背番号51：安打製造器
古田選手兼監督の「打てるようになったらレギュラー」という言葉に「死ぬ気で頑張ります!」と最後まで残ってマシン相手のバッティング練習に取り組んだ米野選手
この古田の言葉の解釈に悩む。最初は次の正捕手として米野をターゲットにしている（期待して育てようとしている）と解釈してうはうはしたんだけど，受け取りようによっては「打てない限りレギュラーにはなれんよ」という厳しいお言葉かもしれん。考えてみれば，小野か米野の二択が現実的な現状だから条件つけなくてもレギュラーの可能性は充分ある。そこに「打てるようになったら」って条件がつくってことは，裏を返せば打てるまではレギュラーはないってことか。
やや腐女子入り気味の女子の希望としては米野にがんばってほしいんだけどなぁ。たとえ守備の間は防具に阻まれていようとも打席でのヘルメット姿が微妙に似合わなかろうとも（彼の場合，メット姿がどうこういうより，どうも全体的に打席がスマートに見えない。泥臭くても打てさえすればいいんだけど……いやもうやめよう），この先若いチームを目指すなら，そりゃ米野だろうって話よ。川島，青木と同学年ってのもポイント高くて，なんだか素敵なセンターラインになりそうじゃないか（セカンドだれー？）。
しかし秋季キャンプ他にも捕手たくさん参加していてそれを言うんだから，「レギュラー内定：打撃がんばってね」の脳天気な解釈はやはりあてはまらないような気がする。ライバル多いよな。実はえらく捕手が多い。毎年のように採ってる気がする。川本（今年のルーキー）に至っては同世代だし，冗談でなく打てないと厳しい。
微かな希望の光は，若松さんが今シーズンを振り返って，成長した選手として青木，宮出と共に名前を挙げたのが米野ってことだ（ソース）。あの若松さんが米野って言ったんだよ。でもその若松さ
んはもういない。ピッチャーさえも主砲にしてしまう彼がつきっきりで打撃指導してくれたら……嗚呼。
（追記）今朝のWebスポーツニュースに「後継者指名但し今季チーム打率の.276以上」系の文字がひとつ，ふたつ……。米野に２割７分６厘！ 米野が２割７分６厘！ しかも「このキャンプで打てるようになれば」。今まで６年間の米野の実績が一ヶ月弱のキャンプでどうにかなったらスゲー。
ていうか，旦那，あなたご自分の今季の打率は？ 宮本は？ 城石は？ 土橋はー？ ………よくこれでチーム打率.276だったな。
さ，会社いこ。
