昨日の「HDD」の件


遅い時間にも関わらずすぐに数名の方からアプローチをいただきました。ありがとうございました。何よりの収穫はDVDが「Digital Video Disk」ではなく「Digital Versatile Disk」であると知ったことだ。昨日まで前者と思い込んでいたので。infoseekの辞書で「versatile」調べちゃったよ。


一方のHDDは予測通りだったのだけど,「もし『HDD』が『Hard Disk Drive』だとしたら何故『HD−DVDレコーダ』と表記しないのか」というおおもとの疑問について,O西氏(伏せ字になっていない)からいろいろと。


彼が今何をしているのか知らないけれど,こういうのが専門ではなかったよね? それをさらっと調べてさらっと答えてくれるなんて,好奇心旺盛の上に調べる+まとめる+説明するスキルを備えていて,ついでに親切さも持ち合わせているという。頭の回転も速そうだし,もしかして,彼は意外とカッコイイのでは。と,同じ事を以前彼の顔立ちについて書いたことがある。んー。人というのはどんな人でも合う合わないはあるので,誰から見ても誰にとっても素敵な人なんつぅのは存在しないと考えているのだが,こうやって観点ごとに見てみるとこれまでのところ彼はイイオトコ要素が多そうに見える人のようだ。


話が逸れた。以下はいただいたメールを無断引用。



『ハードディスクはディスクと読み取り装置が一体化していて着脱不能なため、

ハードディスクの同義語として用いられる。』

からではないでしょうか。

 <参照:http://e-words.jp/w/HDD.html


(中略)


あるいは、「HD-DVDレコーダ」だと

HD-DVD(High Definition DVD)と混同するから、

という理由ではないでしょうか。

(今は「High Definition DVDレコーダ」なんてないけど、

そのうち紛らわしくなることを予見して。)


なんかよくわかんないけどすげー。


ただ,このやりとりの後で気づいたことには,パソコン(内蔵済み)やパソコン関連製品としての単体(外付け)HDについても,何も考えずに日常「ハードディスク」と呼んで(読んで)いるから気づかないだけで,店頭やカタログ等の記載は「HD」ではなく「HDD」かもしれない,と。近頃そっち方面には縁がないからとってもぼんやりだけど,少なくとも「HDD」表記が皆無ということはなかったはずだ。


つまり,「HD」と「HDD」の読み方は通常どちらも「ハードディスク」であると。「えっちでぃー」とか「えっちでぃーでぃー」とか言っているのを(今のところわたしは)聞いたことがないことから考えても,訓読みをしているのでしょう。そして,敢えて「ハードディスクドライブ」と区別して言う必要がある場合にはそう読むだろうけれど,そういった場面は多くないだろうし,結果として字面が「HD」でも「HDD」でもことさら意識しなくなっていたのだろう。今回だって,隣に「DVD」が並んでいなければ,「HDDの2個目のDはdriveではない別の単語の頭文字かもしれない」といった疑問を持つこともなかっただろう。


O西氏の2個目の推理は,当たっていればたいへん面白い。