宿泊
バンコクではサービスアパートメント。SOMERSET SUWAN PARK VIEW。ここの2ベッドルームを2部屋取ったのですが,一泊一部屋4千バーツ強という,バンコク旅行にしては超破格の高額宿だっただけのことはあって,5.1サラウンドな巨大テレビのある広々リビング(DVDプレイヤーも装備),何でも揃ったキッチン(大きな冷蔵庫,オーブン,オーブントースター,各種食器にカトラリー,ちょっとした調理道具),ベッドルームはダブル1室とシングル1室でそれぞれにバスルーム付(シングルの方はシャワーブースのみでバスタブはなし)という,なんとも豪華絢爛。1Fレストランでの朝食ブッフェもついていて,こちらも品数・味ともにまずまず。その名の示すとおり,女子部屋リビングからルンピニー公園を望む。(アメリカ合衆国大使館も望む)。
3度の旅行ともバンコクではサービスアパートメントに滞在しているけれど,ホテルよりも割安感があるというか。ホテルに泊まったことがないので比較できないけれど,今回一人一泊約6000円で100平米の王侯貴族気分を味わえるのは,かなりの贅沢感で幸せ。立地面でも,BTSのChit Lom駅まで徒歩5分かからないぐらいで,一つ先の駅Siamまででも歩いて歩けなくもなく,かなり便利だった。バンコクのタクシー運転手には地理に暗い人も多いと聞くけれど,住所地のSoi Tonsonを伝えればわかってくれるタクシードライバーも多かったようだし。
しかし今回は注ぎ込んだ。その気になれば一泊100Bという旅行もしてできなPathumwan House(地球の歩き方に載ってた)も朝ご飯はつかないけどシングルユース一泊900B,ツイン一泊1000Bで,お湯出るバスタブ付で広々快適交通至便。ほかにも,ビジネスでの滞在(駐在含めて)が多いからか,バンコクにはサービスアパートメントが多い。
ところで,この“SUWAN PARK”,なぜ英語表記で“SUWAN PARK”,タイ語で“スワン・ルン”なのに日本語では“ルンピニー公園”なのかと不思議に思っていたのだけれど,くん・けーに教えてもらったところでは,あの一体の地名が「ルンピニー」,公園がタイ語で「スワン」。「スワン・ルンピニー」を略して「スワン・ルン」。なので,「すわん・ぱーく」は「公園・公園」ということになりほんとは妙なのだそうだ。なるほど。
ホアヒンでは,Sofitel Central Hua Hin Resort。デラックス+エキストラベッド朝食付き1室(男子3人)と,1ベッドルームスイート1室(女子2人)。こちらは2部屋足して5で割って,一人頭1万円。広々とした敷地に複数のプール,プライベート(かもしれない)ビーチ。コロニアル風の建築と庭が美しく素敵にリゾート気分。オープンエアのエントランスロビーは開放感が心地よい。天気の所為か場所の所為か,暑いなりに吹き抜ける風は涼しいし,バリ島(ヌサ・ドゥア)よりも南国臭さがない点でもかなり快適だった。木造の建物はやや年代を感じさせるものながら,高い天井に回るファン,広々としたテラス(海が見える)。ジュニアスイートはウォークインのクローゼット(衣裳部屋か)付。もちろん到着したら怪しげなウェルカムドリンクが象の形のグラスで運ばれてくるし,建物のあちこちに蘭が飾られ,庭にはつつじ様の花が咲き乱れ,ジャスミンの白い花がほのかに甘い香りを漂わせる。いやはやなかなか。