旧交を温めに午前のうちに外出


3か月ぶりに着物着たら,長襦袢でコケた。襟が飛び出してくるのを止められずー。最初に着るときにきちんとなってないとわかっているものを後から直そうとしても無理だわね。半襟の付け方もかなり杜撰だったし。


わたしが持っている普段着用の長襦袢(正確に言うと母親の長襦袢だが)の生地は今じゃ珍しいモスリンで,これにちょっと見紬風ウール(当然単衣)の長着を合わせたら,10月も下旬だというのにけっこう暑かった。背中の帯の下(内側)がね。ランドセル背負ってるみたいなものですから。でも,家に帰る頃には肩のあたりが寒いんだよなぁ。腕のところの風通しが良すぎるので,すーすーする。機能性の低い衣服であることよ。今年の冬は実用本位のショールかマントが欲しい。


お金がないので無理だけれど,もう一枚長襦袢欲しい。普段用の長襦袢の素材って(化繊でなければ)何になるんだろう。つるつるのはちょっと違う気がする。面白い柄の入っているのなどがよいのだが。以前ネットショップで赤地に四十八手柄の長襦袢地が売られているのを見つけたけれど,わたしには着こなせそうにないっす。ぱっと見は「踊る人形」に出てくる人形や人形焼きの人形みたいでかわいいんだけど,ちょっとね。


3か月,いや,最後にゆかたを着て外出してから2か月か。その間にそれなりに髪が伸びていて(量も増えていて),髪の毛をどうしたものかと苦心惨憺。せんせー,そろそろ切ってもいいですかー。といっても,長さを短くするのは諦めたので,切るっつってもすいてもらうわけだ。しかしここでレイヤードにしてしまうと,まとめるときにぴょこぴょこ切りっぱなしがはねてしまって余計扱いづらいかもしれないし。うぅむ。


どうでもいいけど,さっきから「きる」という動詞が悉く「斬る」に変換されてしまう。妙な学習をしおって。「そろそろ斬ってもいいですかー」ってお前は沖田か。


会食&喫茶は恙なく。新宿MY CITYの「子象」(ほんとの店名は違いますけど)で昼ご飯を食べた後,てくてく歩いて千駄ヶ谷レピシエにご案内。東京駅で別れるまでの都合4時間強,わたくしは例によって人の話を遮って1人でまくしたてていたので,会話としてかみあっていたのかどうかは謎。


それほど頻繁に連絡を取り合っているわけでもないけれども,会う都度各々の状況を説明しなければならないほどには久しぶりでもない,のが却って「なんとなぁくはわからないでもないけれどびみょ〜に状況を追えていないのでは」感なのだが,ともかく会うたびに彼女の身には何かこうか変化があるので面白い(←無責任)。こないだ津山に行った(というのは知っていたが)真相が,同行者が小田切某氏好きで,彼女は半ば騙されて同行させられていたというのが,笑っていいところなのかどうなのか。元県民のわたしでも,せいぜい,どこか(って県北か鳥取だけど)へ行く途中津山を通ったのがたまたまお昼時で昼食の為に立ち寄ったことがあるかどうかっていう程度なのに(つまり,行ったことがないかもしれない)。


関西からはるばる津山まで出かけていくなんて,そして出身学校まで知っているなんて,好きっていう気持ちが生み出すパワーはすごいなぁ。真面目に,小田切さんはなぜそんなに人気があるのか,といったことを(否定的な意味ではなく単純に疑問として)聞かれたけれど,それはわたしにはわからんよ。傍目にはわたしもかなりぴーぴー騒いでいるように見えるのだろうし,わたし自身年初に「うぉ,小田切譲キターーー!」と叫んで大河ドラマを見始めた(以来斎藤さんが出てくるたびにきゃーきゃー言っている)のは事実なのでそれを否定するつもりもないが,他の人がどういう経緯でどこをどのように好きなのかまでは知らないのよ。どこがいいんですか。


しかし彼女は「わたしはやっぱり山南さん」と仰るので,“嗚呼此処にも1人”とちょっと悔しいワタクシ。


ふん,あたしは今日の土スタの総長副長対談@傳通院見たもんねー。録画もしてるもんねー(誰だよまさに土スタ時間に新宿で拘束していたのは)。