交流戦(日本生命プロ野球セ・パ交流戦)
優勝賞金は5千万円ですが2位は一銭も(一文も)もらえません。というわけで,ロッテが阪神に負けてヤクルトが日ハムにに勝てば同率優勝(2500万円ずつ山分け)という可能性を残していた今日の最終戦。阪神−ロッテは阪神がリードしていて,ヤクルト−日ハムは8回ぐらいまでヤクルトがリードしていた。手中にしたかと思った2500万円の夢は日ハムセギノールの3ランの前に一瞬にして費えました。なんだかなー。職場でこっそりちらちらやふーの実況を確認していたわたしは,日ハムに逆転された瞬間に思わず声を上げてしまいましたとも。
5千万円でも2500万円でも0円でも,どうせわたしの懐に入るわけではないので一緒なんだが,あの人達は目の前に人参ぶら下げられてもダメなんですかね(それとも,選手の懐にも入らない予定になっていたのだろうか)。日曜から3連敗,それが全部逆転負け(っていうのか?)なのがもにょろもにょろ。被逆転ホームランが多い。
そこが野球のおもしろさであると,言ってしまえばその通りだが。(しかし,大逆転は難しそうに思えるサッカーでもこないだの日−豪戦のようなことが起こるから,わからんものだね)。
土曜日の千葉ロッテ戦だけ観に行ったんだけど,関東チーム同士の首位攻防直接対決となったこの日の神宮球場はたいへんな人出で,例によって試合開始直後に球場に着いたところ外野自由席立ち見の表示。ライト側が立ち見になるなんて! 立ち見表示が出ていても1人ならどうにかなるだろうとは思ったけれど,席探し(席交渉)もめんどうだったので当日券で内野の特別指定席(4500円也)を買ってしまった。いままでここだけは手を出すまいと思っていた禁断の内野席。ふだんのチケット代(ファンクラブ割引の外野自由1000円)の4.5倍。
高いだけあって,すごく近くて見やすかった。癖になりそうで怖い。
Vリーグの試合で,東京体育館の当日券売り場で血迷ってアリーナ指定を買ってしまったようなもの。我ながらいいたとえだ。
そんな状態で覚悟して球場に入ってはみたけれど,阪神戦よりはだいぶん少なかった。阪神戦はシーズンシートまでぎっちり埋まってほんとうに満員になる(あれは何故だろう)。そして,阪神戦のような2:8(1:9?)状態を覚悟していたところ,4:6(贔屓目)程度だったのも助かった。1塁側内野にもロッテファンそれなりにいたけど,肩身の狭いことはなく。
ヤクルトの不人気は不人気として,曲がりなりにも(交流戦とはいえ)週末の首位攻防直接対決なんだから阪神戦並の入場者数にも届くかと思ったんだけど,それだけ阪神ファンの数が多いのか阪神ファンが熱心なのか。去年から今年にかけての諸々でロッテはすっかり人気球団になっていると思っていたんだけど,阪神ファンに比べると少ないんよね,きっとね。
というのはたぶん,去年9月の終わりごろに阪神のセ・リーグ優勝が決まりそうな試合を見に行ったときの印象が強烈なんだろう。あれはほんとうに満員だったし,ヤクルトファンは1割ぐらいしかいなかった。しかしそんな試合と比べるのがそもそも間違っているのだろう。今年の開幕はそこまですごいことにはなってなかったんじゃないだろうか(覚えていない)。
こないだつば九郎がお邪魔したからなのか,マー君が(単品で)来ていた。
二羽ともかわええ。マー君のユニフォームはちゃんとホーム用縦縞ユニ,ホーム用法被ユニ,ビジユニの3種類ある様子。芸の細かいこと。