起きた


昨晩「カフェオレとカフェラテの違いって何?」という話題が出たのだが,論点はすぐに「コーヒー牛乳とカフェオレ(またはカフェラテ)の違い」に移行してしまった。最初の命題(?)に対して至極あっさりと「カフェオレとカフェラテの違いは言語の違い(中身は一緒)」という結論が呈示されたからなのだが。


つまり「カフェラテとカフェオレは同じ物,だけど日本のコーヒー牛乳とは別物」という扱いをしたわけ。


ところでわたしは休日の日記にしばしば「カフェオレ」と書いているが,これは紙ドリップで淹れた普通の(「普通」という表現は使いたくないが他に思いつかないのでお許しいただきたい)コーヒーと温めた牛乳を合わせている。これは昨夜の定義によれば「カフェオレ」とは呼ばないことになる。しかし「コーヒー牛乳」と書く気にはなんとなくならない。それが洒落込みたいという気分の問題だけなのか,「コーヒー牛乳」と書くとまた別の飲み物を連想させて誤解を与えそうだからなのか。


昨晩は「カフェラテとカフェオレは同じ飲み物」と言いはしたが,現実に今現在日本で使用されている用法は,コーヒー牛乳=U○Cの缶コーヒーまたは銭湯で湯上がりに飲む瓶入り,カフェオレ=薄い(アメリカンまではいかんが)コーヒー+牛乳,カフェラテ=濃い(エスプレッソ)コーヒー+牛乳かな,と,思っているのはわたしだけ?


ところでわたしも過去に1度だけフランスに行ったことはあるが,フランスにおけるカフェオレがイコール(我々が想起するところの)カフェラテと同じ物なのかわからなかった。町中の喫茶店などで普通に「かふぇ(仏語)」を頼むと所謂エスプレッソタイプのコーヒーが出てくるのは話にも聞いたし自分の目で確かめもしたが,ホテルで朝食時にピッチャーからどどどっと注がれたコーヒーについてはどろっと濃くはない普通の(薄い方の)コーヒーだったようにも見えた。牛乳との量も半々ぐらいだったような気もするし。そして頻繁に喫茶店に入るほど小じゃれた旅ではなかったので,喫茶店でカフェオレは頼んでいないかも。


結論としては「すべて日本語で日本の飲み物」と片づけておいて,BS1でやってる古田の特集番組を見るよ。