浪士組(だから読まなくて良いですて)。


もう2時だしうさみんと甲斐くんに熱くなってたら何を書こうとしていたのか忘れてしまったよ。


所謂新選組本(創作ではなく)を読んでいると必ず出てくるようなエピソードが増えてきた。今回は大阪で力士達と小競り合いになった事件がメイン。わたしは忘れていたけれどこのとき斎藤一がお腹を壊したというエピソードも,確かに本で読んだ象。


相変わらず陰の薄めな近藤先生(局長),江戸にいる間,新妻つねちゃんとの若々しいカップルっぷりがかわいらしかったので,京都で艶福家になることに対して厭だなあなんて思っていたのですが,新地の太夫相手にも相変わらずの近藤先生で,なんだかほのぼのしてて,予想外に好感度。この調子で行くなら妾が何人出てきても許せそうだ。得してるね,近藤先生。


酔っているから書きますが,今回仮病腹痛で悪い人たちの助太刀に行こうとしたはじめちゃんに山南せんせと永倉さんが介入してて萌え。山南せんせの場合はヤの字の人との関わり合いの噂が広まると面倒だからだと思うのだけど,兄ぃはもっと単純だろうな。


はじめちゃんはだんだん普通に言葉を発するようになってきた。第一回の「おい,斎藤,聞いているのか」でははぐれものだったけど,馴染んじゃっていいの? 隅っこの方に一人そっぽ向いて座っていればそれでいいのかしら。


話はそれるが,わたしは話すことが苦手。で,かなまるに今の大河ドラマがキャラ萌えであることをいっしょけんめい(スラム○ンクなどを引き合いに出しつつ)説明していたら,あっさりと「エロゲーね」と言われた。そうそう,その通りなのよぅ。


今時は,女子向けの,男子しか登場しないエロゲーってのもあるんだそうですね。エロはおいといて,あらゆるタイプの男子がよりどりみどりていうのが,今の新選組の描き方だ。個々人の人物像について,全く伝わっていないわけではないにしても不明な部分は多いだろうし,一人一人をそこまで個性的に描く必要はそれほどないだろうに,こってりとキャラを作り込んでいる。関連書籍から受ける印象とは異なるキャラになっているのでは,と思うことも多いのだけれど,今のキャラ萌えドラマとしてはそれでOKな感じで。


だからこちらもついつい,話の筋でも演出でも芝居でもなく,○○さんが××だ,と,そこばかり見てしまうんだが。キモカワイイ文系インテリ(殺陣のシーンの所作すら知的)山南せんせとか,体育系脳みそ少なそうなアニキ原田とか,同じアニキでもまじめで天然ぼけな永倉さんとか,きらきら☆沖田とか(でも沖田は中の人の芝居の所為か,なかなか奥が深い),御落胤風味満載の<ざ・いい人>藤堂平助とか,田舎の農民にしてガラの悪さが抜けない木綿豆腐土方とか。とかとか。以前「渾身猫パンチ」さんが土方副長のことを「かっちゃんヲタ」と評してらっしゃいましたけど,あの<近藤先生好き好きチーム>の中でもオタ度筆頭だよね,さすがに年期が違うよね。山南さんとか永倉さんとか平助とかも近藤先生を慕ってわざわざ他流派だったのに近藤先生の元に集っていたはずで,意外と恩義に弱い斎藤わんこも心酔はしているはずで,でも副長は「おれが一番だ」と譲らないところを見せている気がする。そこで筆頭の座を奪われそうになるとムキになりそうというか。


っていうか。まじめに新選組好きな人ごめんなさい。酔ってるの,酔っているのよ大目に見てくださいお願いだから。(3:07)