バレーボールは3連敗。
ヤクルトも復帰戦の藤井が打たれて中日に連敗。野球はともかく(でも,つい書いてしまう),バレー……(黙)。
試合を見ていないので何とも言えません。何とも言えませんのなら,逆接の接続助詞などを続けて何かを言うべきではないのです。ないのです。ないのです,が(←……)
オリンピックの出場権云々ではなく,フルセットになった3試合を3試合とも負ける,そういう,ここぞって時の勝負弱さっていうのかね,勝ち方をしらんっちゅぅかね。それが歯がゆいわね。
<このセット落としたら終わり>ってなぎりぎりのとこからセットカウント2-2にまでは持ちめるんだけど,最終セットは取れない。でも,それこそがまさに実力なんだな。中国戦は18-16で第5セット取られましたけど,運でも偶然でも「惜しい試合」でもなんでもないよ。1試合ぐらいならそれもアリだけど(だからって結果は変わらないから気休めにしかならないが)3試合も続くと,ね。
野球に無理矢理たとえれば,勝つ試合には大量得点して勝つんだけど,1点差での負けが多い,とか,延長戦での負けが多い,とか,そう言う感じ。あと1歩,だけどその1歩が届かないのがどうしようもなく実力。
わたしが,つい,技術や戦術ではなく精神論で彼らを評してしまう原因も,そこにある。フルセットまでいって落とすんなら,技術的には大差ないだろうと。
例えばね。彼らは最初から最後まで技術的にいっぱいいっぱいで,最後だけ取れないのは,相手チームがぎりぎりまでは流してるからだよ,っていう解釈も,不可能ではない。だけど,その考え方はきっと正しくない。相手だって,よほど実力差があれば別だけど,簡単に勝てるとは思っていないだろうし,どうせなら失うセットは少ない方がいいから。
そこが,人間の不思議なところであり,また,観る側の楽しみでもあるんだけど,本人常に一生懸命のつもりでも一定には保たれないもの。ここぞってときに思いも寄らない力が出るということもあるし,2時間を超える試合に最初から最後まで全力疾走のスタミナもないだろうし。
最初は適当に流すという意味ではなく,第4コーナーを回ってから一気にトップスピードに加速できるような,そういう1試合全体を通した調整が,どうしてできないのか(もっと言えば,この試合は落とせない,といった大会全体を通した調整もね)。それは個々人の技術や気持ちだけではなく,チームとしての攻撃の仕方や選手交代といった戦術にしろ,チームの士気なりムードなりの盛り上げ方にしろ。
だから,「やる気無い」とか「勝ちたい気持ちが見えない」とか,観ている方は,つい思ってしまうんだ。そりゃ,そんなことあるわけないんだよ。ただ,その気持ちなるものが,うまく結びついていない。
なんだか今イチのときのNECの試合を見るようで……(疲)。
Vリーグで,サントリーに対して時には腹立たしくさえ感じてしまうのは,彼らがそれがうまいからだ。リーグ中ずっと8チーム中6位とか7位とかをうろうろしていた筈なのに正念場の終盤戦でとととっと連勝してぎりぎり4位で決勝Rに進出し,そこで「今までのアレは何だったんですか」という驚くべき破壊力をもって優勝してしまうことすでに5連覇。一方の誰かさんたちは,1位通過しても決勝Rの最初の試合でさくっとストレート負けして4位とか,リーグ中そこそこ上位をキープしていたのに最後の2〜3試合連敗して終わってみればなんでか5位とか(怒)
第3戦(オーストラリア戦)の第5セットで,そこそこ点差をつけられていたところからかなり連続得点して13−13に追いついた。粘ってつないで,ラインぎりぎりのコースのスパイクもインになって,相手のミスにも助けられて,すごいムードは盛り上がるわな。どう考えても日本ペースだわな。でも,その直後のプレーで山本のスパイクがブロックにかかる。なんだか,あまりにもお約束で,「あ,やっぱりそうくる?」って思った。思ったら案の定負けた。
なんでそうなるか。それは別に山本一人の所為ではないのだ。でも,監督は,そういう場面で決めてこそエースだと言ったとか言わないとか(情報ソースあやしいですが)。
山本の世代(今回のメンバだと山本と宇佐美と甲斐が同級生)は4年後でもまだ30だ。精進して欲しいなあ,と,思うんだが,どうかねぇ。また若い選手に戻って一から始めるのかねぇ。それならそれでもいいけど。いずれにしても,彼らはこれから中堅でチームをひっぱってく人たちなので(既にひっぱってらっしゃいますけど),代表がどうだとかは関係なく,精進はしてほしいものだと思ったものでした。
山本も宇佐美も,いざって時に勝負弱かった某松と某Nの人たちだからこうなることは織り込み済みか? そんなの厭〜〜!
えと,いちおうまだ3試合残ってるんで。きょうのたわごとを読んで全て終わったと思われませぬよう。(2:22)