誕生日まであと一月。27回目。

25歳を過ぎた辺りから,実年齢と自分が認識している年齢とにギャップが生じるようになった。つまり,それまでは誕生日を迎えた直後は新しい年齢に馴染めなくても1年経って次の誕生日を迎える頃には自然に自分がその年齢であると認識できるようになっていたのに,そうならなくなってきたということだ。まだ26歳に馴染んでいないのにもう27になってしまうのか,と。年を重ねるごとに1年が過ぎるのが早く感じるようになると一般に言われているが,それと何か関連があるのだろうか。


<同年代>と括れる人付き合いに30代の人が増えてきたがそれも道理。もう,普通に大学がかぶっている年齢差なのだから。


ところで,ここしばらく週末中心だった誕生日だが,今年は閏年ということもあり,一気に週のど真ん中水曜日。大きな声では言えないが就職した年から今までの4回の誕生日は全て(当日または前日)外泊というたいそうなもてなしをされていたのだけれど,さすがに今年は実現が難しそう。わたくし個人としては誕生日当日休みを取る気まんまんなのだけれど,かなまるにはそのつもりはないらしい。さてどうなることやら。


その代わりに物品はちょっと奮発してもいいよ,とかなまるは言ってくれるのだけれど,取り立てて欲しい物も,すぐには思い浮かばない。日々何事もなく生活できているのだから,当然だ。家も飽和状態だし。で,つらつら考えて,今のところ,若干の不便が生じている食器類の充実の方向で検討していただく予定。その予算で食器だったらかなりいいものが買える,というかなまるに,思考回路の差異を見るのであった。……何も使い切ろうとしなくても,残ったら残ったでいいと思うんだが。オヤクショシゴトじゃないんだからさ。去年か一昨年ごろに漸く知ったのだけれど,かなまるの年度予算には,ハタノ誕生日と夏の旅行とがきっちり計上されているそうな。それって普通?


ええとそんなわけでのろけてみました。何のフォローにもならないけど,予算の額にわたくしの意向は反映されていないし,毎年外泊していたのだってわたくしは一度たりとて自分からねだったことはありませぬ。プレゼントもあんまりねだってないし。ああこれらのフォローはのろけの追い風だったか。