続・サイトウハジメ


ここしばらくの大河ドラマ版斎藤さんについては方々で議論が交わされているものですが(嘘),小次郎つばめ返しさんはさすが年季の入りようが違うと申しますか。



斎藤さんの行動はあくまで「自分で決定」した「自分の意志」からきてるんじゃないかと。


はてなダイアリー 小次郎つばめ返し


ああ見えて幹部陣の中では年少組の斎藤さん,犬から人間になりつつあるとか成長を始めたとかあれやこれやつっついて遊んでいますが,でも,そうじゃなくて,あれはあれで首尾一貫していて,既に大人として完成されている人格(性格・性質・行動様式)なのかもな,と目から鱗


“昔の人は今の若者よりずっと大人だっただろうから,今の年齢でイメージすると違う”という意見もあるが,わたしはそれは,体格・外見に関しては当てはまらないと思う。だから,30代前半の人たちを苦み走った壮年が演じるぐらいが適当であるとも考えない(ちなみに斎藤さんは現時点ではもっと若いはず)。だが,外見は確かに今と大差ないだろうけれど,大人社会にデビューするのはけして満20歳(それすら形骸化しつつある一部インテリ階層も存在する現在ですが)以降ではないので,自分がその先を生きていく社会に於ける社会経験は既にしっかり積まれており,その社会への視点なり自分の立ち位置なりは,既に形成されていても不思議はない。そういう意味で今の若者よりはずっと大人であろう。


とと,話が逸れたけれど,



忠犬といわれ、命令には絶対のイメージがある斎藤さんだけど、

案外隊内では、一番自分主義なヤツかもしれません。


(同上)


一匹狼は阻害された結果のひとりぼっちではない。行動だけの一匹狼でもない。精神的に柵から自由であるのだとしたら,そしてそれを本人が自分で獲得しているのだとしたら,なかなかどうして大した男である事よ。


……わたしもたぶんものすごくフィルタかかってます。ははは。今週のイラストはまだかしら(小声)