再開リーグ戦
ATOKの第一変換候補が「最下位」だったのは見なかったことにしておこう。
交流戦前の4月はあまりの貧打に悩まされ,投手陣(主に先発)が失点を最小限に抑えても勝てない試合が続いた。
「そのうち投手陣がキレる」「いつかは打線も上向きになる……かもしれない」「でもそのころには投壊してたりして」などと,冗談で思っていたけれどよもや本当になろうとは。
とはいえ,ガトームソンは安定している。問題はガトームソンしか安定していない先発と,5点差がセーフティリードにならない中継ぎ以降。5点差どころか,7点差もセーフティじゃなかったのが先週土曜のマリーンズ戦。
でも交流戦は楽しかった。今年は日ハム,西武以外の4球団の試合を見たので,去年と合わせると,見たことがないのが日ハムだけになった。最終日のハム戦行きたかったなあ。これからシーズン終了まで長い長い「いつものひとたち」との試合ばかりが続くのかと思うと,不思議な感じさえする。
交流戦といえば,意外にも昨年より観客動員が多かったそうな。新鮮味の薄れた2年目にしては上々,しかし今後の課題はある,と。期間が長すぎという意見が多いそうだ。3試合を1セットとしてホーム&アウェー(つまり6試合×6チームの36試合)にすると,トータルではこれだけかかってしまうのは必定。
わたしは,1か月半続くのを長すぎるとは感じないけどね。楽しいし。ただ,毎週6連戦で予備日の少ない日程はきつい。ふだんのリーグ戦は再試合をシーズン終盤に回せるけど,交流戦は期間中に再試合をしないといけないから悪天候強行が目立った。
まりりんず三連戦の最終日は日程さえ押していなければ中止にしてほしい(なりそうな)天候だった。月曜火曜にヤクルトの再試合入っていた(火曜はロッテも甲子園だった)から無理だったんだろう。その前の木曜も,神宮は中止にしたけどずぶぬれ試合をしていたとこもあった。
2つにわけてもいいと思う。その場合,1巡目を今の時期(G.Wあけ),もう1巡はオールスター前後にするのがバランスは良さそうだが,そうなるとオールスターの物珍しさ感はさらに低下することになる。交流戦が始まった時点でセ・リーグ対パ・リーグの意味は薄れたと思うので,見る側として今更どうでもいい気はするが,どっちも冠スポンサーのあるものなので,その辺が難しいのかも。
あるいは,2回には分けないかわりに,交流戦のみは3試合1節にせずに2試合1節(でホーム&アウェー)にしてもいいかも。と,言ってはみたものの,日程調整が大変そうなのであまり意味がないか。まさか火水,木金,土日と移動日なしでさくさく回していくわけにもいかんし,毎週休みの日が変わる変則日程すぎるのも困るだろう。
てところで,来年も楽しみにしているのでなくすのだけはやめてね。あれだけ勝ってもずーっと4位のままだったのも,交流戦のおもしろさではあるかと。