お礼かたがた
ややアリバイ的に結婚式挙げてきました。やはり最大の反省点かつ教訓は,新婦役は身動きが取れない,この一言に尽きますな。事前に複数の方々から助言いただいていたにもかかわらず,意味を飲み込みきれておりませんでしたわ。自分の行動範囲が狭まると,物事の把握もできないってことだ。
今回は周りの大人が適当にことを進めてくださったので,小さい取りこぼしはいくつかあったものの大筋では大過なく,と,思っているのだけれど,それさえも見えていない部分があまりに多いのでどうだったかわからない。とりあえず,すっげー寒かったらしいことはよくわかった。ひたすら申し訳ない。まさかここまで寒くなるとは予想できなかったんだよ決めたときは汗のうだるお盆まっただ中だったから! というのはいいわけにならないが,例年に比べて今年異様に寒いのだけは確かなので,その点についてはなんとかおゆるしいただきたい。12月初旬の岡山ってもっと暖かいよ,ふつう。……でもほんと,ごめんなさい。ううう。雨降らなかっただけでマシかなぁ。ここんとこ天気悪かったみたいだから。
なんだかずるずるできちんと挨拶もできなかったんでこの場を借りてゲリラ的にアレなんだが,今まで育ててくれた両親及び家族親戚一同に感謝,遠路(寒い中)出席くださった皆々様に感謝,各種手配から当日の進行をしてくださった数多くのスタッフの方々にも感謝,実質専属カメラマン状態になっていただいてしまったかずぽ,もといidころん×××××氏にも深く感謝,余興してくれたかなまるに感謝,そして,こんなんの面倒を延々見てやろうというあきらめのいいかなまるとそれを許してくださっているらしいかなパパ&かなママに感謝,のイベントでした。
これで引っ越しとかなんとかあるなら人生の一大事に来し方行く末を思ってもっといろいろ感慨も深いものかもしれないけれど,そんなことはまったくない上にまだ書類も書いていないので(そのくせ書類重視),正直なところ実感は全くない。でも,先日昔のアルバムを見ていたら,ちょいと懐かしい気持ちになった。自分を取り巻く大勢の人がいて,そこには家族親戚以外の人間関係もいろいろあるわけだけど,それはまた改めて。
といいつつ,「うだるお盆まっただ中」に協力いただいた某友人や,わたしのぴーぴー(のろけ愚痴相談ただの独り言等々)につきあってくださった多くの友人かたがたがあってどうにか執り行えたと思うので,やはり感謝です。あと,校了直前の仕事ほっぽらかして2日も休ませてくださっているM氏K氏S氏はじめとする職場の皆々様にも平身低頭。いまだにちゃんとは言ってないんで,その辺も筋通ってないんですけども,職場での私事報告ってタイミングがはかれず(えらいひとには前に面談で訊かれて話したんで人事上は問題なく,なおさらタイミングはかれず)。
個人的には,母親が居たことが一番有り難かった。当日の朝,起きてみたら天気が良くてうちのおかんはごくふつうに外出の用意をしていて,嘘みたいだったね。そして一日どうにかやりすごせた(と思うんですがどうでしょう)なんて,ほっぺつねってほへー。彼女がわたしの行事がらみで公の場に出たのはひょっとして小学校の卒業式以来じゃないかしらんと思うと(中学以降の入卒業式は保護者不要だから「出られなかった」扱いではないけど),ますます感慨深い。これでわたしはかなりの量の運を使ってしまったんじゃないかと,いつもの癖で悪い方向に考えてしまったり。
そりゃ欲を言えばキリはないのだが。祖母にも言われたがあと5年早ければ彼女も出られたろう,とかね(体力的に遠出厳しいし出たら泣いてしまうからと留守番部隊)。実務面ではほとんど祖母に面倒みてもらっていて二人で1母親みたいなものなので。それに,父方の祖父母も疎遠であってもおじいちゃんおばあちゃんであることにはかわりないので,かわいがってもらっていた昔を思うと懐かしい気持ちになるんだが,わたしが知らない間にだいぶん歳をとったみたいで「そいじゃ,挨拶に」って雰囲気じゃないのも寂しい。かなまるのおじいちゃんおばあちゃんsは言うに及ばず。
そういった方面に考えを及ぼせば,どうせ同じ相手と結婚するならもう少し早い方がよかったのかもしれんという気持ちもあるけれど,でも,5年前は考えてなかったから致し方なし。結婚するつもりではなかった,という意味ではなく,このまま行くといつかするだろうなぐらいにぼんやりとは思っていたけれどちゃんと意識したことはなかったしまして今すぐするものという考えは全くなかった。
5年前というとちょくちょく結婚したい病にかかってたころだけど,単なる華やかそうなイベントへのあこがれが主で,将来設計として現実的考えて実行に移す段階にはまだなかったな,おそらく。その後もそれなりにいろいろ(というほどではないけど)あってそれなりに疲れて(というほどのこともないけど),疲れた結果結婚する気になったんだから,人生何がどうなるかわからんよね。などとつまらんことを今になって思い出したよ。はぁ。なんだかなー。もう2〜3年経つのか。てかそれぐらいにしかならんのか。長いようで短いな。少しでも成長してるかねぇ。
さて「周りの大人が大勢でいい感じにどうにかしてくれるし,なんかやらかしても笑って許していただけるかもしれない」今回と違って,どうにかしなきゃどうにもならないと思われる次の宴会はどうなることか。考えるだけでえらく肩がこってきた。できる範囲でがんばります。