物騒な事件が続くね
今朝もとい某地方紙の日曜朝刊の社会面では「塾は盲点だった」とか「塾も安心できなくなった」とか書かれていたけど,曲がりなりにも採用試験だの公務員試験だのを経て入っている公的な教育機関とかその辺の路上とかと民間の学習塾とを比べた場合に,学習塾だけが「あんしん」「ちゃんとしてる」「すぐれている」と思える方が盲目じゃないか。
別に塾が特に危ないというつもりはないし学生バイトが信用ならないとも思わないけど,どこにだって「悪い人」は発生しうる,っていうこと。まともな保護者なら塾に教科内容や学習の指導以外の部分を過剰に求めはしないだろうし,塾だけがその種の危険から隔離されているなどと脳天気に信じたりもしないと思うので,くだんの記事の表現はちょっとひっかかった。
ただ,いずれにしても,保護者としては,学校であろうが学習塾であろうがその他のお稽古ごとであろうが託児所等であろうが,そこにいる時間はそこを信用して預ける(任せる)しかないからねぇ。子供の身柄を預かるということは,何にせよ責任の重いことで,安全等に関するきちんとしたシステムを持つ等の危機意識なり責任感なり……いやぁ,こりゃ大変だ。