らるくが15周年らしい(本文とは関係ありません)
前に書いたかも。ラーメン屋でラーメンをすすっていたら,ユニコーンの曲をやたらポップなアレンジで女の子が歌っていて,この曲でこの歌詞ならオリジナルの方が好きかもーっていうかタイトル思い出せないなんだっけーけっこう後期の曲だと思うんだけどーと悶々としたという話。家に帰って調べてもすぐには分からず(曲名の一覧を見てもどれかわからなかった),しかしさすが今時は情報の流通が早く,要はPUFFYがカバーで「働く男」を出していてラーメン屋で聞いた日はちょうど発売日だったらしい。成る程ぱふぃーか(聞いただけでは分かっていなかったけれど納得)。
奥田民生のテヌートのききまくった歌い方も今では懐かしい。ユニコーンは中学時代に同じ部活の友人がある時突然はまった。彼女は中学生にもかかわらず,はまった翌日CD屋でその時点で出ていたアルバムを全部買ったという武勇伝の持ち主。その勢いだから雑誌(当然バックナンバーも取り寄せ)の切り抜きからCDから何からかにからわたしもたんまりと恩恵を受けた。あまりの連続射撃かつ絨毯爆撃状態だったため,わたしにとっては「働く男」も「MAY BE BLUE」も同じ座標軸のほぼ同じあたりに座標がある。ってそれは言い過ぎ。「服部」と「ケダモノの嵐」の両アルバムの区別がつかない,程度にしておこう。ユニコーンもカラオケでよく歌った。「おかしな二人」とか「大迷惑」とか。全体的にサラリーマンソングが多かったが,サラリーマンの今聞き直すと心にしみいるものがあるかもしれない(ないかもしれない)。
音楽懐古が流行っているもののとりあえずひところの熱は治まったので仙台までは大人しくしています。しかしこのところやれ武道館だの何だのとぎゃーぎゃー騒ぎ散らしていたので,有り難いことに友人から近い日程で武道館行く旨のハゲマシノオコトバ(?)をいただいた。折しもBUCK-TICK→L⇔Rの流れに乗って実の兄弟がいるバンドがどうたらとかいう限りなくしょうもないネタを温めていた(あまりに意味がないのでどんなもんかと思っていた)ところへ持ってきて吉井さん話だったので,あまりの奇遇ぶりにびっくりした。
ネタもなにも,同じバンド内で実の兄弟つったらB-TかL⇔Rかイエモンだろう他に有名どころってあるかしらん,っていう,ただそれだけなんだが(友人が行くのは吉井氏のソロコンサートなので兄弟ネタとは直接は関係ない)。今はもちろん昔から音楽業界には詳しくないので,ほかにもあってただ自分が知らないだけだろうけど,その3つの印象が強いこともあって,なかなか思い浮かばない。
今日の帰りにそんなことをぼんやり考えていたらふとフィンガーファイブの名前(と「学園天国」)が頭よぎったけど,あれは最強だがしかしちょっと違う気がする(フィンガーファイブを持ち出して「ほら,兄弟じゃん有名じゃん」というのは反則っぽい)。
なんにしても,自分に兄弟がいないので兄弟というものに対して過剰な思いこみがあるような気がする。しかし芸能界やスポーツ界では兄弟やら二世三世やらを頻繁に聞くけど,音楽業界(非クラシック業界)ではそれほど頻繁には聞かない気がする。そういうもんなのだろうか。