このへんを読んで


現時点でのわたくしの「同居」に関連する考えをつらつらと書いてみる。



恋人と一緒に暮らす家(2LDKのマンションとか)を30歳を目処に購入したい、と思うものの、それはまだ具体性を帯びた話ではないので。頭金貯めるかあ、と、ぼんやりと思うだけだ。一時期同居を焦っていたのだが、今無理矢理に話を進めると各方面で生きづらくなるのがわかったので、長距離恋愛(?)をしばらく続ける予定である。(はてなダイアリー おうち。)


わたしも世間一般には「長距離恋愛」とカテゴライズされる状況にあるのだろうが,一緒に住みたいという気持ちもあるが,一緒に住みたくないという気持ちも同じぐらいある。半々ぐらい。


一緒に住みたくないというのは,この先ずっと一緒には住みたくない(一生一人暮らしを続けたい)ということではなく,「今のうちは」とか「もうしばらくは」とか「できる限り先延ばしにしたい」とか,そういう感じ。できる限り先延ばしの結果が一生になるかもしれないけど……できれば平均寿命ぐらいは生きながらえたいと思っているし,その場合,何歳までと決めることはできないけれど,一生一人暮らしは望んではいないような気がする。


一緒に住みたくない理由の半分ぐらいは,要はわがままから来るもの。お金と時間を自由に使えて行動を拘束する人も居ない自由気ままな一人暮らし(年に数回海外旅行に行ったり洋服や着物をどさどさ買えたり,しょっちゅう飲みに行ったり一人でも外食したり)を漸く満喫し始めたところなので,自ら積極的にそれを捨てようという気にはまだなれない。子どもがいなくて資金が潤沢で同居人が放任主義であれば仮に誰かと一緒に暮らしたとしても上記のようなことは可能であるが,現在のわたしを取り巻く状況から考えると,不可能とは言い切れないが簡単ではないし長くは続かない(続けられない)だろう。その期間は同居を始めた時点から始まるので,同居するのが先延ばしであればあるほど贅沢な生活を続けられることになる。


理由の半分は,交際のパターンが変わることへの不安。今まで一緒に暮らしたことがないから,一緒に暮らすようになって初めて分かる諸々の不一致などが出てくるかもしれない(出てくるような気がする。絶対イライラし通しだと思う)。日常の些細な時間までも共有すると我慢できなくなることが増えて続かなくなるのではないかと思う。それは早いうちにわかったほうがいいのかもしれないが,今更どうがんばっても「早い」とは言い難い年数が経過してしまったので,できる限り見たくない,向き合いたくない,できれば先延ばしにしたい気持ちがある。


現状,「ちょろっと一緒に住んでみる」ことはしにくいことが同居を躊躇する一因になっている。「ちょろっと一緒に住んでみて,無理そうなら別居するか別れる」といった方法が取れれば,2番目に挙げた不安も「だめならだめでいいかー」と思えるが,少なくともあと1年半経たないと開始できないし,その時には29歳目前なので……んー,年齢は自分にとってはあまり関係ないけど,目の前の誕生日で29歳になろうという人間が堂々と同居を開始するならいっそ結婚すればいいじゃないかという話は当然出るだろう。それを説得するにはそれなりの根拠と意思が必要だ。こっそり同居は,うちが狭すぎる為に不可能だし,偽同居(つまりそれぞれ住まいを押さえつつ実質はほぼ同居状態)するのは壮大なお金の無駄遣いにしかならない。


つまり,今のわたしが同居するとなると,時期は前後してもいずれ結婚と結びついた話になるのは避けがたい。(生涯独身という予定ではないし,ゆくゆくは子どもも(可能なら)欲しいと思っているので)。単に一緒に暮らすだけなら魅力も大きいが,結婚となると何かと面倒^H^H大事なので,今のままの方がいいじゃん,と思うわけだ。


結婚といえば,「そろそろ……」という声が聞かれるようになって数年経ち,最近では「そろそろ」という声も聞こえなくなってきた。一向にその気配がないからなのか,それとも時間の問題だと認識されているのか。


ただ,上記のようなことはわたしの状況から感じていることであって,alchemiさんとは状況が異なる。わたしは近くにいた期間も長いし,今も距離の割に頻繁にやりとりしているので,近づきたい気持ちなり必然性なりが薄い。alchemiさんは最初から長距離で,なんちゅぅか,初期っつぅのはわたしですらそれなりにそれなりだったので,その時期に頻繁に会える距離に居られないのは辛いな。(13:42)