というわけで,生成色スーツの小田切さんがかわいかった件


メゾン・ド・ヒミコ」観てきました。事前の予想をいい意味で大きく裏切って,腹抱えて大笑い。すげーおもしろかった。


笑えるところは笑えるし,でもちょっと切なかったりじれったかったり,なんだか哀しい気持ちにもなる。深刻になろうと思えばいくらでもなれる物事を敢えてさらっと描いている感じが良かった。場面ごとにメリハリがあって,その辺が普通にエンタテイメントとして楽しかったかな,と。


思うんですが,そんなことはどうでもいい。とにかく頭の先から足の先まで2時間がっつりオダギリジョーですよ。いやもう,わたくし映画館の中でひとり鼻息荒いったら。なんとまあ腰の位置の高いこと。細身のパンツの似合うこと。ほへー。眼福。棒読みキングでもどんと来い。(どことなく西島氏と棒読みブラザーズを結成していた風味)。最大限贔屓目に見ている所為もありますが,画面の端っこにいても妙な存在感が。ふにゃふにゃ。


それでもって妙に生命力の希薄な目で薄ぼんやりと虚空に視線を漂わされた日にゃ,或いは稀に生命力が宿って少年にガン付けたりした日にゃ,ちゅぅかわたしが発情するっちゅうねん! と何故か似非関西弁で逆ギレ。(はいこの辺ネタばれですねー,って後で書くなよ)。


映画終わってもそうとう長いことぽやや〜んとそのへんを彷徨っておりまして,唐突に「これで一週間ぐらいは幸せに生きられそうです」などと訳の分からない感想を言い出す始末でした。


むはー。ごちそうさまでした。