その後思い立って紬を引っ張り出してきたのが暑い原因。

こないだ実家から送ってもらった荷物に綿レースの長襦袢が入っていたので,合わせて着てみた。


今日は暑くないから大丈夫だろうと考えたのが甘かった。厚手の綿のタンクトップ→長襦袢→着物と3枚も重ねて暑くないわけがない。風もないし。


夏用の帯周り小物を持っていないこともあって(何よりめんどくさいので),ハンガーに放置されていたゆかた帯をぐるぐると巻き付ける。半襟がすぐに引っ込んでしまうのは太ったからかしら。


横着せずに針を持たねば。買うだけ買った夏物半襦袢の袖を詰める必要があろう。


しかし。古着屋で適当に買った古着と,祖母から譲り受けた長襦袢という,別々の道を歩んでわたしの手元に集った2つの裄と袖丈がぴったり合うのは,うれしいなあ。


袖丈は,母親譲りのも同じ長さなので,当時(いつ?)の普段着標準規格だったんじゃないかとも思う。今の市販品が長いのは,普段着でないからか(しかし母が若い頃仕立てた数少ないよそ行きの袖は,今の市販品袖よりもかなり長い),或いは,身長との割合で出すと長くなっているのか。


いずれにしても,ゆかたの袖の方が手持ちの普段着着物達の袖よりも長いというのは,なんだか。


で,ゆかたの時はベッドうつぶせで書いているけれど,さすがにこの格好でそれは畏れ多いのでクッションに正座してibookはテーブルの上。脚がしびれてきた象。