現実逃避で書き殴る。


寝て起きたら,いつもの生活が始まる。いやだいやだいやだ。しょっぱなから完全復帰は無理だろうが,さて,徐々にリハビリできるスケジュールだったかどうかも全く覚えていない。


三菱東京UFJ銀行に行ってきた。キャッシュカードの申し込み,住所変更手続き。ついでに「オールワン」申し込み。キャッシュカードはICカードにした。せっかくなので(といのは某銀行の生体認証カードとおなじものと誤解してのこと。わはは)。


東京三菱とUFJって実際のサービスレベルではまだまだ統合進んでいないのね,という印象。


平成12年の春(つまり最後にバイト代が入って引越で引き出して使って)以来一度も取引のなされていない普通預金口座。残高ぎりぎりまで自動積み立てされたあとひたすら元利継続され続けていた1年ものの定期。積み立てを始めた頃の定期預金の金利と今のそれ(それでも3年前が底で今はそれよりは上がっていた)の違いに大笑い。昔は「定期預金」の利率って旨味あったものね。今じゃ解約がめんどくさいだけだ。(けど,まだ放置。次の満期が来たら考えよう。)


通帳は三和銀行のまま。だって6年半ぶりに記帳したところで書き込み項目はほとんどない。で,こんど来るキャッシュカードは三菱東京UFJUFJ時代を丸々すっとばしちゃった。すげー。


夜に家に帰ってテレビをつけたら阪神−ヤクルト戦があまりにあまりなことになってしまったので(ちょうど濱中にタイムリー打たれた直後→鳥谷四球→矢野タイムリー)川島降板を潮に民放をだらだら。


川島が投げるところを今年初めて見た。夏の初めごろには彼に関しては絶望しかけていた。今シーズン1軍登板を複数回した事実。投げているだけでいいことにしよう(というには見た場面打たれすぎだ)。


こないだの土曜日は中6日で彼が先発するかもという期待もちょっぴりあったんだけどね(神宮行った)。日曜は中止になったし(新宿で知った)。


ということで日テレで皇室スペシャルをやっていた。親王殿下ご出生記念特別番組かいらと思っていたけれど,それもあるかもしれんがもしかして世の中改編期? さいきん野球中継(とたまにニュース)しか見なくなったのでそのへんの感覚が薄れている。


わりと(かなり)皇室スキーなので(というか,たまったま朝テレビつけたらリアルタイム手術中で各局特別編成だった。それまで妊娠していることも知らなかった)。品川駅構内の本屋でも急ごしらえチックな関連書籍が売られていた。


手術といえば某ウィキニュースで帝王切開の写真を見てちょっとげんなり。わたしなら母子どっちの立場でも,あんなきわめてプライヴェートなセンシティブな写真をディジタルコンテンツでネット配信されたくない。あの人達はたしかに所謂日本国憲法で保障されるところの人権はないのかもしれず(国民じゃないから),プライバシーとか個人情報とかっていうものもまず公的存在としてはかられるのかもしれず,しかし,畏れ多くもかしこくもな存在のそんなあからさまな写真ってどうなのよ,一般の有名人ならともかく(世の中に出ないだろうけど),って気持ち。


今日の特番はそんな話ではなかったのですが。


ところで,すっかり忘れていたのだけれど,皇太子の子(つまり親に○○宮がない)だから個別に○○宮をつけるので,親に○○宮があったら子もおなじ宮なんですね。浦島太郎を経て帰ってきて,○○宮部分の名前はないんか? としばらく不思議に思っていた。ちかごろ皇室の女子(内親王親王妃,皇太子妃,皇后)に対しては「名前+さま」呼びが標準のようなので,よけいに忘れてしまう,と。そして内親王と女王の違いも知らない。


ところでいまだに皇太子の息女を名前+さま呼びしているのが不敬じゃないかと思っているのだけれど(この話は彼女が生まれたときに書いた),今回の件でいやしくも将来天皇になる御方に対してって気持ちは薄れたのでどうでもよくなってきた(根本的にその辺旧民法)。そのかわりに,生まれた日の報道でテレビの中の人たちが「お子さん」って言っていることに対してすごく違和感を覚えた。生まれる前はまだ人じゃないから敬意は払わなくていいだろうが生まれた瞬間からは親王殿下(それも皇位継承順位3位で即位する可能性も高い御方)なのに「お子さん」ってあなた……,とか。


映画「ゆれる」をようやくみてきました。感想略。謎解き面の扱いの薄さがちょい残念だったり(好みの問題),登場人物たちのその時々の心境やその変化がわかりにくかったりしたんだけど,前者はどうでもいいこと(ミステリ映画ではない)だし,後者は,人の気持ちなんてそんなにかんたんで単純でわかりやすいものではないんだよ,ということかなと思って,そのへんは,すっきりしないながらも好印象。もうちょっとほりさげたりわかりやすくみせるときっと野暮(余計)だろう。(そもそもわたしはフィクション映像作品の内容読解能力が著しく低い)。顔や口調やセリフでその人が何を考えてどんな気持ちかがわかるんなら日常生活苦労しないって。


友人の「今年の邦画ベスト3(5でしたっけ?)」の推薦どおり,すごく良かった。オダギリジョーは贔屓目抜きでいい表情だった。そして新井浩文がじつはけっこう好きだ。


映画といえば帰りの飛行機で「リンダリンダリンダ」を見た。自分が映画の中とおなじような学校でおなじような高校時代を送ったわけではないのに,どうしてか懐かしい気持ちになる。自分の高校時代のエピソードを思い出すとか思い出さないとかとは別の次元で郷愁を誘う何かがある。どういう意図をもってしてつくられた映像作品なのかは知らないのだけれど,フィーチャーしている曲が曲だけに,つまりは我々の世代(を含む30代前半)向け作品なんだろうかと思わなくもなく。


ところで「リンダリンダリンダ」は音声日本語で英語の字幕がついていた。これがたいへん興味深くて,つい深夜便なのに見てしまった。日本語でふだん何気なく使っている口語表現を英語にするとどう言うのかって,慣れていないと出てこないものなので,「へぇ,そう訳すのか」と驚きの連続。為になりました。これ,意外と英語の勉強になるかも。でも,飛行機の中で邦画をやって英語の字幕があるケース以外で教材を入手する方法が思い浮かばない。


これは,もとが英語の映画を日本語吹き替え版で聞きつつ字幕で英語(そんなものがあるとすればの話。ややこしいな)とは意味合いが違う。それは(文化を含めた)英語の勉強で,そのほうがより「英語の勉強」らしいし,どっちかいうと大切かもという気はする。ただし,それなら,音声も英語で英語字幕あり(理想を言えば英語字幕と日本語字幕併記)のほうがいい気がするが。せっかっくなのにヒアリングしないと意味なし。


たまたま外国帰りの機内だったので,英語文化とか関係なく,自分が言いたい(とても実用的で基本的で簡単な)ことを英語で言うことに対する需要が高まっていたんだと思う。