記憶が薄れてしまったが一応試合の感想(スコアは忘れた)
翌日のラグビーテレビ視聴に相当影響されています。あと室内競技比較でバレー。
前述のように,もやもやっと試合始まっていました。トラックバックくださった「振り逃げプロ野球」さんの「ハンドボール観戦、初心者の方へ 役に立たない観戦ガイド」,時間の関係で事後に拝見しましたが,スリッパの件含めありがとうございました。ちょっと私信めいてしまいますが,スリッパありました。下駄箱もありました。チアホーンには試合中は気づいていませんでしたが言われてみれば確かにあれはチアホーンだったのですね(馬鹿)。ただ,うるさいうるさくないで言えば,バレーボールのVリーグの試合会場の方が鳴り物(シンセ?)の音量がたいがいでかいからよっぽどうるさい。あとはJT(男子)のしゃもじ(好きだけど)。
紹介されていたルール解説サイトは試合の流れが書いてあって大変わかりやすかった。これを見ていればもやもやっと始まったりはしなかっただろうに(わたしが笛を聞いていなかったんでしょうけれども)。→ハンドボールって知ってる?
正直な話,攻守が1つのコートに入り乱れて制限時間内に相手側コートの端までボールを運ぶ競技ってあまり得意ではない(慣れていない)ので,多少不安はありました。そして,実際にもにょもにょ思うところもあったのですが,どうやらそこは問題ではないらしく,ゴール前の攻防(シュートシーンとかシュートに持って行くまでとか)は見所満載でちゃんと楽しめたので良かった。あと速攻。どうやら,コートが狭いこともあって基本的にはゴール前から始まるセットプレーっぽい状態が多いみたいで,その分速攻が際だつ。今回も試合序盤はまったりしていましたが,途中からお互いに速攻が見られるようになって面白くなりました。#2豊田のターンオーバー(って言うの?)からのゴールで連続3点(?)とか,すげえ。
ほかは,シュートの際の個人技というか空中技はやはり見物でした(大崎の#19猪妻の跳んでから何でもできるのはすごかった。あと大崎#8岩本の身長と左利きは反則だろうかっこよすぎる)。ゴールライン上でのディフェンスとポストの選手のすったもんだとか,ボディコンタクトがきついのも意外だったので面白かった。時にはボール持ってディフェンスの壁の中につっこんでいくわけですが当然もみくちゃにされるし,もみくちゃにされても3秒以内になり3歩以内なりにボール放さなきゃいけないわけで,どうにかパスなりシュートなりしようという様が,しかも,ゴールラインの内側に入らないようにわたわたしている様子が大変おもしろかったです。わたわたは失礼か。
もにょもにょしたのは,単にほにゃほにゃパス回しているように見える時間帯。時計止まらずにセットプレーの準備しているみたいなね。もっとも,ゴールラインにディフェンス側が6人ぎっちり並んだ状態からじゃ攻めあぐねもするだろうし,きっとわたしのわからない何かがいろいろあるんだろうから,慣れると気にならないと思う。しかし,あれ,一旦後ろに下がってドリブルして思い切りジャンプしてミドルシュートなり,ロングパスして他の人はそれに合わせて助走してジャンプして空中でボールキャッチしてそのままミドルシュートってのはなしなんでしょうか(バレーだよそれじゃ。バレーだとキャッチした瞬間ホールディング取られるけど)。
とかなんとか,書くだけ書いておいてあれだけど,バスケットボールに比べてむちゃ小さいから(中学高校の体育の「スポーツテスト」のハンドボール投げで片手でボールを持てないためにいつも規定の最低mに届かず記録なしになっていたわたしが言うことではないが)バスケのような勢いのドリブルはできないだろうし(それでも結構ドリブルしてたのがすげぇ),バレーボールみたいに空中で合わせるのもちょっと難しいだろうな。それに,ボールの小ささもあるけど,一人が悠長にドリブルなり助走なりジャンプなりしようとするとすぐにディフェンスに体当たり(体当たり禁止?)されるだろうから無理があるか。ゴールも狭い。キーパーもいる。きっと長年の積み重ねの上に,いくつかのスタンダードな攻撃の仕方ができあがっているんだよね。そもそも,あの小さなボールを高速で片手でパスやりとりできる時点で人間業じゃないよなー(そういうレベルじゃないだろう)。
ともあれ,1試合みただけじゃ全く見極めはつかないし判断するのは早計だろうから,機会があればまた見てみたい。で,もっかい見てみたいと思うからには魅力を感じているんだろう。単なる好奇心かもしれんがね。
話は逸れるが,スポーツ競技というのは,なんだってああもいろいろと無駄に制約をつけるのだろうね。特に「攻守入り乱れてボールを以下略」系のスポーツは,言ってみればそれだけのことなのに,手を使っちゃ駄目とか足を使っちゃ駄目とかボール持って歩いちゃ駄目とか。ボールを楕円にしてみたり相手にぶつかっていいの悪いの。その違いだけで競技が別れていると言っても過言ではない。それごとにおもしろさはあるんだろうけど,制約=ルールがわからないと見ている方は反則に対して「何で?」と思うし(反則以外でも,上に書いたように「○○な攻め方すればいいのに」といった疑問もわく),そのルールが複雑になればなるほど見ていて分かりづらくなる(全くの余談だが今までちゃらっと目にしてきた競技の中で最も見ていて分からないのは柔道だ)。
もっともそれを言い出すとスポーツ競技の全否定になってしまうんだが。ルールのある中で勝ち負けを競って楽しむのがゲームだからな。ルールがないとゲームにならん。しかし制約を全部取っ払ったらどんな異種格闘技になるんだろうか。「ボール持って走ってよし,投げても蹴ってもよし,体当たりもOK」とすると,アメフトとラグビー足したような感じか。それはそれで試合にならずに結果的には事細かなルールが生まれるんかな。どのみちボールの大きさ・形・重さは決めなくてはいけないし。想像つかん。
ところで,くだんの宮崎は2得点で(チームが30点ぐらい取っている中で),本人のブログによればどうも空回りしていたようで(笑)。えぇまあ「活躍してないじゃん」とは感じましたが,失敗してたけど打点の高いシュートも打っていたし,失敗してたけどスカイプレイこころみてたみたい(後ろにいた人が言ってたのを盗みきいたのでよく分かっていません)で,ぽてんしゃるとやらの片鱗ぐらいは拝めたのかもしれません。あんなもんじゃないだろうとは思ったので,彼のプレーもまた観る機会があれば観たいです。しかしいつになるやら。できれば生がいいよなー(とは,特等席で見たから言えることかもね)。
予想通りほかの選手より頭一つ小さかった。小兵が活躍するのが痛快なのはどのスポーツにも共通するのかな。
時に,ある筋の情報によると,明野中って全国レベルなんだそうですね。子供の時から強いチームにいなきゃいい選手にはなれないってこともないだろうけど,勝ちの経験がやる気につながると思うので,あと,強いチームは当然指導環境も優れているだろうから,そういう意味で周りにも恵まれていた,と。某知人(と言っていいのか?)が誕生日3ヶ月違いで1学年違いなんだよなぁ。仮に同学年だったとしても何もないけど,なんとなく惜しい気が。