「ごはんの法則」読了


“プレーンヨーグルトに必ずついてくる砂糖の小袋に困ってしまう”話など,「わかる,わかる」と相づち打ちたいものが多くておもしろい。


しかし,あの砂糖はほんとにどうにかならないものか。わたしはあれが憂鬱でプレーンヨーグルトを買うのを躊躇うこともあるぐらいだから,局地的に売り上げ減の要因にすらなっているんだが。


使わないのだから捨てればいいのだけれど,食料品を捨てることに罪悪感(というか「勿体ない」)を感じて捨てられない。しかし形状が顆粒状なので,家にある砂糖に混ぜるのもなんとなく厭(酒井氏の家とは異なり,うちは砂糖を置いている。ただし滅多に使わない)。結果,もてあます。


プレーンヨーグルトについてもう一つ思うのは,どうして100g前後の小さいカップ入り食べきりサイズを出してくれないのか,ということ。甘くないヨーグルトをちょっとだけ食べたいときだってあるのに,売ってないんだよね。そういうときはたいていスーパーマーケットにいるのだけれど,だからって500ml入りを買うかというとそうではなく,「ま,やめとくか。我慢しよう」となることの方が多い。


ヨーグルトは好きだから500mlを買っても消費に困ることはないんだけど,ほれ,運ぶのも重いし,賞味期限(品質保持期限)があまり長くない食料品を冷蔵庫に入れことは,それだけで多少気が重いというか枷を掛けられた気分にもなるし。「食べなきゃ」って常に気がかりになってしまうのが,それだけでおなかいっぱいにもなるし。


まれにパッケージに「プレーン」と書いてあるカップヨーグルトがあって,これがタチが悪い。カップ入り食べきりサイズヨーグルトに於ける「プレーン」は,フルーツなどが入っていないと言う意味のプレーンであって,しっかり甘味料は入っている。


それなのにそういう文字を見かけるとうっかり騙されかかって「お,プレーンだって♪」とぬか喜びしてしまう。原料表示を見て,違うじゃん,と。一度気持ちが弾んでしまっただけにがっくし感も大きくてね。別に,アロエヨーグルトとかと同じ値段でいいんだよ。何か無理な理由があるんですかね。