのケーキ。