今日はかすぱーから更新作業


気のせいでなく,カーソル移動しようとしてcapslockを押しがち。そして,変換の時にoptionではなくcontrolを使ってしまうのは,フルーボード=Windowsマシン(会社で使用)という認識が手についているのだろう。


11時過ぎから2時間以上かけてしていたのは,実家の間取り図作成。記憶だけにたよって書くのは思いの外困難で,イラレの操作に慣れていないこともあって一苦労。骨折りの割に進まず。ちゃちゃっとできればいいのだけれど,こういう作業はとろい。そして押入の存在を忘れがち。先は長い。


とうとう今のアパートの契約更新案内が届いた。11月末からの契約なのだけれど,10月半ばまでには更新手続きを終えねばならない。今回更新すれば,東京暮らしも5年目,今の家に住むのも5年目に入る。


考えてみれば,これは,同じ部屋に住み続ける年数としては過去一二を争うのではないか。実質的に生活した年数でいえば,最長のような気がする。


形式上一番長いのは最初の部屋で,これは母と叔母の部屋→ピアノ部屋となっていたものを,わたしが小学校に上がるときに「子供部屋」と認定されて学習机や本棚が設置された。6年生の途中まで使ったので丸5年と少し。6畳の洋間。ただ,その部屋で寝起きしだしたのは4年生か5年生からということもあって,生活臭が漂った期間は2〜3年とそれほど長くない。低学年の頃はピアノを弾くのと教科書等荷物の入れ替えに立ち寄るだけ。もちろん箪笥もないし,机はあっても日々の宿題を自室でやっていた記憶はあまりない。ちなみに,寝起きするようになるまでは部屋の出入りには専ら窓を利用していた。縁側のアルミサッシとかじゃなく,腰から上の窓。


6年生ごろ,その部屋を含む一帯が改築の対象となって,工事中は2階の座敷を間借り。期間は覚えていないけれど,6年生の夏休みと冬休みは仮部屋で過ごした記憶があるから半年程度か。この頃は,ちょうど真下にあたる玄関口のスペースにピアノが置いてあったので,下でピアノを弾き,上に上がって寝るという,一人メゾネット状態だった。「ノルウェイの森」を読んだのもこの部屋だし,VHFの音声が入るラジカセで「ザ・ベストテン」を訊いていたりもした。


改築工事が完了して,中学校3年間は元自室と同じ場所にできた6畳の和室がメイン。隣の6畳間(これも和室ですが)にピアノが置かれ,広縁もわたししか使う人がいないという,広大なスペースを私有していた。が,実質6畳間に全てを押し込んでいた上に,一間幅の広縁のせいで採光が悪いこと,鰻の寝床方式の家具配置しかできなかったことなどから,薄暗くてせせこましかった印象ばかりが残っている。3年間万年床で過ごし,薄暗い万年床は如何なものかと思っていたのもこの頃。母親や父親に「人間の住む部屋ではない」と何度も言われていたのもこの頃。最も散らかっていた時期というのではなく,その後は目が(あまり)届かなくなったか諦めたかしたのだろう。


高校に進学してすぐに,やっぱり洋間が良いとごねて,5月頃離れの8畳の洋間に引っ越し。隣の8畳の和室を荷物置き場にし,例によって例の如く広大な空間を私有。


上で「形式上一番長いのは最初の部屋」と書いたけれど,こっちの部屋の方が長い。それ以来わたしの部屋のままなので,11年以上ということになるのね。この時ピアノを置き去りにしたまま移動したので,後に入った両親はつい二ヶ月前まで(今年の春先から一部改築をしていて,それが終わって漸くピアノの行き先ができたようで)かなり窮屈な住環境にだった。両親よりもわたしの部屋の方が遙かに広かっただろう。こういう我が儘が通る環境というのは……ありがたいことです。高校3年間と就職して最初の7か月住んでいた。


あとは大学進学に伴って引っ越して1年,1回生の終わりに引っ越してそこで3年。


だいたい3年サイクルで部屋を換わってきているようなので,5年目は長いな,と思うのです。ということは,ここから引っ越すのはさぞやさぞ大変なことになるでしょう,と。怖い怖い。


しかしまさか今年も契約更新する(99%の確率で)ことになろうとは。少し想定外。でも概ね予想通り。(02:13)