図書館の「ヤング・アダルト」のコーナに並んでいる背表紙を
意識して見たことはなかったのだけれど,検索システムで検索しているときに,区内の別の図書館に角川ルビー文庫があることがわかったので,今時の図書館はそんな本も置いているのかと感心し,初めて背表紙をまじまじと見たものであった。講談社X文庫のティーンズハートがあるのは遠目にもわかっていたんだけど,改めて見ると集英社コバルト文庫もあればホワイトハートもある。大人向けの文庫本もそれなりの(かなりの)スペースを占めているので,文庫本が入荷すること自体は別段問題はないのだろうけど……びみょー。選定基準はいまひとつよくわからない。懐かしいね,オーラバスター(笑)
ホワイトハートのたけうちりうとの本が2冊置いてあり,ますます不思議な気持ちになりながら,借りるほどではなかったのでその場で1冊読んできた。わたしも2冊ほど所持していたはず(実家に)。なんとなくで買ったわり(本屋でぱらっとめくったらわたしと同じ名前の女の子が出ていたのよ)にはおもしろかったもので,そんなことを懐かしく思い出しながらおじぃさんと表現すべき年代の男性に挟まれて閲覧コーナで読むわけですよ,ホワイトハートを。
で,最後まで読んだところでようやく思い出したんだけど,この人の作品って救いがないというか救いはあるけれどハッピーエンドではないというか,ハッピーエンドの定義にもよるだろうけど,そういうことなんだったよ。うぐぅ。
わたしは,前々回に書いたようにあんまりなのは好きではないけれど,そのくせ最後にはわかりやすい形で幸せになってほしいと願うハッピーエンド至上主義なので,それが作品の持ち味といえば持ち味なのだが(だからおもしろいのはおもしろいのだが),なんともはや。野村史子(だったっけなぁ)もそんな感じで。ええ。
一人とばしてますなぁ(いつものことだ)。でもさ。かなまるにはやおいやおいと言われるのだけれど,それって昔の話で(そもそも狭義のやおい成分は全く持ち合わせていないことは以前にも書いた),今はそれほど興味関心もなくそんなに読んでもおらず。昔から続いているシリーズや昔読んでいた人のを,惰性でたまに読む程度。なので,現代の作品とその世界には疎いのですよ。尤も,古典的名作も殆ど読んだことないんですけど(ないのです >道楽娘さん)。
NHKの土曜スタジオパーク(王様のブランチのあとは土スタです)で,藤原竜也氏がゲストで出ていた。外出しなければならなかったので思わず録画(阿呆)。彼のファンでも沖田氏のファンでもないのだが。(21:36)