いとうさんの日記とふじもりの日記に,

名古屋近辺にあるらしいピビンパ屋について言及されており,いとうさんが「店ではピビンバと表記してあった。本場の発音はどうなのだろうか。」と。


似たような名称のチェーン系の外食店があったような気がするが,どんな名称だったっけ。


で,「韓麺館38」の表記もたしかそんなだった気がしたのだけれど,どうだったっけ。在京都民情報提供求む。


京都行きたい(精確には川端正面上ルに行きたい)。


“本場の発音”は聞いたことがないなあ。韓国語も興味があるのだけれど,ハングルを覚えるのはタイ語を覚えるのとは比較にならないほどあっけなさそうで,っていうか文字と発音は不可分なので(ハングルは表音文字なので),文字だけ覚えても仕方ないわけで,それを言い出すと,その時点で行き詰まる,と。


そもそも,言語と,その言語を使う人々たちの生活や歴史や思考などとは不可分の関係にある。あるのだが,最低限の共通性をもった世界で使われている言語であれば,初歩の初歩については,それらを特に意識しなくても(理解しなくても)触ることはできる。しかし韓国語については,話されている場所があまりに近いが故に,ほかの言語以上に「韓国にも韓国の文化にも何ひとつ興味関心はなく,韓国語だけに興味があるのです」といったような興味の方向性や動機が考えられにくいような気がする。これはわたしの偏見。「考える」人は日本語を専らに使う人たちです。


で,「びびんば」が「ぴびんば」と日本語表記されるのを見かけるようになったのは最近(といっても5年10年経っているかもしれないし,場所によっては以前からそうだったかもしれない)でないかと思うが,そのような日本語表記になる理由は推測はつく。ほんとはこれを調べて書こうと思っていたのだけれど,長電話をしていたらすごい時間になってしまったので(調べるのは)やめ。


つまりは韓国語の子音字と子音の発音の問題ではないかと。たとえば日本語の「k」にあたる子音を表す文字(のパーツ)がハングルで3つあって,何がどう違うのか忘れたけれど一応どれも微妙に違う音を表している(はず)。で,その3つの内の1つが「gとも読む」で,語の頭にきたときは濁らず,2番目以降で濁ることが多い,という原則があった,気がするですよ。


で,びびんばの話に戻るのだが,びびんばのはじめの2つの音に(3音節単語かな)使っている子音字が,一つ目が「ぴ」としか読まない文字で二つ目が「び」とも読む文字なのか,或いは同じ文字を使っていて一つ目は語頭なので「ぴ」と発音し二つ目は語中なので「び」と発音するのかもしれない。


このへん,今はとても適当に書いていて,そもそも韓国語における「ぴ」と「び」が濁音という概念なのかどうかもわからん。どうも東洋諸言語ではそれで一杯食わされるケースが多い(といってもタイ語と中国語と日本語しか知らない)。


詳しい方フォロー宜しく(と書くと誰も書かないだろうな)。(2:17)