「おとなのための文章教室」読了。「なんのための日本語」も読了……了ではなかったかもしれないが,返してしまった。「漱石と三人の読者」は読みさし。


図書館からは文庫版のエッセィを3冊,東海林さだお氏,林真理子氏,安藤優子氏。


かなまるに借りた本をかばんに入れて持ち運ぶことは,気にしないこともあるけれど気になるときは少しどきどきする。なので,ほかに本があればついそちらを優先してしまう。わたしに貸す時点で或る程度いたむのは覚悟していると彼は言うが,それでもいためると厭な顔をされるし(一度など「あげる」と言って返却を受け付けてくれなかった),わたしだって望んで紙の端が折れた状態にしているわけではないので,汚れたり折れ曲がったりしそうな環境は,避けられるなら避けたい。


しかし,持ち運ばないと読む機会もない。当のかなまるだって新書を読むのは電車の中だろう(きっと)。かばんに入れるにしても入れ方・持ち運び方があるのだろう。荷物をすべて適当につっこんでいるからいたむのだろう。それはわかっているのだが,突然かばんの中の携帯電話が鳴り出すなど,何かとかばんが引っかき回されるような事態は起こるもので。あとは財布による攻撃も見逃せない。


わたしはお行儀悪く本を読むことが好きなので,自分の本は食べ散らかしながらでも読める。買ったばかりで油染みがつくと少しは哀しむけれど,本をきれいに保つことを優先していないのだから仕方ない。しかし,かなまる本を行儀悪く読むのはかなりチャレンジャー。慎重に慎重を重ねても失敗することはある。というのをそろそろ学んだので,汚れたりいたんだりしやすい扱いはしない。


と,長々と,「漱石と三人の読者」を読み進めず先に図書館の本を読んでいることの言い訳を書いてみましたが。


1時をまわってしまった。