11:51「早寝早起き」
テレビ朝日の「朝まで生テレビ」(録画放送)を見ていたのだが,
途中で眠くなって寝てしまった。無念。3時頃までしか起きてなかったかなあ。金曜日はもう少し夜更かしをすることも多いのだが。
放送は録画でも視聴者は「朝生」。しんどい。
某巨大掲示板のヲチスレを並行して見ていた。実は初めて見たのだよここの掲示板。掲示板というかリアルタイムチャットだったわけですが。本来1スレ1000発言までしかできないらしいのだが,チャット状態の為投稿が重なる偶然により1002というスレッドができていた。速!
テーマは日本のプロ野球界の再編について,出演者はここ参照。労組の会長と某IT関連企業の社長の席が並んでいたよ。
半分寝ていたし,たまに発言がしょうもない方向へ走っていくのがだるくって,全体の流れも個々の意見・発言も認識できていないのだが。そもそもこの番組の最大の特徴として,どんなに話し合ったところで何らかの具体的な行動が決定されるわけではない(つまりは時間とエネルギーの無駄遣い)ので,「どうせ話してても何かが変わるわけでもないし」などと投げやりに見ていたよ。
朝になってからちょろっとはてなダイアリーをキーワード繋がりで見てみた。なるほど,と思える意見が散在しているが,トラックバック送ろうにも既にURLがわからなくなってしまった(いつものことだがわたしも学習能力がない)
出演者に関して「経営側の出演者がいなかったのは片手落ち*1」「パ・リーグの選手にも出てほしかった」という意見が見られ,これは確かに。激論と言う割に当事者不在感もあった。ついでにファン代表もいないに等しかった気がするのは(笑)
内容に関して,特に二宮氏あたりがやたらとJリーグのシステムを成功事例として持ち出していたが,わたしは現状のJリーグには詳しくないが,手放しでほめられるものなのか。まあいいけど。
Jリーグを引き合いに出せば,Jリーグこそ二十数チームもあって,2部制ではあるが1リーグ制だ。J1が今16チームでしたっけ。多いよな。
それで成功しているからというのでもないけれど,わたしの個人的な感想としては,球団の合併には断固反対だが(しかしすでに既成事実として語られているので防ぎようがないのだろうか),1リーグ制については無闇に反対とは思えないでいる。だから,岩村がオフィシャルサイトで始めた署名活動(http://gun1.nifty.com/)も,まだ,どうしたものかと躊躇しているのだが。
昨日も書いたように巨人−ダイエーとか普通に面白そうだし(単に和田が見たいだけか?),交流戦数試合だけってのも中途半端な気もするし,現状セ・リーグとパ・リーグの良い意味でのカラーの違いや対抗意識も見られないし,もともとそれほど球団数が多くないのを無理に2リーグに分けている意味ってあまりないんじゃないかなって。オールスターだの日本シリーズだのというなら,MLBみたく地区別に成績出してプレーオフでもいいさ(狭い日本ですが)。
ずっと気づかないでいたが,前にテレビの報道番組で街角でマイクを向けられた人が「消化試合が増える」と発言していたのを聞いて,目から鱗だった。そのことはそのときも書いたはず。それでもJリーグだって16チームあるし……などとぶつくさ思っていたが,今日気づいたよ。プロ野球とJリーグではそもそもの試合数が違う。だから,消化試合になったときの消火試合っぷりも桁違いになる。単純に比較はできないよな。
ただ,それは誰しも分かっていることだから,1リーグ制になったからって1シーズン1リーグ戦って優勝を決める方式には安易にはしないだろう。自然,何らかの方法でプレーオフ制なりの導入は検討されるだろうし,逆にいえば,そこさえクリアできれば,やっぱり,1リーグでもいいんじゃないかなどと思えてくるので,選手の皆様すみません。
ただし,優勝決定の方法としてJリーグの前期・後期に分けて優勝チーム同士がチャンピオンシップという方式はわたしは創設期から釈然としないものを感じているので賛成できませんが。理由は簡単で,後期に優勝したチームの方が分が良いに決まっているからだ。特に前期優勝したけど後期はへちょへちょになってしまったチームと後期ダントツで優勝したチームが年間チャンピオンを争う図は,どうも身が入らない。それでも前期優勝チームが勝つこともあろうが,それは単発の試合の偶然の結果のような,なんとなく「違う」感じが,するものであり。
そんなこんなで「1リーグ制断固反対」とは言えないでいるが,球団の合併(球団数の減少)は反対なんだよぅ(涙)。わたしは今回の球団数削減問題に関して,スポーツの得意な若者が野球を選択しなくなって結果として全体のレベルが低下することを懸念しているものだが,こんな意見を見かけていたく賛同する。
メジャーの2軍に成り下がることは一番イケナイことだからね。
既に日本のプロ野球界はMLB(メジャーリーグベースボール)の2軍化が進んでいる。小宮山と伊良部と佐々木とマック鈴木が日本へ来てその感が強まった。番組中でも,<このまま日本のプロ野球の受け皿が少なくなれば,選手は最初からアメリカに渡ってメジャーを目指すようになるだろう>との発言が見られた。まだ数こそ多くないが,現状でも日本のプロ野球をパスして最初からアメリカに行ってる選手がたくさんいる。運動能力に恵まれた少年が仮に野球を選択しても,日本のプロ野球は選択しないということも充分考えられるのだよな。
もともとMLBと日本の実力格差はあったのだろうが,10年ほど前までは,日本のトップクラスの選手は基本的に日本にいた。それがみんなMLBに行くと,日本のプロ野球はどんどこつまらなくなり(下手なプレーでも喜んでいるヲタな女子も一部には存在するが←わたしのことだよ),自動的に人気もますます凋落して衰退する(なくなるかもね)だろう。
それでも野球が好きな人はMLBを見るだろう。その方がレベルが高いんだから,見ている方も面白いんじゃないか。日本にプロ野球のリーグがなくなれば,MLBのテレビ放映も増えるかもしれないし(今でもCS等で多数見られる),日本で開催されるMLB公式戦も増えるかもしれないし,いやいや,いっそ,日本フランチャイズのチームもできるかもしれないね。ははは。(っていうか,続ける気のあるチームだけMLBに混ぜてもらったら?)。日本中がそのチームを「ご当地チーム」として応援するかもしれないよ。うひひ。それに飛行機屋は儲かるだろうなあ。時差ありすぎるけど。
選手にしたって,日本のプロ野球では1軍だったかもしれないけどメジャーレベルではないというのは致し方ないことだから,がんばる人はがんばるだろう。選手にとっては,いい環境で野球さえできれば日本だろうがアメリカだろうが関係ないんじゃないだろうか。独立リーグだろうが1Aだろうが3Aだろうが,野球は野球で,それをできる受け皿は広いわけだし,目指すべき上が高いというのもよろしいことではないかと。
つまりは,日本のプロ野球はこのまま衰退するにまかせていて構わないのでは,という結論になる。その上でわたしは個人的感情その他からMLBがあればOKとは思えないのだが,日本のプロ野球が無くなれば野球を見なくなるだけのことだろう。やれやれ。(12:56)
はてなダイアリー7月30日21時更新分→http://d.hatena.ne.jp/cana/20040730。話題は川島と上原と吹奏楽関連であきひろさんと道楽娘さんへのリファ返し。