今年も花水木の季節になりました
わたしにとっては花水木は住まいとしての東京の象徴の一つなんですな。花水木が咲いたのを見てもそれほど特別なことと感じなくなったということに気づいた今日,5回目の春(で合っているのかどうかもわからなくなってきた)を迎えたことを感慨深く思ったものです。
つつじもぽつぽつ咲いている。職場の近くの植え込みにも白い蕾がびっしりついていた。ここ数日は平年並みの気温で暑くはないけれど,近日中に開花しそう。
駅に向かう途中に「荒れている」一歩手前ぐらいのそこそこ広い土地(「庭」とは呼べない感じ)を持つ家があって,花が咲く木がたくさん植えられている。ソメイヨシノっぽい桜とほぼ入れ替わりで咲いた造幣局系の桜2本(濃いのと薄いのとどちらも八重で葉と花が同時),こちらは昨日今日あたりが散り盛り(というのも妙な表現だが)。山吹とそれから藤も咲いていて,桜色の濃いのと薄いの,山吹色に藤色にそれらの葉のさまざまな緑色でかなりにぎやかなことになっている。キンシバイとか小手毬(?)も咲いているのかしらん(よくわからん)。辛夷(コブシ。読めない)は終わりましたね。
花の季節から新緑の季節へと進むのを感じさせるように,すっかり葉を落としていた公孫樹がやわらかな黄緑色の赤ちゃん葉っぱをつけていた。
気象情報で紫外線情報が出るようになっている。頬骨のあたりがどことなしかさかさひりひりした感じがするのはもしや日焼け? そろそろ日焼け対策せねばならぬのか。去年の7月ごろに買った晴雨兼用折りたたみ傘をかびさせてしまったことは,未だにぐずぐず思っている(が,取り返しは着かない。とことん布の維持管理の杜撰であることよ)。