久しぶりにごはんを炊いた。

約1か月ぶりだと思う。ドリア等に加工されていない白いご飯を食べたのも,それぐらいぶりということになる。その間は外食とインスタント麺で生きていた。


今日は帰りが早かったし,さすがにそろそろまともなごはんを食べたくなった。精神状態がくさくさしていたし。


急に台所復帰はハードル高かったので,まずはご飯を炊くところから。おかずはお総菜のコロッケ。キャベツが一玉98円だったので,付け合わせはキャベツの千切り。包丁握ったのも1か月ぶりかな。それだけ間があくと,千切り技術(もともとあるわけでもないが)が著しく低下していた。


情報化社会というか,なんとなく「できるということはやり方やコツを知ること」といった感覚に陥っているように思う。やり方やコツを知識・情報として仕入れても,それだけではできない。才能やセンスだけでもない。練習することや慣れることをおろそかにしているな。


今だってそんなものはたくさんあるもの。誰だって,ピアノの弾き方を教わったら即革命のエチュードが弾けるとは考えないだろう。


何が言いたいかって,つまり,着付けも着物姿で動き回るのも大変だけど,練習と慣れあるのみだな,と,自戒。