で,今日は帰国記念アフターフォローのhotpot。

唐辛子の入らない鍋。パクチーの入らないつけだれ。豚肉・ほたて・鶏肉・舞茸・えのき・ほうれん草・キャベツ・白菜・葱・韮・マロニー・肉入りワンタンを具に,カセットコンロ+土鍋で水炊き(水・酒・だしの素)。ポン酢で食べる。締めはうどん。総勢7名。鍋って無条件においしいよね。


<鍋をしたい>ただそれだけを目的に集められた会であり,初対面率も高い参加者の,主催者と顔見知りということ以外の共通事項はただ一つ,「どっかでタイ」。7人の内一人はタイ人の日本留学生。あまりに日本語ぺらぺらなのでオール日本語トークになってしまったけれど,さすがにタイ語の単語を発音してもらうと,むちゃくちゃうまい(当たり前だよ)。タイの大学で日本語学科だったのだそうで,そもそもなんで日本語学科に入ろうと思ったのか,と訊ねると,「日本の文化に興味があったから」との返答。<文化>をかみ砕くと漫画だそうで。確かにね,たくさんあったもんね。タイで日本語やろうと考える若者はほぼ100%そうじゃないか,とは彼女の弁。


女の子らしく「きとぅん」だとか「らっく」だとかで盛り上がる(タイ人の男性は日本人男性に比べ,女性に対して優しい振る舞いをしたり甘い言葉を囁いたりする頻度が高いといった話題)。タメや年下の彼氏だと名前を呼んだり<愛しいあなた>みたいな呼び方をしたりで,あまり「ぴぃ」は使わないかなとも言っていた。ここまで来るとパズル的言葉遊びを超えて文化の領域。


ところで,何でタイなんだろう。不思議だ。3年前は自分がタイに行ったりタイ文字を読もうと考えたりするようになろうとは微塵も想像していなかった。