NHK(BK)の朝ドラ「わかば」今週からだったんだ。


知らなかった。今朝珍しく朝NHKをつけたのは,何かの勘が働いていたから? でも「おはよう日本」が終わったら消してしまった。去年の春ごろから朝が遅くなり朝ドラも見そこねることが増え,前々回の「てるてる家族」も殆ど見なかったけれど,前の「天花」に至っては別の理由で3日ともたず。


今回は見てみようかと思っていたけれどこの時間に起きているのだから期待薄。


どうでもいい疑問なんだけど,「てるてる家族」の前ってなんだったっけ。「さくら」は更に1年前だろう。それを考えると東京に来てから長いなあと思うね。岡山で働いていたときは7時半に家を出ていたので朝ドラなんて。「オードリー」「ちゅらさん」「ほんまもん」「さくら」「てるてる家族」「天花」と書き出してみて1年分すっぽり抜けていることがわかるわけです。あぁ,思い出した。浅草でウナギ屋で玉木宏だ。って,固有名詞出しちゃったよ。わーぉ。「こころ」ですね。あと1つでコンプリート。んんんん〜。元ちとせ屋久島で照英だ。というか藤井隆宮地真緒と書くべきか。だらだら書いているのはタイトルが思い出せないからでNASDAな感じで,えぇと,えぇと,「ひらり」でもなくて「ぴあの」でもなくて「まんてん」。


自己満足でした。調べればすぐわかるのに。朝ドラではあれ(一人の少女の高校卒業から20代後半ぐらいまでを描く)がお約束ということを知らなかったわたくし,そういう意味で「さくら」は異彩を放っていて,1年限定というところが好きだった。他にも期間の短い作品はあるけれど(「こころ」もかな?)。


何にしても無理のありすぎる名前のヒロインが出てくるたびに,何もヒロインの名前=ドラマタイトルという図式にこだわらなくてももよかろうものをと思う。ただ,こうして改めて挙げてみると必ずしもそうなってはいないのだけれどね。


今週発売のan・an。恒例のアレのようですが。駅ばりポスターの広告で「袋とじ企画」って書いてあって,昔の「微笑」とかを思い出して笑ってしまった。立ち読み対策なのかしらん。


立ち読みと買うのとどっちが恥ずかしいのかなぁなどとぼんやり考えてしまった。買っちゃうのは本気っぽくてイタイ,それよりは「ちょっとどんな記事か興味はあるからぱらぱらめくってはみるけれど,別に真剣に中身を読もうとは思っていないのよ」という風を装う方がいい,という考え方も理解できるが,一方で,厳然たるなんとやらとして,そもそも立ち読みは恥ずかしい行為であろう(わたしはよくしているけれど)。特にその手の記事を読んでいる自分を人前に晒すのは(ちょろっとだけとはいえ)恥ずかしい。しかし,ポスター広告にあった見出し「恋に効くSEX」って,なんだか意味がよくわからない日本語なのですが。思考の,或いは定義の無限ループに陥るような,不思議な語感。


話は飛ぶが,ダ・ヴィンチWeb内の森博嗣の「浮遊研究室」に於ける登場人物の一人,助手の上前津伏見氏は,登場人物紹介欄に「性別不詳」と書かれている。ところが今週分を読んでいると,助手の御器所千種氏が上前津氏を「上前津くん」と呼んでおり,それを見て一瞬「あれ,性別不詳じゃなかったの?」と思った。車道先生や森先生が「上前津君」と呼んでいるのには自覚的にひっかかってはいなかったのだが,御器所氏の「上前津くん」は男性と規定しているように思えてしまった。


でもそれって,固定観念なんだけど。秘書(誰の秘書なのかはよくわからない)の女性が助手を「くん」付けで呼ぶならば年下の男性だろう,と決めつけるのは固定観念ですね。「今時女性を『くん』付けする人はいないだろう」とか「『くん』よりも『さん』の方がニュートラルな気がする」というのも固定観念というか思いこみ。


しかしわたしはどうやら上前津氏を男性だと認識しているフシがある。それは恐らく他のメンバが彼若しくは彼女を「上前津君」と呼ぶことに由来するのだろうが,それ以外にも,上前津氏に,所謂男性らしさが見られることはあるけれど女性らしさが見られることがほとんどないからだろう。男性的要素と女性的要素の量の多寡でその人の性別を決めるのは変な話だが,完全にニュートラルかというとそのようには見えない。少なくともジェンダーはやや男性的に偏っているように見える。


そういえば国枝桃子助手はそんな設定でしたっけ。君付け,ね。上前津氏のキャラは国枝氏とはまた違うように思われるけれど如何せんわたしは森博嗣のフィクションを2冊しか読んだことがないのでこの辺はかなり適当。ちなみに上前津氏の一人称は「わたし」だが,それは何ら女性性を示すものとはならない。


大学というのは恐らく独特の文化を有しているのだろう。先だってモントリオール→成田と同じ飛行機を乗り継いだ50代かそこらの日本人らしい(東洋系の外見で日本語を話していたのが聞こえた)男性が,どっからどうみても大学関係者だったのでそのあまりの「らしさ」に思わず笑ってしまったほど。ジャケット着用で襟付きのシャツにネクタイまで締めていらしたのですが,逆に言うとその格好でマギル大学のロゴ入りのカジュアルなデザインのリュックサックを背負っているあたりが,どうにも「らしい」。ごま塩頭はやや髪が長めで,眼鏡をかけていて,気さくな口調で知人と話をしていた。それを見て「どっかにいそー」と呟かずにおれようか。


JORNADA回収できそうです。やはり機内だった。忘れる場所として最も安全且つ回収の期待度の高い場所であって良かった。