日曜日の野球:夜


というわけで,取られて取り返しての繰り返しで4時間弱。結果も結果だったので,やれやれ面白いゲームだったと満足して家に帰り,何の気なしにテレビをつけたら巨人−西武戦。ちょうど西武が1−1の同点に追いついた直後だったようで,マウンド上には上原。夜7時半を回ったばかりなのに,もう7回表。展開の早いこと。


故障明け1か月ぶり登板の巨人上原と東京ドームで10年間勝っていない西武西口の両先発。巨人清水の先頭打者ホームラン,7回表西武カブレラのソロホームランで1−1。


二人とも目つきがやばい。レベル違うわ。参った。


昼間の試合が一気に色あせるくらい,意地の張り合いにくらくら。


結果が,清水のサヨナラ犠牲フライってのが,なんともまた……1死3塁から小坂・仁志連続敬遠で満塁策をとって清水勝負。満塁策も定石なのはわかるんだが,でもよりによって清水で勝負とは……。それこそ「あちゃぁ」と思ったらほんまにその通りになる。ヒットでもホームランでもなく犠牲フライ,それもわりと浅めのフライでダイレクトでバックホームしたのにボールが逸れる。


東京ドームには魔物が住んでいると西口投手


さっそく某巨大掲示板に「清水は西口に何か怨みでもあるのか?」っつースレが立ってますが。


完投・完封が褒めそやされる時代では今はないと考えている。沢村賞がいちばん偉いとは思えないし先発投手に比べてセットアッパーの評価が低くなりがちなのは気に入らない。先発の方が良い投手とは思わない。でも先発完投型の投手が好きだし,完封やましてノーノーを見るとすげぇと思う。連続○試合無失点セーブだとか年○試合登板だとかよりもわかりやすく凄いと思う。DHは邪道だ投手も打席に立て野球は9人でしろ,投手がヒットやホームランを打つのが楽しいんじゃないか打順気にしつつの投手交代が監督の腕の見せ所だろう,等々思う反面,9番で打線が切れるのが分かり切っているのはつまらないし無駄だし偶々の意外性を期待するのはプロに求めるものじゃないとも思う。理屈・屁理屈・感情,それらが矛盾し交錯する。