まだ決定ではないのだが

(というか決定しているがわたしがまだ知らないだけなのだが)今年の夏に或る試験を受けることになるかもしれない。で,ここ2〜3日それ用の本を探して仕事帰りに本屋に寄っているのだけれど,そこそこ規模の大きな書店でも見当たらない。うーん。そんなマイナな検定,通ったところでどのくらいのうまみがあるんだろう,と,そっちの意味でも不安になってくる今日この頃。


まだ手も付けていないものがあと2か月ちょっとで何とかなるのだろうか。どきどき。


ついで,と言っては何だけど,若者向き気味呉服チェーン店もちょっぴり覗いてきた。そろそろゆかた販売が始まる時節らしく,エスカレータから見える場所にナントカゆかたフェア2990円(帯セット)などというポップ(?)が数日前から張られていたのが気になっていたので。


どうやらその激安ゆかたを扱っているのは別の場所らしかったけれど(それほど大きな建物ではないのに,どこで売られているのだろう),ゆかた用の反物が置いてあったので物色。仕立て代を訊ねたところ,ミシン縫いで7千円,手縫いだと9千円,期間は3か月ぐらいの由。


既製品のゆかたはまだ走りだそうで数は多くなかったが,今入ってきているのはプロモーションを兼ねて今年の新柄が多いから柄は悪くないと店員さん。一方反物は,待っていてもこの先そんなにどこどこ入ってくる物ではないのだそうだ。仕立てに時間がかかる分既製品より前倒しなんですって。


ゆかた。もうちょっとたくさん反物の状態で売ってくれるといいのだが。既製品に比べて圧倒的に数と種類が劣る。今日見た反物も,どれか選べと言われれば選べなくはないけれど,ぐらいの,なんとも悩ましいレベル。色柄の豊富さだけみると,既製品に目移りするんだよなぁ。


如何せん既製品は丈が長い。といっても,今持っている(大人サイズになってからはこの一枚だけだ)ものは既製品を買ったのだけれどね(理由はやっぱり柄だったかなぁ,もう覚えていない)。買った後で誰かに頼んで15cmぐらい裾を切ってまつり直してもらった。そのときはそれができたけれど,今は自分でなんとかしなくてはいかんので億劫だ。裁縫は苦手だし。


しかし言い方を変えれば丈だけの問題だし,無理に縫わなくても短く着る方法もある。だからこれは必要性というよりは,<誂えてみたい>気分の問題。


ところで,身丈を直すときには裾を切るのはほんとはよくないらしい。理由はよくわからんけど。帯に隠れる辺りをつまんで縫うのがちょうど補正替わりにもなってベストなんですって……暑そうね。


しかしどうしようねぇ。実家にはそのゆかたもあるし,母親のも(白地だったかな)もあるし,その割に着るあてはないし。ゆかたよりも5〜6月に着られそうな着物が欲しいな。欲しいつっても着ないんだろうけど。暑いもん。