今週土曜日は富士見市へ行く(かも)


思い立ったが吉日。折しも今週の土曜日に埼玉県某所でハンドボール日本リーグの(それも大崎電気の)試合があるようなのでひとつ遠征に出かけようと思い立ち,今日はせっかくの平日有給休暇の夕方を丸々壮絶な検索タイムに費やしてしまった(会場が最寄り駅から徒歩30分だったので,路線バスぐらいないものかと)。値段も安いし11時半ごろ家を出れば間に合うし,ちょうど浦和に用もあるので,多分行きます。起きられたら。明日の夜は仕事がらみの新年会なので遅くなりそうなんだけど。


勢いがないと行けないからな。かねがね一度アイスホッケーを観に行きたいと思っているんだけど,きっかけがなくてなかなか踏ん切りがつかない。宝塚歌劇も。


それにしても世の中にはいろんなスポーツがあるんよねぇ。男子バレーボールの冬場のリーグ戦がNHK-BS中継枠をバスケや女子と取り合って負け気味だからってぶつくさ思うのはそうとう贅沢な悩みなんだなぁとしみじみ。恵まれている方だよ。バレーボールがマイナだなんて,確かにマイナだけど,まだマシ。


考えてみれば,マスメディア頼みのわたしの目に入ってくる時点でそこそこメジャに決まっているんだが。身近に競技者が居れば別だけど,もう根っから運動とは縁がない人間で周りも自然とそういう人間ばかりになるからそっちのラインはないわけで。


多チャンネル時代になって地上派がすべてではなくなってはきたものの,やっぱり最初に目に触れる,とっかかりになるのは,地上派のゴールデンタイムであることには変わりないのかなあ。


そう考えると,限られたパイを分け合うことにも変わりないわけで,いろいろ厳しい部分もあるが。特定の競技の視点に立てば,別競技のメディア露出を望むことは敵に塩を送る格好とも言えるので。


でも,一度戸口に立てば,あとはファンは兼任できる。メディアも増えていることだし,各競技それぞれ見所は違う。ある程度の取り合いは仕方ないとしても,様々な競技に触れる機会があるといいと思うんよね。例えばわたしは野球の国民的スポーツとしての復権を大真面目に望んでいる(時代錯誤)けれど冬場はオフだから冬場のスポーツなら全くかりかりしない。


実際問題,見る人を取り合うのは競技ごとではなくスポーツ以外の娯楽とだと思う。スポーツ観るのが好きな人は機会さえあればわりと兼任に走りやすい気がする(中には肌に合わない競技もあるけど)。


もちろんスポーツ観ることが肌に合わない人はいるだろうから(わたしは自分が好きだからつい振興したがるけれど)強要する気はさらさらない。要は肌に合う人にどれだけ触れる機会を与えるか,引き込むかってことで。


競技者はほんとに内部も取り合いだけどねぇ。運動能力に秀でた人は限られていて,その限られた人間がどの競技を選択するか,という問題は大きい。非常に大きい。
宮崎(崎の字……)のあのジャンプの高さと滞空時間……。むぅ。


彼の身長はふつうに考えると例えばバレーボールやバスケットボールにはかなり厳しいけど,ハンド選手の中でも極端に低い方みたいなので(ざっと大崎の選手名鑑見ただけだが),バレーボールでも相当すごい人になっている可能性はある。たらればですが。日頃190cmを超えるプロ野球選手を見るたびに片っ端から「バレー選手にスカウトしたい」と思うくらい,それほどバレーボールは身長がものをいう競技ではあるが,しかしあのジャンプと腕っ節があれば……むにゃむにゃ(たらればというより妄想)。


とは言いつつも,単純に素人考えで超えるべき高さ(ゴールなりネットなり)を比べると,やはりバスケやバレーよりハンドの方が低いんだからして,それ以外のハンドボールの競技特性は全く分からないなりに,彼は少なくともその3つの中ではハンドボールで正解じゃないかと見もしないで素人考え(しかも選択肢が少なすぎるのはこの際無視)。あの異常なジャンプ力が天賦の才なのか訓練で身につけたものかは知らないが,彼は子供の頃からハンドボール好き好きだそうだから(大分ってハンドボール盛んなんですか?),能力と競技特性と好みが合致したことはものすごく幸せなことだろう。たとえ日本国内で激しくマイナーなスポーツであっても(わたしが体育でやったことがあるくらいだからそんなにマイナーではない。少なくともセパタクローよりは)。


対外的な争い(つまり運動自体しない)もないわけじゃないし,ごく一部の何やらせても一流になれそうな人はともかくとして,自分の能力と合致した競技に出会えてそこで才能を活かせることは,あまり合っていない競技しか選択できずに埋もれてしまうよりもずっと良いことだと思うので,やはり全体の底上げと選択肢の広がりは望ましいかな。いや〜,やはり複雑な心境だが。


身体能力が高くて頭も良さそうでモチベーションも高い選手を見ると,ついつい自分の好きな競技をやっていればいいのに,と思ってしまう。それは失礼なことと分かっているが,ある程度はどうしようもない。まあ宮崎はあれでいい。わからんけど。とにかく明日拝んでくる。


いずれにしても,ハンドボール協会(もしくは関係者)の方々は,是非,この機に乗じてハンドボールプロモーションしていただきたい。会社のトップページからオフィシャルのウェブページにリンクはられていない豊田合成かわいそうすぎる(バレー部はトップページにアイコンついてる)。